tag:blogger.com,1999:blog-26444451024483781132024-03-14T02:05:45.663+09:00くららがたったハナシkurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.comBlogger383125tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-64754727793449755922016-12-31T17:27:00.003+09:002016-12-31T17:27:50.109+09:00くららがたったシネマランキング(2016年)おひさしぶりです。2016年5月14日に「ちはやふる 下の句」の感想を最後にブログにあげてから半年以上たってしまいました。すっかり休止ブログですが、年の瀬になので2016年のランキングだけこそっとあげておきます。<br /><br />ムービーウォッチメンに投稿していた2015年には66本新作映画を見ていた私ですが、今年2016年その約6割の39本しか見ませんでした。2016年を振り返るとスマホをボーっとみている時間がすごい長かったような気がします。無目的にスマホを見てるのって、すげーリラックスできますよねぇ、そして時間があっという間になくなる。あ、でも今年は例年よりたくさん演劇とか舞踊とか見に行きました。20公演はいったかなぁ。趣味事以外のプライぺートでも慣れない努力をしたりして、けっこう忙しくしていました。<br />まぁそんな感じで、たいした本数映画を見てないのに恐縮なんですが、今年見た39本をランキングに並べました。ベスト3とワースト1と最も印象に残ったシーンについて、下記にちょっと感想を書いておきます。<br /><br />まず、3位<span style="color: blue;"><b>「ヒメアノ~ル」</b></span>。劇場公開時では見れず12月になってからDVDで見たんですが、タイトルが出てくるところが超かっこよくて痺れました。森田が電話してる女性宅に着いて行って強姦し殺すシーンとか本当恐怖で、強姦する手前で女性がつけてるナプキンをめんどくさそうにポイするおそろしいシーンとか絶対嫌だけど好きです。公開当時、人の評判を聞いて「この映画好きそう!」とは思ってたんですが、案の定好きな映画だったのでやっぱり好きそうって思ったらなるべく映画館に行こうって反省しました。<br /><br />2位は<b><span style="color: blue;">「イット・フォローズ」</span></b>。私は”人間”が怖い映画が好きと自負してるんですが、心霊物はあんまり好きじゃないんです。でも、これは童貞の成長物語として美しかったし、そして怖かった。<div>
手前で他のやりとりが進行しているシーンの背景でイット・フォローズがどんどん近づいてきていることが観客だけに見える絵の「あ!あれ!ちかづいてきてるるぅぅぅ」てなる感じとか今思い出してもゾワゾワして好き。この映画を見た後日、DJ掟ポルシェのしつように女性を追いまわすプレイスタイルを見て「あ、イット・フォローズみたい」と思って映画がよけいに好きになりました。(掟さん好きなので)<br /><br />1位は<b><span style="color: blue;">「ノック・ノック」</span></b>。イーライロス監督が好きっていうのもあるんですが、キアヌ・リーブスのイケメンなのに情けない哀愁がつねにただようルックスを使い”情けない”をめっちゃ濃縮して演出してくるイジワルな感じが大好きです。ハニートラップをかけにわざわざ家まで来る謎のジャスティスウーマンたちも怖いし面白い。終盤ハニートラップにあらがえるはずがないと「ぼくがどうできたっていうんだ!」とキアヌが哀しく叫ぶシーンに、「据え膳食わぬは男の恥」っていうのも結構つらいんだなと感じました。ハニートラップをかける美女役を自分の嫁に演じさせる悪趣味なとこも含めて好き。<br /><br />今年最も印象に残ったシーンは<b><span style="color: blue;">「ゴーストバスターズ」</span></b>のエンドロール。おバカイケメン ケヴィン(クリス・ヘムワーズ)のダンスとブロマイドの数々。見ていて、ものすごい幸せな気分になりました。女性アイドル好きの私ですが、普段生写真とか買わないんですが、「あのケヴィンのブロマイドが物販で売ってたら全部買うわ!」って思いました。何かを警戒してか「イケメンとか興味ないし!」ってマインドの自分の男性観がかわるエンドロールでした。女をだまそうとするイケメンは怖いけど、バカなイケメンなら構えず愛せる。男も顔がよくてスタイルがいいのってすげーいいなって、当たり前のことに気が付けました。<br /><br />ワースト1は<b><span style="color: blue;">「リリカルスクールの未知との遭遇」</span></b>。たぶんもっと本数見ていたらこれ以上に嫌いな映画もあったと思うんですが、今年見た中では単純に他の映画よりもつまらなかったからワーストにしました。劇中のラップシーン、ミュージカル調のもライブシーンのも好きじゃなかったんですよね。。。そのせいか、映画を見て以降なんだかリリカルスクールへの興味も減退してしまいました。<br /><br /><b style="background-color: white; color: magenta; font-family: Arial, Tahoma, Helvetica, FreeSans, sans-serif; font-size: large; line-height: 25.2px; text-align: center;">くららがたったのシネマランキング(2016年)</b><br /><br />1 ノック・ノック <br />2 イット・フォローズ<br />3 ヒメアノ~ル<br />4 FAKE<br />5 クリーピー 偽りの隣人<br />6 マジカル・ガール<br />7 ちはやふる -上の句-<br />8 アイアムアヒーロー <br />9 シンゴジラ<br />10 ドント・ブリーズ<br />11 オデッセイ<br />12 キャロル<br />13 この世界の片隅に<br />14 ストレイト・アウタ・コンプトン<br />15 ハッピーアワー<br />16 牡蠣工場<br />17 後妻業の女 <br />18 ヤクザと憲法<br />19 ロブスター<br />20 ヘイトフル・エイト<br />21 シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ<br />23 ゴーストバスターズ <br />23 HiGH&LOW THE MOVIE<br />24 クリード チャンプを継ぐ男<br />25 ちはやふる -下の句-<br />26 君の名は。 <br />27 ズートピア<br />28 サウスポー<br />29 デッドプール<br />30 HiGH&LOW THE RED RAIN<br />31 劇場版 501<br />32 ワタシが私を見つけるまで(未公開 原題:How To Be Single)<br />33 はじまりはヒップホップ <br />34 闇金ウシジマくん ザ・ファイナル<br />35 31<br />36 マイケル・ムーアの世界侵略のススメ <br />37 青春100キロ<br />38 KING OF PRISM by PrettyRhythm<br />39 リリカルスクールの未知との遭遇<br /><table border="0" cellspacing="0" cols="2" frame="VOID" rules="NONE"></table>
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kurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-43895829447163424962016-05-14T09:03:00.004+09:002016-05-14T09:05:03.454+09:00ちはやふる 下の句<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://3.bp.blogspot.com/-JSLST2Zz_PM/VzZpxU5zaNI/AAAAAAAAJQM/LPrc1iarq6QsCW1cgA5l6B7f1K7uD5nxACLcB/s1600/56220318.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="400" src="https://3.bp.blogspot.com/-JSLST2Zz_PM/VzZpxU5zaNI/AAAAAAAAJQM/LPrc1iarq6QsCW1cgA5l6B7f1K7uD5nxACLcB/s400/56220318.jpg" width="305" /></a></div>
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<b><span style="color: red; font-size: large;"><br /></span></b>
<b><span style="color: red; font-size: large;">戦闘モードはキメ服で</span></b><br />
監督:小泉徳宏 <br />
上映時間:103分<br />
パンフレット:620円(★★★☆☆:漫画と並べやすいようにかコミックサイズ。各キャスト競技かるたの特訓をしたのが伝わってきます)<br />
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先に「上の句」をすでに見た映画友達複数が「これは面白い!」「侮っててすまん!」とすごい誉めていたので、「下の句」が公開してすぐの昭和の日(4月29日)に「上の句」「下の句」をインターバル10分で連続で鑑賞しました<b><span style="color: blue;">。「上の句」も「下の句」も出演者のきらめきと部活を打ち込む青春のきらめきがオーバーラップしてまぶしくかった!</span></b>特に、陽的に周りを照らす広瀬すずと静的に燃える松岡茉優が対峙した時の画面はずっと見ていられるドキドキ感ありました。そしてなぜか、競技かるた戦じゃなくて、普通に会話しているシーンのほうがドキドキしました。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://4.bp.blogspot.com/-gXdnnRV0ABs/VzZp7Agi4mI/AAAAAAAAJQQ/vu2X2i_HmLYGCmncnZqvQTaEZlQOAACNwCLcB/s1600/641.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="213" src="https://4.bp.blogspot.com/-gXdnnRV0ABs/VzZp7Agi4mI/AAAAAAAAJQQ/vu2X2i_HmLYGCmncnZqvQTaEZlQOAACNwCLcB/s320/641.jpg" width="320" /></a></div>
<b><span style="color: blue;">ちょっと残念だったのは、「上の句」「下の句」と連続で見たせいで、「上の句」余韻にあまり浸れなかったこと。</span></b>「上の句」は”仲間がいる楽しさと出来ない自分”を知った机くんの葛藤が、学生時代にどの部活でも「あまり出来ない部員」だった私には個人的に刺さりまくって号泣メーンでしたし、「いまは”ちは”しか見えない」という太一の台詞には学園恋愛物として超胸キュンで、反芻したい余韻がいっぱいでした。「下の句」は、「上の句」でチームが出来たからこそ出来るチームの内部分裂物。それはそれで全うな作りなんですけど、「シビルウォー」みたいに派手にバトルして分裂するわけじゃなくて、地味な心のすれ違いでモヤっとする感じなのであとで反芻したい感じではなかったです。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<img border="0" height="213" src="https://1.bp.blogspot.com/--hOhFTaBKwY/VzZquLgLsgI/AAAAAAAAJQg/LLUyNATzqlkMzcvi7EXN80ttfXI4_oSwACLcB/s320/640.jpg" width="320" /></div>
「上の句」には出てこない、かるたクィーン若宮詩暢演じる松岡茉優が「下の句」で登場し、部活物として天才の孤独というのも見れ作品として質の違う楽しさが生まれててよかったです。あと、新の家に干してある「原宿限定おめかしダディベアタオル」に詩暢ちゃんが「きゃ~!」ってなるシーンは、<span style="color: blue;"><b>普通にヲタクモードで興奮する松岡茉優さん(ハロヲタ)の顔になってて「え、もしかして、元モーニング娘。の鞘師里保が庭にいるのか!」ってわりと本気で思いました。</b></span><span style="color: black;">かるた戦という戦いの場に超ダサい格好で行く姿も、本気のアイドルヲタっぽくて個人的に萌えました。</span>いや~、こんな魅力的な女優さんが我が軍にいると思うとうれしいし、かるたクィーンが同志だと思うとめっちゃ心強くなりました!<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://3.bp.blogspot.com/-z1tAxsR78pQ/VzZp7D0LsNI/AAAAAAAAJQU/mjAMvI5sHqoVPHeuD4cVoKfzWjN5xkEuQCKgB/s1600/640.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="213" src="https://3.bp.blogspot.com/-z1tAxsR78pQ/VzZp7D0LsNI/AAAAAAAAJQU/mjAMvI5sHqoVPHeuD4cVoKfzWjN5xkEuQCKgB/s320/640.jpg" width="320" /></a></div>
kurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-90981417913958025862016-05-03T21:25:00.003+09:002016-05-03T21:26:14.292+09:00マジカル・ガール<img border="0" height="400" src="https://3.bp.blogspot.com/-JTusznojpBU/VyiYiF255dI/AAAAAAAAJPU/b53FIWeMhAAzgaRKrmorIp1YHXKn9YM5ACLcB/s400/poster2%2B%252821%2529.jpg" width="282" /><br />
<b><span style="color: red; font-size: large;">魔女をカモにするもんじゃない</span></b><br />
監督:カルロス・ベルムト<br />
原題:Magical Girl上映時間:127分<br />
パンフレット:700円(★★★★☆:カルロス・ベルムト監督と園子温監督の対談が和やかな雰囲気で愉快)<br />
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「マドまぎ」っぽい?現実版魔法少女?みたいな噂を聞いて気になっていたので見に行きました。<br />
<b><span style="color: blue;">「日本ヲタク外国人の新たな才能あらわる!」っていう感じで、異国から憧れられる日本が見られて日本人としてはありがたい作品でした。</span></b>パンフレットを読むとカルロス・ベルムト監督は、日本大好きで年に4ヶ月は東京に住んでいるとのこと。とはいえ、日本が扱われてるから面白いのではなく、直接描写は避けているのに残虐さや暴力性が溢れているところも好きでした。車椅子の超Sセレブがどんなことをバルバラにしたかまったく見せないのに、その傷の加減でこっちに想像させる手法とか。2回目の傷の具合とかイグアナみたいになってたもんな~。<br />
<img border="0" height="167" src="https://3.bp.blogspot.com/-yrve7vt8i-U/VyiYiOsGYBI/AAAAAAAAJPY/iXpNe2MA-GMRXMiFov7pSndJjSTzQ_J-wCKgB/s400/sub6_large.jpg" width="400" />個人的には、一昨年見たリドリー・スコット監督の「悪の法則」とすごい似た印象を受けました。<b><span style="color: blue;">「悪の法則」のカウンセラーと同じくこの「マジカル・ガール」の父親も、うまく儲け話を回せているつもりがいつのまにか止めようにも止まらない運命の轍にはまってしまっている、その運命に逆らえない感</span></b>とかスペイン語とか「マジカルガール」の娼婦斡旋(?)しているっぽい女性の邸宅が「悪の法則」のハビエルバルデムの邸宅とか、私的には似てるところがたくさんに感じました。と、「悪の法則」のこと書いていたら、ずっと見たいと思って見れてない「悪の法則」ディレクターズカット版がまた見たくなってきました。<br />
<img border="0" src="https://4.bp.blogspot.com/-598Jn0dz2h8/VyiYhrpmPPI/AAAAAAAAJPI/POVJAEoTJBgnpNpF37Gsy1wII6u2gONyQCKgB/s320/16031002_01.jpg" />「マジカルガール」のラスト近く、バルバラ関連のアレコレで長い懲役食らっていたおじいちゃん・ダミアンが、魔法少女に憧れる娘の父親ルイスから「ルイスはバルバラを襲ったんではなく、ルイスとの浮気をネタに強請っていただけ」という真相を知らされて、<b><span style="color: blue;">当初はルイスを殺す気がなかったのに、突然気がかわって殺してしまったのがちょっと謎でした。</span></b>ルイスを殺したのは、バルバラを守るためだったというよりは、「バルバラに嘘をつかれた」怒りと「こんなおっさんがバルバラを抱いた」という嫉妬だったように感じました。こうやって、色々解釈の余地があるのもこの映画の面白いところ。しかし、ダミアンもルイスも2人とも街歩きに半ズボン履いたな~。スペイン人のおじさんの半ズボン姿はなんかかわいくて似合うな~って思いました。<br />
<img border="0" src="https://4.bp.blogspot.com/-Be1x9VAfiWs/VyiYhtSiLRI/AAAAAAAAJPQ/ndMwELeo_h45r4SsZMyp8A8gaOEsbNKjACKgB/s320/magical_girl2.jpg" />kurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-62772244442577335332016-04-30T13:18:00.000+09:002016-04-30T13:19:01.330+09:00ヤクザと憲法<img border="0" src="https://1.bp.blogspot.com/-G9P1WaD3GEM/VyQx4-AJ4xI/AAAAAAAAJO4/3kSaUE7jvoQcPStFWDZwF1IMnStvBqYdACLcB/s320/poster2%2B%252820%2529.jpg" /><br />
<div style="text-align: left;">
<b><span style="color: red; font-size: large;">安全圏で扉を開ける贅沢</span></b></div>
<div style="text-align: left;">
監督:ひじ方宏史</div>
<div style="text-align: left;">
上映時間:96分</div>
<div style="text-align: left;">
パンフレット:600円★★☆☆☆(監督が語るドキュメンタリーの神様の話がおもしろい)</div>
<br />
もう1ヶ月以上前に見たんですが、感想を書かずじまいだったので少しだけ書いておきます。モーニング娘。鈴木香音さんのラジオの公開収録に当選し、その参加のために半休を取った日にちょっと時間にゆとりがあったので時間的にちょうどよかったこの映画をみました。<span style="color: blue;"><b>アイドルを見る前にヤクザを見るっていうのが、シチュエーション的にワクワク感ありました。</b></span><br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://1.bp.blogspot.com/-bLAqjck3AjA/VyQx4-_SzpI/AAAAAAAAJO0/zv3XQAPTKkMewZVrgE-4BqEnEUX03LeawCKgB/s1600/893_sub1_large.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="180" src="https://1.bp.blogspot.com/-bLAqjck3AjA/VyQx4-_SzpI/AAAAAAAAJO0/zv3XQAPTKkMewZVrgE-4BqEnEUX03LeawCKgB/s320/893_sub1_large.jpg" width="320" /></a></div>
<div>
絶対に自分では足を踏み入れないだろう世界を画面越しではあるものの間際で見せてくれるのがドキュメンタリー映画のすごいところだな~とあらためて感じさせてくれました。<span style="color: blue; font-family: inherit;"><b>この映画とか近年見た中だと「アクト・オブ・キリング」とか「アルマジロ」とか、自分では絶対直接触れ合わない世界を安全圏で見れることにすごい贅沢を感じます。</b></span>私はテレビではドキュメンタリーものをあんまり見ないのですが、テレビでも真剣にみればこれくらいのジリジリを感じることが出来るのかな。この作品は東海テレビ制作ですが東海テレビのドキュメンタリーは評判がいいので、テレビでも見てみたいな~って思いました。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://3.bp.blogspot.com/-fh204LCA4To/VyQx47m4QoI/AAAAAAAAJOw/XQpTYx-RPJYqhamJ5vAd8lPYkDIIDNhVACKgB/s1600/893_sub6_large.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="180" src="https://3.bp.blogspot.com/-fh204LCA4To/VyQx47m4QoI/AAAAAAAAJOw/XQpTYx-RPJYqhamJ5vAd8lPYkDIIDNhVACKgB/s320/893_sub6_large.jpg" width="320" /></a></div>
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映画の中で特に印象に残っているのは、山口組の顧問弁護士の山之内さんが自身が起訴され判決を聞きに行く際に<b><span style="color: blue;">事務員のおばちゃんがネット上で先生の「今日の運勢」を見て「占いはいいみたいだから!」と先生に明るく発破をかけていたところ。</span></b>法と占いっていう組み合わせがなんか新鮮で面白かったし、おばちゃんの明るさに先生救われてるんだろうなって感じました。</div>
kurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-63834991762549481722016-04-09T01:12:00.001+09:002016-04-09T01:13:28.131+09:00ヘイトフル・エイト<img border="0" height="400" src="https://3.bp.blogspot.com/-dJD_ITQcCZY/VwfX4Not2eI/AAAAAAAAJMs/pQAM7veTRfcgYWzKPhsIf1-ecU6SPbuGg/s400/poster2%2B%252819%2529.jpg" width="282" /><br />
<b><span style="color: red; font-size: large;">ほとんど乙武くんの謎</span></b><br />
監督:クエンティン・タランティーノ<br />
上映時間:168分<br />
原題:The Hateful Eight<br />
パンフレット:880円(★★★★★タランティーノのえりぬき西部劇ランキングや過去作の説明などなど超充実してる!劇中では鮮明にはうつされないリンカーンの手紙がのってて読むと感動する)<br />
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最近、前ほど映画見ていないとはいえ「前作「ジャンゴ」が超面白かったし、タランティーノの映画は映画館で見たいよな~」と思い見に行きました。終盤に分かりやすいカタルシスがある前作「ジャンゴ」のほうが好みでしたが、「ヘイトフル・エイト」も「贅沢な映画を見たな~」という満足感でいっぱいになる映画でした。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://3.bp.blogspot.com/-shC5i_0obmE/VwfX4MV8GVI/AAAAAAAAJMo/kPey7UT-ZbEyUdwkJKb4qOEjhZAFUvEhQ/s1600/maxresdefault%2B%25282%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="215" src="https://3.bp.blogspot.com/-shC5i_0obmE/VwfX4MV8GVI/AAAAAAAAJMo/kPey7UT-ZbEyUdwkJKb4qOEjhZAFUvEhQ/s320/maxresdefault%2B%25282%2529.jpg" width="320" /></a></div>
すべての人が何かしらの偏見の気持ちを持ち、偏見を受ける側の人は自分を守るために相手を攻撃をしたり技術を使ったりするというのがよく見てとれる映画でした。<b><span style="color: blue;">一番動きがあって好きなシーンは、マーキス・ウォーレン少佐(サミュエルLジャクソン)が、老将軍に「お前の息子はオレのナニをしゃぶって死んだんだ」と侮辱し相手の怒りに火をつけて、銃を握った相手に一発ぶっこむシーン。</span></b>相手を殺すことを正当防衛とするために、相手の自分に対する偏見の気持ちを逆手に取って怒らせわざと攻撃させるところが鮮やかでした。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://4.bp.blogspot.com/-roUoXI_p25s/VwfX3zax6II/AAAAAAAAJMw/yX5t4rG9gPwklPV2aJxFw8bw3CazB8nGA/s1600/hateful-eight-samuel-l-jackson-xlarge.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="180" src="https://4.bp.blogspot.com/-roUoXI_p25s/VwfX3zax6II/AAAAAAAAJMw/yX5t4rG9gPwklPV2aJxFw8bw3CazB8nGA/s320/hateful-eight-samuel-l-jackson-xlarge.jpg" width="320" /></a></div>
ちなみに、この映画を鑑賞済みの友人たちと飲んだ時、<b><span style="color: blue;">友人の一人が「「ヘイトフル・エイト」は、ほとんど乙武くんだから!」と言っていて、「意味がわからないけど、すげ~ひっかかる」とその日からその解釈をずっと考えていました。</span></b>私的には「隠しもっていた偏見の気持ちがある出来事を機に表出する」ことを言っているのかなぁ(最近の乙武くん不倫騒動において、それを機にネット上で一時乙武くん大喜利が起きていた)と思って、後日その友達にあった時に伝えたんですが・・・友人に「え、そんなこと言ったの!?おぼえてない!」って返された。「ずっとその意味を考えていた、私なんだったんだ!」と思うとともに、酔っぱらって記憶のないうちに意味ありげな面白いことを言える友人が羨ましくなりました。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://1.bp.blogspot.com/-r2is9Cvjhns/VwfYKTxJnmI/AAAAAAAAJM0/nvZelQOgn8EEYsSw3_MiNs5DdCL_mYqyw/s1600/main_large%2B%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="215" src="https://1.bp.blogspot.com/-r2is9Cvjhns/VwfYKTxJnmI/AAAAAAAAJM0/nvZelQOgn8EEYsSw3_MiNs5DdCL_mYqyw/s320/main_large%2B%25281%2529.jpg" width="320" /></a></div>
kurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-85124373641146953652016-03-31T23:28:00.000+09:002016-04-21T23:28:42.246+09:002016年3月に見た映画3月は劇場で映画2本しか見てませんでした。「牡蠣工場」と「ヤクザと憲法」とどちらも日本のドキュメンタリー。わりと身近にありながらも見ることを躊躇してしまう世界をじっくり見ることが出来て、面白かったです。<br />
<a href="http://kurara-tatta.blogspot.jp/2016/03/blog-post_21.html">「牡蠣工場」</a>はブログに感想書いたけど、「ヤクザと憲法」は書けてない。書こう、書こうと思っても毎日だらだらしているうちに知らないうちに寝てしまってる。。。去年まで毎週、ムービーウォッチメンに投稿してた自分すごいな~って思います。(自由な時間増えたはずなんだけど、ただだらだらしてしまってる気がする)<br />
<br />
そういえば、猫町倶楽部のアウトプット勉強会で課題本がずっと読みたかった「スクリプトドクターの脚本教室」だったので「この機会に読もう!」と思って参加したら、なんと飛び込み参加でブルボニストでヌイグルミのグルである著者の三宅隆太さんが来てめっちゃうれしかったです。<br />
本で逆パコ起こしして紹介されていた「ブルーサンダー」をせっかくなのでTSUTAYAで借りて見たんですが私はあまりピンとこない作品だったので、「なんで、この作品逆パコおこしで取り扱ったんですか?他の作品だと権利上の問題とかあったんですか?」と聞いたところ「心が動いたから」と答えていただきました。その返答に、三宅さんの人柄を感じてますます好きになりました。この本と三宅さんのお話で、映画は経済やしがらみなど色々な制約がなかなか避けられないものだということと時間芸術だということが実感出来ました。自分の映画の見方が少し変わったように思います。kurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-51821262822503902932016-03-21T11:51:00.001+09:002016-04-08T05:14:59.791+09:00牡蠣工場<div style="text-align: left;">
<img border="0" height="400" src="https://4.bp.blogspot.com/-6lQX6WNIHCo/Vu9gwRo025I/AAAAAAAAJLI/_uym9M2087ovo8AnYwT28zT4T5lgqFzZQ/s400/poster2%2B%252818%2529.jpg" width="282" /></div>
<div style="text-align: left;">
<b><span style="color: red; font-size: large;">これしか出来ない、だけじゃない</span></b></div>
<div style="text-align: right;">
<div style="text-align: left;">
監督:想田和弘</div>
</div>
<div style="text-align: right;">
<div style="text-align: left;">
上映時間:145分</div>
</div>
<div>
<div style="text-align: right;">
<div style="text-align: left;">
パンフレット:600円(★★★☆☆:表紙と裏表紙でつながっている牡蠣工場の写真がかっこいい。牛窓に行きたくなる)</div>
</div>
<div>
<br />
「レディースディだし、最近映画見てないから何か見たいな~」と思い、会社帰りに見に行きました。<b><span style="color: blue;">「せっかく牡蠣を扱ったドキュメンタリー映画だし、時間もあるから映画の前に牡蠣を食べよう!」と映画前に映画館階下にあるお寿司屋さんに行きました。</span></b>お寿司とカキフライと茶碗蒸しと赤だしを食べて、お会計2,403円。お寿司にしてはお値打ちだけど、レディースデイでお得に映画を見るはずがけっこうお金使っちゃいました。<b><span style="color: blue;">しかし、映画を見る前に牡蠣を食べたのはよかった。牡蠣がお値段するのもそりゃ納得だ・・・と牡蠣漁、牡蠣むき、出荷の工程をありがたい気持ちで見ました。</span></b></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://2.bp.blogspot.com/-adIwlm0dUk4/Vu9gv6hcJ6I/AAAAAAAAJK8/6HjkH7A3GzEKy7y2acETagM8HweI1q6-A/s1600/kakikouba_main_large.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="180" src="https://2.bp.blogspot.com/-adIwlm0dUk4/Vu9gv6hcJ6I/AAAAAAAAJK8/6HjkH7A3GzEKy7y2acETagM8HweI1q6-A/s320/kakikouba_main_large.jpg" width="320" /></a></div>
<div>
舞台となる岡山県牛窓の牡蠣工場のうちの1つは、前経営者の血縁ではなく震災のため宮城県から被災してきた渡辺さんに継がれていました。映画の撮影期間中に、自分の工場に初めて中国人労働者を雇いいれることになった渡辺さんは牡蠣工場の仕事を自ら「3K(きつい・汚い・危険)の仕事」で日本人には成り手がないと言っていました。<b><span style="color: blue;">でも、想田監督に「じゃあ、なんで他の仕事をしないんですか?」的な質問を投げかけれたところ、「他のことが出来ない」と消去法的にネガティブな返答をした後、「これ面白いですもん」とポツリと言ったのがすごいよかったです。</span></b>牡蠣工場の仕事は、映画上でも渡辺さんが言うように3Kに見えます。でも、同時に見ていて面白そうにも見えたんです。1次産業の面白さってそんなに語られないし、もちろん厳しい部分が大きいから面白さだけで語るのも変だと思います。ただ、「牡蠣工場」で働いている人たちは選択肢がないからそこで働いているだけじゃなくて、それ以外の理由も持っているそこでで働いているんだと作り事じゃなく本音の声として伝わってきてました。</div>
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://1.bp.blogspot.com/-hFQ1v-cMXBc/Vu9gvnuNRJI/AAAAAAAAJLE/NsRwl68L7BUE7TIZCewkp5yLvrOJE9S_w/s1600/news_header_OysterFactory_201507_04.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="180" src="https://1.bp.blogspot.com/-hFQ1v-cMXBc/Vu9gvnuNRJI/AAAAAAAAJLE/NsRwl68L7BUE7TIZCewkp5yLvrOJE9S_w/s320/news_header_OysterFactory_201507_04.jpg" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://3.bp.blogspot.com/-Ky-O9cJvKkU/Vu9gvk_cvxI/AAAAAAAAJLA/YukP2eW5l6AKBXH4z8aOysm-5aN5x30pw/s1600/kakikouba_sub3_large.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="180" src="https://3.bp.blogspot.com/-Ky-O9cJvKkU/Vu9gvk_cvxI/AAAAAAAAJLA/YukP2eW5l6AKBXH4z8aOysm-5aN5x30pw/s320/kakikouba_sub3_large.jpg" width="320" /></a></div>
kurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-61739601184872971222016-03-15T00:20:00.001+09:002016-03-15T00:31:17.184+09:00キャロル<img border="0" height="400" src="https://4.bp.blogspot.com/-9yrdWDgzm88/VubV8aCSmGI/AAAAAAAAJKA/yCd1wZbGXkoTxs16A9aeq7YjSL4KLUfPA/s400/poster2%2B%252817%2529.jpg" width="282" /><br />
<div>
<span style="color: red; font-size: large;"><b>鏡の中にうつる自分以上に見たい貴方</b></span><br />
<br />
監督:トッド・ヘインズ<br />
上映時間:118分<br />
原題:Carol<br />
パンフレット:800円(★★★☆☆:内側に折ってある表紙をめくるとキャロルとテレーズの視線を感じることができる、映画の雰囲気を感じられる作りです)<br />
<br />
自分のTwitterのタイムライン上でこの映画のネタバレツイートをたくさんみかけた時期があり、そのツイートをなるべく見ないようにしてるうちに「もう、こんなんだったらこの映画見ちゃお」と思って見に行きました。ちなみに、私は自分が見るかもしれない映画でまだ未見の映画のネタバレツイートを見たら細目にしてタイムラインをじっくり読まずに流すようにしてます。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://2.bp.blogspot.com/-CB7bgkqH1mQ/VubV7u4qCsI/AAAAAAAAJJ4/qwUk1AeBnloySMG1rZWCi0BWvqGxfY6yA/s1600/CAROL_GALECA_DORIAN_AWARDS_2016.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://2.bp.blogspot.com/-CB7bgkqH1mQ/VubV7u4qCsI/AAAAAAAAJJ4/qwUk1AeBnloySMG1rZWCi0BWvqGxfY6yA/s320/CAROL_GALECA_DORIAN_AWARDS_2016.jpg" width="320" /></a></div>
<div>
恋愛における視線の効用を「これでもか!」と感じさせてくれる映画でした。<b><span style="color: blue;">キャロルとテレーズが視線を向けたり交わしあうシーンの数々に、「目と目があったらミラクル~♪」(牧瀬里穂)と歌いだしたくなりました。</span></b>ただ映像だと、2人のどちらの目も見た状態で2人の目があっていることを1カットで確認するのは難しかったりします。そんななか、2人が肉体関係になる寸前の鏡を介して見つめ合うシーンに、「これなら観客にも、お互いの目を見た上で視線の交わしあいが分かる!」とものすごい発見したような気分になりました。いや、でも、映画じゃなくても、鏡を介して見つめ合うのって、ものすごいロマンチックな気がします。鏡の中に自分以上に見たいものがうつることってそんなにないからな~</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://3.bp.blogspot.com/-B6i7sR-qQ_g/VubWo5zj4GI/AAAAAAAAJKI/0GP9lytGXAkbdP9F3P0YRATYOAjl_7vVA/s1600/20160219113044.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="213" src="https://3.bp.blogspot.com/-B6i7sR-qQ_g/VubWo5zj4GI/AAAAAAAAJKI/0GP9lytGXAkbdP9F3P0YRATYOAjl_7vVA/s320/20160219113044.jpg" width="320" /></a></div>
<div>
<div>
<div>
<div>
この映画、主観がテレーズからキャロルに途中から入れ替わるんですが、<b><span style="color: blue;">2人とも女性で自分と性別が同じこともあり2人ともに感情移入しやすく感じたのが興味深かったです。</span></b>それこそ、キャロルにもテレーズにも見つめられてるような気分が味わえました。私は、日ごろ人をじっと見つめるのってアイドルのステージを見る時くらいだったりするんですが、人を見つめたり見つめられたりしてドキドキする暮らしっていいなぁと憧れました。</div>
</div>
</div>
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://3.bp.blogspot.com/-3gGH73d2Jg4/VubWo3ov2BI/AAAAAAAAJKE/kQu-ZRbUZYUVXtTWFYNDaohqTpfilafNg/s1600/tumblr_o30q58s1PR1v9pkvwo1_500.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="179" src="https://3.bp.blogspot.com/-3gGH73d2Jg4/VubWo3ov2BI/AAAAAAAAJKE/kQu-ZRbUZYUVXtTWFYNDaohqTpfilafNg/s320/tumblr_o30q58s1PR1v9pkvwo1_500.jpg" width="320" /></a></div>
kurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-68479719474511145612016-02-29T14:58:00.000+09:002016-03-12T14:59:14.701+09:002016年2月に見た映画劇場で1本しか映画を見なかった1月の反動か2月はけっこう映画館に行きました。(計6本)<div>
ブログに感想を書いた「<a href="http://kurara-tatta.blogspot.jp/2016/02/501.html">劇場版 501</a>」「<a href="http://kurara-tatta.blogspot.jp/2016/02/blog-post_20.html">ハッピーアワー</a>」「<a href="http://kurara-tatta.blogspot.jp/2016/02/blog-post_17.html">オデッセイ</a>」「<a href="http://kurara-tatta.blogspot.jp/2016/02/blog-post.html">イット・フォローズ</a>」と「キャロル」(これから書くかも?)の新作5本。あと、シネマスコーレの食人肉映画祭企画で「食人族」を初めて見ました。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
「食人族」は「イーライロス好き必見!」という宣伝文句に惹かれて見に行ったんですが、食人族に殺されるジャーナリストたちがなかなかの下衆具合で面白かったです。動物を実際に殺してるシーンが問題になってアマゾンでの販売が停止しているということでしたが、本物を殺しているだけあって迫力ありましたね。亀を剥くとあんな柔らかい肉が出てくるんだなぁ。映画の後に行われた浅尾典彦さんのしっかりとしたパワーポイントのプレゼンも面白かったです。この映画以降「動物を殺していません」というテロップが出るようになったとか、食人族ジャンルはゾンビにうつりかわったという話とか色々聞けて楽しかった!</div>
<div>
<br /></div>
<div>
あと、「<a href="http://kurara-tatta.blogspot.jp/2016/02/blog-post.html">イット・フォローズ</a>」は映画そのものはまぁまぁくらいの面白さだったんですが、後日掟ポルシェさんのDJで女の子をしつこく追い回す様子を見て「あ、これ、イット・フォローズみたい!」って映画を思い返してちょっと愉快な気分になれました。色んなものを例えやすい映画なので、なかなかおすすめかも。</div>
kurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-3213462453930254962016-02-25T23:36:00.000+09:002016-02-25T23:53:48.982+09:00劇場版 501<img border="0" height="400" src="https://4.bp.blogspot.com/-EbOMKPQhE7E/Vs8PTRShjFI/AAAAAAAAJJA/LZgmEIrEzd0/s400/o0322045613572178665.jpg" width="282" /><br />
<b><span style="color: red; font-size: large;">コンビニよりも</span></b><b><span style="color: red; font-size: large;">、顔射でしょ</span></b><br />
<br />
監督:ビーバップみのる<br />
上映時間:約125分<br />
<br />
名古屋シネマスコーレで3日間限定上映された「劇場版 501」見に行ってきました。<br />
<b><span style="color: blue;">2年近く前、ツイッター上で<a href="http://togetter.com/li/663196">ビーバップみのるさんが色々な人員募集ツイートやエモい動画など</a>をあげていて、その当時この「501」にすごい興味をそそられていました。</span></b>ですが、顔射コンテストが行われたくらいからツイートが減ってきて、「そいえば、あの「501」ってどうなったんだっけ?」とテレキャノ関連のイベントが近くで行われた時とか折にふれ気にしてました。そんな「501」がついに完成し名古屋でも上映するということで見に行きました。<br />
<br />
この映画は、一昨年の「テレクラキャノンボール2013」のヒットのご褒美的な感じで、カンパニー松尾さんが功労者のビーバックみのるさんに「好きなの撮っていいよ」と言ったところからはじまった企画なのですが、「テレクラキャノンボール2013」の疾走感とかバディ感とか大人の青春感は全くなく、見終わった後に鬱鬱もやもやする作品でした。<b><span style="color: blue;">自分的には見た後のもやもや感と主人公が自ら挑む戦いに気乗りしてない葛藤に「なんかエヴァンゲリオンみたいだな~」と思いました。</span></b>といっても、私は「エヴァンゲリオン」をテレビシリーズと劇場版2本をDVDで1度見たくらいのライトな知識しかないのですが・・・(「エヴァンゲリオンみたい」と思ってるうちに、ビーバップみのる≒碇シンジ的な認識にだんだんなってくるけど、2人の共通点はあんまり見つからない)<br />
<div style="text-align: center;">
<img border="0" src="https://4.bp.blogspot.com/-BZrmku9BU5I/Vs8PTaOsWwI/AAAAAAAAJJI/ym5jYCO-B8g/s320/news_header_501.jpg" /></div>
みのるさんが501撮影中ツイートしまくっていた時期、私もみのるさんのツイートをリツイートしたり関連ツイートをした記憶があるのですが、<b><span style="color: blue;">映画本編の映像には私の知り合いのツイッターアイコンが映ったり、果てには顔射大会会場にいる知り合いの姿が映ったりしてました。</span></b>それを見て、なんか自分が映画に映りこんじゃったような感覚がしてドキドキしました。しかも、映画をを見ていると実は「みのるさん本人は顔射大会等々をかなり冷笑的に見ていた」ことが伝わり、<b style="color: blue;">テレキャノの余韻の中で興味を持ってみのるさんに振り回されていた私たちは、実はみのるさん自身が興味のない事柄に振り回されていたということが分かってくる。</b>これって、皮肉だけどすごい面白いなと思いました。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://3.bp.blogspot.com/-y9v9xfQhM7c/Vs8PSDFlDiI/AAAAAAAAJI8/Ghf3M9O8qVA/s1600/20160106164012%2B%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://3.bp.blogspot.com/-y9v9xfQhM7c/Vs8PSDFlDiI/AAAAAAAAJI8/Ghf3M9O8qVA/s320/20160106164012%2B%25281%2529.jpg" width="224" /></a></div>
あと、なんといっても、<b><span style="color: blue;">最後に出てくる未来のるなちゃんことなつこさんがナンパを成功させるところに勇気づけられました。</span></b>数分歩いたら膝が痛くなってしまっていた64歳のなつこさん、無理やりギャル風のメイクをしているせいもあって、失礼ながら「化け物」という言葉がピッタリな見た目で、路上ナンパしたって絶対誰も捕まらないと思ってました。どっこい、それが、ちゃんと男捕まえた!<b><span style="color: blue;">何人もの男に素通りされても、声掛けを止めないめげない力!足をとめてくれた男の「この後コンビニ行くから・・・」っていう言葉に対して、「コンビニは24時間やってるから私と遊ぼう!」と返すクロージング力!</span></b>私もなつこさんを見習って、ナンパしてみたくなりました。いや、ナンパじゃなくても、なにか躊躇してできないことをやってみようとわりと真面目に思わされました!<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://4.bp.blogspot.com/-dKoVsTmodYs/Vs8PTD_HXnI/AAAAAAAAJJE/xHB3zTjsJxI/s1600/Bxj4JTACIAA3-e_.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="179" src="https://4.bp.blogspot.com/-dKoVsTmodYs/Vs8PTD_HXnI/AAAAAAAAJJE/xHB3zTjsJxI/s320/Bxj4JTACIAA3-e_.jpg" width="320" /></a></div>
kurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-69618758488436657302016-02-20T17:36:00.000+09:002016-02-20T17:36:34.187+09:00ハッピーアワー<img border="0" height="400" src="https://3.bp.blogspot.com/-vqKZoT_rUn8/VsgkGfkZl0I/AAAAAAAAJIU/u4fyJzMrEJo/s400/poster2%2B%252816%2529.jpg" width="283" /><br />
<b><span style="color: red; font-size: large;">友達は最高!(と言っておく)</span></b><br />
<br />
監督:濱口竜介<br />
上映時間:317分<br />
パンフレット:700円(★★☆☆☆:「友だちと一緒に旅行して数日間一緒にいると、途中で相手のいやなところが見えてきて無理だと思うけれど、それを超えたら受け入れられる、(中略)それを映画で経験できるのは貴重でした」という辛酸なめ子さんの文章にうなづきました)<br />
<br />
今年は去年までに比べて映画を見に行く本数がグッと減って、この「ハッピーアワー」が4本目の鑑賞になりました。「ハッピーアワー」は上映時間5時間17分と通常なら映画2~3本見れる尺だったのですが、<b><span style="color: blue;">大須にあるシアターカフェの「映画コンパ!略して映コン!2015年マイベスト10を語ろう編」というイベントに参加した際、年間500本オーバー映画館鑑賞の猛者が2015年のベストとして「ハッピーアワー」おすすめしていて、すごい気になって見に行きました。</span></b><br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://3.bp.blogspot.com/-ARn8ZHA3Dlc/VsgkLl_bhyI/AAAAAAAAJIY/vPkdwcErJa8/s1600/sub4_large%2B%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="213" src="https://3.bp.blogspot.com/-ARn8ZHA3Dlc/VsgkLl_bhyI/AAAAAAAAJIY/vPkdwcErJa8/s320/sub4_large%2B%25281%2529.jpg" width="320" /></a></div>
映画館に向かう直前にあらすじを見たら、登場人物の女性たちが37歳と個人的にタイムリーな設定で「これは刺さりすぎてやばい気分になるかも」とちょっと不安な気持ちになりましたが。。。まぁ、映画は面白かったんですが、残念ながら私にはそこまでは刺さりませんでした。同年代とはいえ、ここに出てくるのはみな結婚した(orしたことのある)女性たちだったからかな。<b><span style="color: blue;">結婚経験のある30代後半の女性が見たら、私より刺さるかもしれません。</span></b><br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://4.bp.blogspot.com/-eXfNn1q8EEU/VsgkhzNB10I/AAAAAAAAJIc/SKLg8PzB5nA/s1600/prm1512120019-p5.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="179" src="https://4.bp.blogspot.com/-eXfNn1q8EEU/VsgkhzNB10I/AAAAAAAAJIc/SKLg8PzB5nA/s320/prm1512120019-p5.jpg" width="320" /></a></div>
で、映画の感想ですが、映画がドラマ的に動く「居酒屋での不倫告白」とか「離婚法廷」とか「中学生の息子が彼女を妊娠させた」とかそういうシーンよりも、ドラマ的にはあまり動いてないシーン(けど尺は長い)のほうがずっと印象に残って面白かったな~と感じました。<b><span style="color: blue;">特に印象に残ってるいるのは第1部の「「重心」に聞くこと」セミナーの「これ、なんじゃ?」という気まずい空気。</span></b>後々の打ち上げで「実は身内しか参加者がいなかった」と判明するものの、セミナー実施中はみんな興味があるような面をして「やめるわけにもいかないし・・・」という感じでワークに参加してるのが、「あ~、あるあるこういう逃げられない場の気まずい空気」って思い当りました。でも、参加者同士背中をくっつけて立ち上がったり、お腹の音を聞いたり、額をくっつけ合ったりと、やっていくうちにみんなが楽しくなっていってる様子も含めて「あるある!」って感じました。<b><span style="color: blue;">こういうなんでもないシーンが面白いところに「なんでもないようなことが、幸せだったと思う~」と、虎舞竜の「ロード」を口ずさみたくなりました。</span></b><br />
しかし、講師をした鵜飼さんにセミナーの感想を聞かれて「化けの皮がはがれそう」と文句を言った女、劇中のあかりと同じく私も完全に元カノだとミスリードしてました。<span style="color: blue;"><b>「大人になってから距離の近すぎる兄妹は、傍からみると元カレ元カノの見えるんだな」という発見がありました。</b></span>kurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.com1tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-19899809874536742092016-02-17T23:48:00.000+09:002016-02-20T16:53:37.272+09:00オデッセイ<img border="0" height="400" src="https://2.bp.blogspot.com/--BktQ6pZP6Q/VsSHgUBhDaI/AAAAAAAAJHo/uKuTNdTXebY/s400/poster2%2B%252815%2529.jpg" width="282" /><br />
<div style="text-align: left;">
<b><span style="color: red; font-size: large;">なんとかするポジティブマインド</span></b></div>
<div style="text-align: left;">
<br /></div>
<div style="text-align: left;">
監督:リドリー・スコット<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
</div>
<div style="text-align: left;">
上映時間:142分</div>
<div style="text-align: left;">
原題:The Martian</div>
<div style="text-align: left;">
パンフレット:720円(★★☆☆☆:脚本を務め監督もする予定だったドリュー・ゴダードが他作品の監督をやることになり、ちょうど予定が空いていたリドリー・スコットが監督をすることになったミラクルな経緯が分かる)</div>
<br />
映画館でマッド・デイモンが宇宙服を着て「宇宙で独りぼっち」的なポスターを初めて見てから、<b><span style="color: blue;">わりと最近までずっと「インターステラー」で一人惑星に取り残されていたマン博士の前日談が続編公開されるだと思い込んでました。</span></b>今年になってから、映画に詳しい友達に「「インターステラー」の続編、評判いいみたいだね」と言ったら、「は?」と返され「オデッセイ」は「インターステラー」の続編ではないことに気が付きました。わりとずっと「インターステラー」の続編として楽しみにしてたので、続編でないのはは正直ちょっと残念でした。でも、この勘違いのおかげで「オデッセイ」見たい欲が高まっていたので、映画館に足を運びました。「オデッセイ」の主人公のマークは、「インターステラー」のマン博士のような陰湿な性格の悪さはありませんでしたが、けっして性格がいいとは言い切れない人物で「一人で生きていくには、性格の悪さも必要だな!」と思いました。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://1.bp.blogspot.com/-_JGKZKdg2hY/VsSH3ZCds6I/AAAAAAAAJHw/dh2pt_P1_mA/s1600/sub3_tif_rss_0003_fr_n_left_large.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="169" src="https://1.bp.blogspot.com/-_JGKZKdg2hY/VsSH3ZCds6I/AAAAAAAAJHw/dh2pt_P1_mA/s320/sub3_tif_rss_0003_fr_n_left_large.jpg" width="320" /></a></div>
<div>
<div>
この映画、開始10分足らずで主人公マークが火星にひとりぼっち状態になるんですが、気絶状態から目を覚まして「こりゃ、やべ~な」って感情はあらわすものの、全く絶望に暮れず序盤からトライ&エラーで色々試すところがマジですごいなと思いました。<span style="color: blue; font-weight: bold;">絶望的状況をユーモアセンスでもってポジティブに捉えれる面を探し、そこからやれることを徹底的にひとつひとつつぶしていく主人公のマーク。</span>頭がよかったり体力があったりもそうですが、こういう精神力の強い人じゃないと宇宙飛行士にはなれないんだなと納得感がありました。うんこで育てたじゃがいもが芽吹いたシーンには、私にもなにかやれるはずと勇気付けられました!「まぁ、なんとかなるだろ」と捉えてなにもしない無責任なポジティブマインドじゃなくて、行動を取るための障害をなくすようなポジティブマインドを、私も持ちたいものだなぁと憧れました。主人公以外もボヤボヤしている登場人物が一人もいなくて、「NASAの人材の質、まじすげ~!」ってなりました。</div>
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<a href="https://3.bp.blogspot.com/-40KKEktHyfI/VsSHgQJPasI/AAAAAAAAJHg/hMMuZ_rD4Jk/s1600/matt-damon-martian.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="197" src="https://3.bp.blogspot.com/-40KKEktHyfI/VsSHgQJPasI/AAAAAAAAJHg/hMMuZ_rD4Jk/s320/matt-damon-martian.jpg" width="320" /></a></div>
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あと、偶然か世の中の流行なのか、<b><span style="color: blue;">「オデッセイ」の宇宙服のオレンジ色を基調にしたデザインが「スターウォーズ」のBB-8に似ていたのが気になりました。</span></b>ちょうど今、私はモーニング娘。'16でメンバーカラーがオレンジ色の工藤遥さんを推しているので「今年はオレンジがキテルな!」と思いました。</div>
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<a href="https://4.bp.blogspot.com/-i_N_JIYgazE/VsSHgyKcHcI/AAAAAAAAJHs/p6N2wzm2yHM/s1600/sub1_df-20584rv2_large.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="213" src="https://4.bp.blogspot.com/-i_N_JIYgazE/VsSHgyKcHcI/AAAAAAAAJHs/p6N2wzm2yHM/s320/sub1_df-20584rv2_large.jpg" width="320" /></a></div>
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kurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-40303624674942926752016-02-12T00:29:00.000+09:002016-02-12T00:29:43.812+09:00イット・フォローズ<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
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<img border="0" src="https://4.bp.blogspot.com/-5sy2gDCon0o/VrynrJVKNxI/AAAAAAAAJHE/nuzsUIO2Mb8/s320/poster2%2B%252814%2529.jpg" /></div>
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<span style="color: red; font-size: large;"><b>逃げるには徒歩より自動車</b></span></div>
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<br /></div>
監督:デビッド・ロバート・ミッチェル<br />上映時間:100分<br />原題:It Follows<br />パンフレット:720円(★★☆☆☆:監督が子供時代に見た、形を変えるモンスターがずっとついてくる夢を着想にしたことが分かります)<br /><br />今年になってムービーウォッチメンの投稿をやめてから嘘みたいに映画を見なくなってしまったんですが、<b><span style="color: blue;">ネット上に流れてくる『イット・フォローズ』の「セックス、ホラー、ついてくる」というような評判が気になって、ひさびさに映画館に行きました。</span></b>ホラー映画にセックスはつきもの(セックスを興じている者がいの一番に殺されるなど)ですが、セックスが恐怖の源と関わっているというのはありそうで意外とないような。恐怖の原因もセックス、恐怖から逃れる手段もセックスというのが面白かったです。そして、必ず徒歩でつきまとってくるソレの不気味さがよかった!あと、私はペーパードライバーで毎年毎年「今年こそ運転できるようになる」と目標をかがげては挫折してるのですが、この映画は「運転出来なきゃ命が危ない」と思わせてくれたので、見てよかったです。今年こそ運転の練習をしよう・・・<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://2.bp.blogspot.com/-1CMlTHEvbSw/VrynrFS_myI/AAAAAAAAJHA/e2izG_941gs/s1600/It_Follows_Screenshot_2.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="180" src="https://2.bp.blogspot.com/-1CMlTHEvbSw/VrynrFS_myI/AAAAAAAAJHA/e2izG_941gs/s320/It_Follows_Screenshot_2.jpg" width="320" /></a></div>
<div>
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</div>
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ずっとヒロインのジェイに思いを寄せている童貞の幼馴染ポールが、クライマックスでジェイのためにソレと戦ってから、ジェイとついにセックスした後の描写がなんともいえない味がありました。<b><span style="color: blue;">セックス後、「どうともない?」「どうともないよ」と確認しあう2人。</span></b>ずっと好きだった人とセックスした後の感想を聞かれて「どうともない」と答えるの新鮮だなと思いました。</div>
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<a href="https://3.bp.blogspot.com/-RRugJi2_Gdg/VryoEns3cSI/AAAAAAAAJHI/m5q8eqOjKzo/s1600/sub2_large%2B%25283%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="135" src="https://3.bp.blogspot.com/-RRugJi2_Gdg/VryoEns3cSI/AAAAAAAAJHI/m5q8eqOjKzo/s320/sub2_large%2B%25283%2529.jpg" width="320" /></a></div>
<div>
<b><span style="color: blue;">この映画を見た感想を知人に伝えるのに「愛知県美術館に所蔵されているデルヴォーの『こだま』っていう絵を連想した」と言ったら、たいそう感心されました。</span></b>「映画の感想を絵で表現すると、すげ~知的な人と見られる」という知恵がつきました。いや、でも、実際、『こだま』で描かれる女性みたいに表情を変えずに一直線に向かってくる感じが、この映画のソレと印象が似ているので、この映画を見た方が愛知県美術館に行くことがあれば是非見てみてほしいです。</div>
</div>
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<a href="https://1.bp.blogspot.com/-tG2ltXdzcq8/VryoK9-XlxI/AAAAAAAAJHM/dMsHdtSbXic/s1600/b3153aa50a818e10b99e73580154bb00.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="256" src="https://1.bp.blogspot.com/-tG2ltXdzcq8/VryoK9-XlxI/AAAAAAAAJHM/dMsHdtSbXic/s320/b3153aa50a818e10b99e73580154bb00.jpg" width="320" /></a></div>
kurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-49711657556584812262016-01-31T21:55:00.000+09:002016-02-08T21:55:36.194+09:002016年1月に見た映画ムービーウォッチメンへの投稿をやめた2016年の1月、<span style="color: blue;"><b>私が映画館で見た映画は「ストレイトアウタコンプトン」のたった1本でした。</b></span><br />いままでムービーウォッチメンの課題作品鑑賞や投稿に使っていた時間(だいたい週次5時間程度)がどこに流れたかというとおそらく睡眠に流れました。12時を超える前に寝る日が格段に多くなりました。あと、最近は家族が買ったワンダーコアで腹筋したりしてます。<br /><br /><span style="color: blue;"><b>映画館では映画をあまり見ませんでしたが、家ではTVで4作品見ました。</b></span>というのも、クレジットカード決済履歴を確認したらお試し登録後解約したと思ってたHuluがうまく解約出来ておらず数ヶ月支払いをしていたことが発覚したんです。悔しいので、契約期間終了まで映画をすすんで鑑賞するようにしてました。鑑賞した映画は「40歳の童貞男」「グリフィン家のウェディングノート」「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」「アイム・ソー・エキサイテッド!」とコメディ寄りの作品。ひさびさに家で映画を見て、いくつか利点を感じました→裸で見れる、筋トレしながら見れる、途中で止めてトイレに行ける など。裸で映画を見るというのが意外と開放感あってよかったです。(とはいえ、お風呂上りに映画を見始めただけで、途中で服を着ましたが)<br /><br />見た中では「40歳の童貞男」が面白かったです。ただ、エンディングだけはいまいち納得いかなかったり。童貞や処女が高年齢ではじめてセックスした場合、頭の中に自前のミュージカルが流れるほど気持ちがいいものなのだろうか。実際は「え?こんなもの?」っていうくらいじゃないかなぁ。でも、相思相愛の相手だったら、頭の中ミュージカルになるのもありえるかもしれん。kurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-69839803084191253132016-01-16T15:30:00.004+09:002016-01-16T16:18:47.669+09:00ストレイト・アウタ・コンプトン<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://4.bp.blogspot.com/-2l8tsddqFRM/VpnjPNmLg4I/AAAAAAAAJGA/CGeWyZOMMIU/s1600/poster2%2B%252813%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="400" src="http://4.bp.blogspot.com/-2l8tsddqFRM/VpnjPNmLg4I/AAAAAAAAJGA/CGeWyZOMMIU/s400/poster2%2B%252813%2529.jpg" width="281"></a></div>
<div style="text-align: left;">
<b><span style="color: red; font-size: large;">それがしたくなる</span></b><b><span style="color: red; font-size: large;">ジャンル映画</span></b><b><span style="color: red; font-size: large;">って、最the高</span></b></div>
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<br></div>
<div style="text-align: left;">
監督:F・ゲイリー・グレイ</div>
<div style="text-align: left;">
原題:Straight Outta Compton</div>
<div style="text-align: left;">
上映時間:147分</div>
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パンフレット:720円(★★★★☆:丸屋九兵衛さんによるNWAに関する20項目とか豆知識が充実してます)</div>
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<br></div>
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</div>
<div>
2016年に映画はじめ何にするのか悩んでいたんですが、私もいちおうラッパーのはしくれ(一昨年に京都精華大学で<a href="http://realsound.jp/2015/01/post-2218.html">RHYMESTER ヒップホップ講座</a>を受講してから、オリジナルラップのリリックを数個作成)なので、偉大な先輩の映画を見ておこうと思い「ストレイト・アウタ・コンプトン」を一本目に見ました。(正確には家でhuluで見た「40歳の童貞男」が1本目ですが、映画館で見た中ではこれが1本目)私はギャングスタラップを全然聴いたことがないし、一部の日本語ラップしか聴かないという偏ったヒップホップリスナーなんですが、この映画はレコーディングシーンやライブシーンがすごい楽しくてめっちゃアガりました!見ていて、私も猛烈にラップしたくなりました。拳銃持って相手を威嚇しながら、ラップしたいという謎の欲が生まれた。<b><span style="color: blue;">汚い言葉を散弾銃のように撃ち込むのって、悪魔的魅力があるなぁと思いました。</span></b></div>
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<a href="http://2.bp.blogspot.com/-Jovv9cmEml0/VpnjPGhp66I/AAAAAAAAJGU/p4ZXp9jqNgM/s1600/soc_sub01_large.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="165" src="http://2.bp.blogspot.com/-Jovv9cmEml0/VpnjPGhp66I/AAAAAAAAJGU/p4ZXp9jqNgM/s320/soc_sub01_large.jpg" width="320"></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div>
<b><span style="color: blue;">一番好きなのはイージーEがレコーディングブースではじめてラップするシーン。</span></b>出資者として参加するだけで、ラップをする気がなかったイージーEが、ラップする予定のアーティストが駄目になってしまい「じゃあ、お前がやれ!」的な展開になって、嫌々ラップをやらされる。みんなに「下手くそ!」って笑われたのに怒り、ドレー以外をブースから出して1対1でラップし、だんだんとサマになっていく様子が、ラップそのものが持つその人のモノになる魅力が出ていて楽しかった!<b><span style="color: blue;">ラップって、もちろん上手い下手もあるけどその人の個性がめっちゃ出るからすごい面白いんだよな~って、自分が受けた講座のことを思い出しました。</span></b></div>
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<a href="http://4.bp.blogspot.com/-SGazjddhZfM/VpnjPtJ3tFI/AAAAAAAAJGc/INQF-uo_Si0/s1600/soc_sub03_large.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="132" src="http://4.bp.blogspot.com/-SGazjddhZfM/VpnjPtJ3tFI/AAAAAAAAJGc/INQF-uo_Si0/s320/soc_sub03_large.jpg" width="320"></a></div>
<div>
終盤、イージーEの病気が発覚してからは、めっちゃ号泣メーンしました。再結成する望みを叶えることが出来ず、この世を去ったイージーE。その叶わなかった夢が、こうやって映画化されたことで形を変えて叶えられたように感じて、エンドロールではさらに号泣メーンでした。<b><span style="color: blue;">そして「何かを再結成させる」という謎の欲求が私の中に産まれました。</span></b>(再結成のためには、まず何かを結成して解散させなければいけないというハードルの高さに気が付きました)</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://4.bp.blogspot.com/-FTYXNG1YWPs/VpnjPEqBvBI/AAAAAAAAJGY/svfW1ifXc5g/s1600/main_large.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="181" src="http://4.bp.blogspot.com/-FTYXNG1YWPs/VpnjPEqBvBI/AAAAAAAAJGY/svfW1ifXc5g/s320/main_large.jpg" width="320"></a></div>
kurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-66628308894571235292016-01-01T16:55:00.003+09:002016-01-01T17:11:43.953+09:00くららがたったに関するお知らせここで、私 くららがたった から大切なお知らせがあります。<br />
私、くららがたったは、2010年から2015年にかけて6年間継続してきた、ウィークエンドシャッフル内コーナー「シネマハスラー」「ムービーウォッチメン」の課題映画鑑賞&投稿を卒業することにしました。(すみません、調子にのって、アイドルの卒業発表風に書いてみました)<br />
<br />
仕事が忙しくなってきたことや、プライベートでも避けていたカテゴリーのことでやらなきゃいけない雰囲気のことが出てきて、映画鑑賞と感想を書くのに週4~5時間かける時間的&心理的余裕が2015年下半期くらいからなくなってきました。あと、加齢による集中力と体力の低下といった等々が投稿を辞める理由です。別に個人が趣味でやっていることを誰かに辞める理由を説明することもないと思うのですが、個人的には6年続けてきた大きな事柄ことなので、いままでの感想とかも含めてこれを機に書いておきたいと思います。<br />
<br />
投稿を始まる前までは年間映画館で5本くらいしか映画をみていなかった私ですが、番組投稿を機に映画を年間60~80本くらい見るようになり、映画が好きになりました。また、見ていくうちに「良い映画」「好みの映画」「苦手な映画」「嫌いな映画」が出てきて、それを通じて自分が見えてくるのも面白かったです。<br />
<br />
ウィークエンドシャッフル内で宇多丸さんや番組スタッフの方が年末にシネマランキングを発表しあうのを聞いて、その楽しそうな様子に影響され、私は映画鑑賞と投稿をはじめました。<br />
なので、毎年年末のランキング発表が何より楽しみでした。自分のを作ったランキングを人に話しすのも楽しいし、その逆で人のを聞くのもすごく楽しいです。<br />
ウィークエンドシャッフル内ではベスト10とワースト1しか発表しなくなってしまいましたが、個人的には全部ランキング化することで「好きでも嫌いでも、面白くもつまらなくもない自分にとってどうでもいい」というカテゴリーが見えてくることも興味深かったです。<a href="http://kurara-tatta.blogspot.jp/2015/12/2015.html">2015年のランキングだと41~59位くらいの作品</a>。ランキングを作ることで自分が見えてくるというのが面白かったです。(鑑賞映画100本超えてくると並べるのも一苦労だと思うんですが、50本くらいの方には是非オススメです)<br />
<br />
映画鑑賞&投稿は、つまらない映画が続いて本当に続けるのがつらい時もありました(特にシネマハスラー時代)。つまらなくはないけど感想が特に思いつかなくて困ったこともあります(今年だと<a href="http://kurara-tatta.blogspot.jp/2015/05/blog-post_23.html">「ゼロの未来」</a>とか)。はやぶさ3部作とか複数作品の時とかもしんどかったですし、名古屋で公開されてなくて唯一その年見れてなかった「サウダージ」が宇多丸さんの年間ベストになった時は虚しかったりもしました。投稿は読まれることはめったにないことなので、読まれた時はすごいうれしかったな~。<br />
<br />
投稿2年目からはブログにも感想をあげるようになり、直近2年はブログも月間アクセス5,000くらいいただくようになりました。声をかけてもらえるのは稀でしたが、友達やSNSで「ブログ読んでるよ!」と言ってもらったり、「面白かったね!」とほめてもらえるのが、とてもうれしかったです。読んでいただいた方々、ありがとうございました。<br />
ラジオ投稿はやめますが、映画はこれからもゆるやかに見ていこうと思います。たまにはブログに感想を書いたりしようと思います。更新頻度は減ると思いますが、また気が向いたときにブログをのぞいていただけるとうれしいです。それでは、今年もよろしくお願いします!kurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-23404125665388538212016-01-01T00:00:00.000+09:002016-01-01T21:15:53.502+09:00くららがたったのシネマランキング(2015年)あけましておめでとうございます!<br />
いつもは年末に更新しているシネマランキングですが、2015年は年末急に仕事が忙しくなって心の余裕がなくやれないまま年が明けてしまったので、お正月を利用してランキングをあげます。<br />
<br />
2015年はライムスター宇多丸ウィークエンドシャッフル内で扱われた課題作品51本プラス15本で合計66本見ました。<br />
<br />
ベスト5は<b><span style="color: blue;">「シェフ 三ツ星フードトラック始めました 」</span></b>ベスト4は<b><span style="color: blue;">「グリーンインフェルノ」</span></b>です。私は料理がすごい苦手なんですが、この2本は料理を作るシーンがとても楽しそうで、私ももっと料理できるようになりたいなって思いました。<br />
<b><span style="color: blue;">「シェフ 三ツ星フードトラック始めました 」</span></b>では、料理上手ならスカーレットヨハンソン級の上玉とアレコレ出来るという夢が広がりました。<br />
あと、<b><span style="color: blue;">「グリーンインフェルノ」</span></b>は、大好きだけど映画館で見たことなかったイーライロス監督作品をついに映画館で見ることができた喜びがありました。ただ、自分は食人族が人を食べるのは文化の違いから来ていて彼らにとっては善でも悪でもないという感じよりも「ホステル」的な「ただ人を殺してみたい」という欲望のために人が殺される映画のほうが好きです。そういう、自分の映画的嗜好に気が付くことができました。(あくまで、映画的嗜好です。念のため)食人族が人を調理するシーンは骨まで無駄にしない仕事っぷりで感心しました。<br />
<br />
ベスト3は<b><span style="color: blue;">「ヴィジット」</span></b>。ホラー映画としても家族の成長ものとしても優れているし、笑いのセンスがすばらしい。私はラップを少々たしなんでいることもあり、T・ダイヤモンドくんの試練を乗り越えたラップに胸がうたれました。あと思い返すと、少年少女が老人を惨殺してもハッピーエンドにみえるのは、シャマランのオリジナル脚本がとてつもなく上手いからだとあらためて感心。「どーせ、大どんでん返し芸の監督でしょ!」とか舐めてて、まじサーセンと反省しました。<br />
<br />
ベスト2は<b><span style="color: blue;">「マッドマックス 怒りのデス・ロード 」</span></b>。美術がすごければ、説明なんてなくてもいろんなことがぐいぐい理解出来るということに感動しました。そして、べつに高尚な読み込みをしなくても、ものすごく楽しいというのも素晴らしかった。あと、公開最速上映IMAXで鑑賞したんですが、これはけっこう自慢できる映画体験になりました。季節はずれに革ジャンで決めた映画ファンがたくさんいた!この作品は2回映画館で鑑賞したんですが、2回目「なんで、イモータンジョーはあんなに子産み女たちに嫌われてるんだろ?」という疑問が生まれました。いちおう私の仮設では、全員同じ部屋に住まわせて女同士を仲良くさせたことが原因なんじゃないかなと思いました。女同士別室にして競わせれば、あんな革命はなかったのではないかな?<br />
<br />
ベスト1は<b><span style="color: blue;">「ワイルドスピード SKY MISSION 」</span></b>。車でスカイダイビングをしたり、ドバイの高層ビルを突き破ったり、どこまでもしつこくジェイソン・ステイサムがおいかけてきたり、頭を空っぽにして楽しみました。あまりに頭が空っぽになり、ポールウォーカーが実世界で不幸な事故のため死んだこともすっかり忘れてしまいました。が、最後ヴィンデーゼルをポールウォーカーが「さよならも言わずにいくのか」と追いかけ車で並走し、そして別々の道に分かれていくシーン、ワイルドスピードの世界の中ではポールウォーカーは住む世界がかわっただけで生き続けていると信じさせてくれるエンディングに大号泣でした。それまで、「ワイルドスピード」シリーズは直近2作品しか見てなかったんですが、ちゃんとした葬儀の参列権を得た上で映画を見たいと思い、GWに全シリーズ見てから、もう一度劇場に足を運びました。そしたら、ワイルドスピードシリーズの省略とつなぎのうまさにも気付けました。ワイルドスピードシリーズって、踊らさせ過ぎるため舐められがちだけど超上手いDJみたいだなって思いました。<br />
<br />
ワースト1は<b><span style="color: blue;">「エイプリルフールズ」</span></b>。色々ひどい作品ですが、セックス依存性役の松坂桃李がセックス依存症なのに避妊しないで戸田恵梨香をワンナイトラブで妊娠させるという設定に、「セックス依存症ならいろんな意味でコンドームつけなアカン!」って思いました。望まぬ妊娠もそうだけど、性感染症予防も大事ダゾ☆<br />
<br />
<b style="background-color: white; color: magenta; font-family: Arial, Tahoma, Helvetica, FreeSans, sans-serif; font-size: large; line-height: 25.2px; text-align: center;">くららがたったのシネマランキング(2015年)</b><br />
<b style="background-color: white; color: magenta; font-family: Arial, Tahoma, Helvetica, FreeSans, sans-serif; font-size: large; line-height: 25.2px; text-align: center;"><br /></b>
1 . ワイルドスピード SKY MISSION<br />
2 . マッドマックス 怒りのデス・ロード<br />
3 . ヴィジット<br />
4 . グリーンインフェルノ<br />
5 . シェフ 三ツ星フードトラック始めました<br />
6 . 薄氷の殺人<br />
7 . セッション<br />
8 . 百円の恋<br />
9 . フレンチアルプスで起きたこと<br />
10 . ナイトクローラー<br />
11 . フォックス・キャッチャー<br />
12 . 海にかかる霧<br />
13 . インサイド・ヘッド<br />
14 . ラン・オールナイト<br />
15 . キングスマン<br />
16 . ベイマックス<br />
17 . ガールズ&パンツァー 劇場版<br />
18 . 海街diary<br />
19 . 駆込み女と駆出し男<br />
20 . We Are Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENT<br />
21 . バクマン。<br />
22 . 毛皮のヴィーナス<br />
23 . ジョン・ウィック<br />
24 . バードマン<br />
25 . トゥモローランド<br />
26 . ジュラシック・ワールド<br />
27 . アントマン<br />
28 . ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション<br />
29 . アメリカン・スナイパー<br />
30 . 恋人たち<br />
31 . 007 スペクター<br />
32 . ビッグ・アイズ<br />
33 . 野火<br />
34 . アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生<br />
35 . スターウォーズ/フォースの覚醒<br />
36 . きみはいい子<br />
37 . 心が叫びたがってるんだ。<br />
38 . 龍三と七人の子分たち<br />
39 . さらば 愛の言葉よ<br />
40 . 私の恋活ダイアリー<br />
41 . アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン<br />
42 . ミュータント・タートルズ<br />
43 . ワイルド・スタイル<br />
44 . 激戦 ハート・オブ・ファイト<br />
45 . 幕が上がる<br />
46 . ゼロの未来<br />
47 . カリフォルニア・ダウン<br />
48 . 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド<br />
49 . 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN<br />
50 . あっちゃん<br />
51 . すいっちん バイブ新生期<br />
52 . アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48<br />
53.インヒアレント・ヴァイス<br />
54 . 劇場版ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士<br />
55 . 劇場版 プロレスキャノン ボール2014<br />
56 . ANNIE/アニー<br />
57 . 味園ユニバース<br />
58 . 予告犯<br />
59 . ラスト・ナイツ<br />
60 . バケモノの子<br />
61 . チョコリエッタ<br />
62 . 劇場版 BiSキャノンボール 2014<br />
63 . 96時間 レクイエム<br />
64 . ターミネーター:新起動/ジェニシス<br />
65 . ジュピター<br />
66 . エイプリルフールズkurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-542353838095933102015-12-25T00:19:00.005+09:002015-12-25T00:19:52.670+09:00リトルプリンス 星の王子さまと私<img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-lg43DJp2LZM/VnwLHJuu_fI/AAAAAAAAJEE/n3v9W8rpVU4/s400/poster2%2B%252812%2529.jpg" /><div>
<b><span style="color: red; font-size: large;">オトナになるって難しい!!!</span></b><div>
<br /></div>
<div>
監督:マーク・オズボーン<br />原題:The Little Prince<br />上映時間:107分<br />パンフレット:720円(★★★☆☆:2ページの漫画で「星の王子さま」の内容が解説されていて分かりやすい。マーク・オズボーンに「星の王子さま」を送った彼女が”今の嫁”であるという良いエピソード付き。)<br /><br />2週間程前に光文社古典新約文庫版で野崎歓訳の「ちいさな王子」を読んだばっかりだったので、タイミリーなタイミングで映画を見ました。この映画は2種類のアニメショーンの表現方法で描かれていたのですが、<b><span style="color: blue;">ストップモーション・アニメーションで表現した原作小説のイメージは、あたたかみとせつなさがあり原作そのままの印象があってとてもよかったです。</span></b>女の子と老夫婦が住む”現実の世界”をCGアニメーションという別表現を使ったのも世界の違いが分かりやすかったですし、原作小説の世界との切り替えの違和感もなかったです。<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://1.bp.blogspot.com/-qbxlECwf7rg/VnwLG_qG0PI/AAAAAAAAJEU/WbMwJmJeMpU/s1600/little-prince-cannes-film-festival-7.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="180" src="http://1.bp.blogspot.com/-qbxlECwf7rg/VnwLG_qG0PI/AAAAAAAAJEU/WbMwJmJeMpU/s320/little-prince-cannes-film-festival-7.jpg" width="320" /></a></div>
<div>
表現方法について文句はないのですが、ストーリーにおいて大人になった星の王子様が出てくるというのが個人的には好きではなかったです。<b><span style="color: blue;">自分的には原作小説の中で王子は砂漠で蛇にかまれ、「死」と取れる形で「星への帰還」を果たしたこと哀しいハッピーエンドがこの物語をいつまでも心に残るものにしている一因でもあると感じており、この映画で大人になってすべて忘れてしまった王子が出てくることが原作の良さを損なっていて気持ち悪く感じました。</span></b>「王子の言うことなんて子供だから言えることなんだ」という大人の諦めに似た感想が、実際に大人になった王子が仕事の出来ない掃除夫になったのを見てると「ほんとうに大切なものは目に見えないとか言ってる場合じゃないじゃん」という気にさえなってきてしまいます。普及の名作の続編を作るというのは、かなり志の高いチャレンジだとは思うんですが、いろいろ配慮してやってもやっぱり難しいんだなぁと感じました。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://4.bp.blogspot.com/-n9oKEXecfnY/VnwLF2Dn2iI/AAAAAAAAJEQ/P7E6gj-bPSQ/s1600/jp-photosub3-ltlp_large.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="135" src="http://4.bp.blogspot.com/-n9oKEXecfnY/VnwLF2Dn2iI/AAAAAAAAJEQ/P7E6gj-bPSQ/s320/jp-photosub3-ltlp_large.jpg" width="320" /></a></div>
<div>
あと、女の子がトランクを持って飛行士のところにおしかけるシーンを見て、「恋人たち」で光石研をトランクを持っておしかけた成嶋瞳子を思い出しました。おしかけた後に男の言動で興ざめして家に戻るところまで一緒!<b><span style="color: blue;">女がトランク持って男の元におしかけたら、興ざめさせて帰させるのが映画のセオリーなのかもしれませんね。</span></b>しかし、思い返すと光石研が成嶋瞳子の網タイツを脱がしてシャブを打ったシーンは笑えるし哀しいし名シーンだったな。</div>
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://2.bp.blogspot.com/-quJ4iJ1YNCY/VnwLhblo9uI/AAAAAAAAJEk/9QD9TvnhFXc/s1600/20_04_15_02_nts.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="180" src="http://2.bp.blogspot.com/-quJ4iJ1YNCY/VnwLhblo9uI/AAAAAAAAJEk/9QD9TvnhFXc/s320/20_04_15_02_nts.jpg" width="320" /></a></div>
</div>
kurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-46581820516423093192015-12-19T10:46:00.003+09:002015-12-19T11:15:50.515+09:00スター・ウォーズ/フォースの覚醒<img border="0" height="400" src="http://1.bp.blogspot.com/-swBujecc-ms/VnS2RaPpzgI/AAAAAAAAJCc/16JFhf4vKwg/s400/poster2%2B%252811%2529.jpg" width="282" /><br />
<div>
<b><span style="color: red; font-size: large;">「あんた誰?」と思った時、「お前誰だよ!」と思われてる</span></b></div>
<div>
<br /></div>
監督:J・J・エイブラムス<br />
原題:Star Wars: The Force Awakens<br />
上映時間:136分<br />
パンフレット:1,000円(★★★★☆:ノーマル版。およそ14ページにわたり写真付きで映画のあらすじが書いてあり、内容を振り返りやすい。旧シリーズのあらすじと当時の観客の反応も書いてあってためになる)<br />
<br />
スターウォーズに関しては、3年前に3D化して再上映された「STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス」とジョージ・ルーカス監督とスターウォーズファンを描いた「ピープルVSジョージ・ルーカス」しか見てませんでした。が、ムービーウォッチメンの課題作品になったので公開初日に見てきました。<b><span style="color: blue;">いまさら中途半端に予習するよりも、持ってる知識だけで見たほうがいいかなと思って、ノーガード戦法で鑑賞してきました。</span></b>最速上映の1時間10分後の19時40分からの2D字幕版で鑑賞したんですが、映画館は満席で外国人の方も多く、お祭りの空気感が味わえて楽しかったです。自分が予習不十分なので楽しみきれませんでしたが、旧シリーズを見たくなる程度には楽しかったです。往年のファンにとっては感涙ものなんだろうなと思いました。上映後には拍手も起きていました。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://1.bp.blogspot.com/-oIElITYreQs/VnS2R2sN9-I/AAAAAAAAJCs/5ssPdTRJBeQ/s1600/sw_tfa_sub_03_4_large.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="134" src="http://1.bp.blogspot.com/-oIElITYreQs/VnS2R2sN9-I/AAAAAAAAJCs/5ssPdTRJBeQ/s320/sw_tfa_sub_03_4_large.jpg" width="320" /></a></div>
<div>
<b><span style="color: blue;">映画館で一番沸いたのは「Chewie....We're Home.」という台詞とともにハン・ソロ演じるハリソン・フォードが登場するシーン。感嘆をもらすだけでなく、拍手するお客さんもいました。</span></b>エピソード6の30年後の世界を描いている今作では、ハリソン・フォードのように旧シリーズのキャストがそのまま続投されていて、その登場シーンにお客さんが「おぉ!」ってなってたんですが、私はエピソード4~6は全く見ていないので「おばあちゃん?」「おじいちゃん?」「あんた誰?」という言葉が頭をよぎりました。(つーか、私、途中までハリソン・フォードのことルーク・スカイウォーカーだと勘違いしてました)しかし、スターウォーズの世界にとっては、私こそ「お前こそ誰だよ!」っていう感じなんだろうな。結婚して初めて相手家族の親戚の集まりに行った時とか、こういう気分になるんだろうな。相手に覚えがない時には自分が知られていないと思ったほうがいいなと謎の反省をしました。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://2.bp.blogspot.com/-sdfGpA35V6A/VnS2RWowlMI/AAAAAAAAJCk/bEGajYNdsGE/s1600/sw_tfa_sub_02_large.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="http://2.bp.blogspot.com/-sdfGpA35V6A/VnS2RWowlMI/AAAAAAAAJCk/bEGajYNdsGE/s320/sw_tfa_sub_02_large.jpg" width="320" /></a></div>
<div>
ヒロインのレイは無名の人からキャスティングしたということですが、勇敢さと繊細さを兼ね備えた面持ちでよくもこんなイイコを探せるもんだな~とプロのお仕事に関心しました。フィンに手を握られて本気で嫌がってたレイが、だんだんと彼に心を許していくのが、ベタな演出だけど見てて楽しかったです。フィンは殺すのが嫌でストームトルーパーを脱走したのかと思いきや、脱走後は元仲間のストームトルーパーをがんがん殺すところが「そこに葛藤はないのか!」とちょっとつっこみたくなりました。<b><span style="color: blue;">あと、BB-8の丸だけで構成されるフォルムがめっちゃかわいかった。人間的なわけではないのに、あたたかみがあるロボットデザインが魅力的だな~と思いました。</span></b></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://2.bp.blogspot.com/-eanpzJmcdQ0/VnS2RenrZ7I/AAAAAAAAJCw/MgtrAvPRreY/s1600/sw_tfa_sub_03_1_large.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="134" src="http://2.bp.blogspot.com/-eanpzJmcdQ0/VnS2RenrZ7I/AAAAAAAAJCw/MgtrAvPRreY/s320/sw_tfa_sub_03_1_large.jpg" width="320" /></a></div>
kurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-84483221050299010922015-12-11T00:13:00.002+09:002015-12-11T00:13:44.696+09:00007 スペクター<img border="0" height="400" src="http://2.bp.blogspot.com/-ZgQH_4Zu9RI/VmmVX0K9BxI/AAAAAAAAJBA/jENveepOVXA/s400/poster2%2B%252810%2529.jpg" width="282" /><div style="text-align: left;">
<b><span style="color: red; font-size: large;">当惑のおもてなし</span></b></div>
<div style="text-align: left;">
<br /></div>
<div style="text-align: left;">
監督:サム・メンデス</div>
<div>
<div style="text-align: left;">
原題:Spectre</div>
<div style="text-align: left;">
上映時間:148分</div>
<div style="text-align: left;">
パンフレット:720円(★★★☆☆:ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドや歴代スペクターの説明が掲載されていてためになります)</div>
<br />007シリーズは、前作「スカイフォール」を含めて合計2本しか見たことがなく、今回が3本目でした。冒頭のメキシコの「死者の日」のフェスティバルをバックにしたアクションからローマ・オーストラリア・モロッコ、そして彼のお膝元イギリスへとトムフォードを身にまとい世界を股にかけて活躍するジェームズ・ボンド。上唇は薄いのに下唇は厚いダニエル・グレイグの色気を感じつつ、楽しんで鑑賞することができました。でも、<a href="http://kurara-tatta.blogspot.jp/2012/12/007-143.html">前作「スカイフォール」</a>のほうが格段に面白かったな。「老い」と「死」を描いていた点において「スカイフォール」は特別に好きでした。<b><span style="color: blue;">今回の「スペクター」は、クリストフ・ヴァルツにはとどめをささず娘くらいの年に見えるレア・セドゥと手をつないで去るエンディングに、「若さ」とか「生」に惹かれるボンドを見た感じがします。</span></b><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://4.bp.blogspot.com/-M6QRnkXzihE/VmmVXofQtJI/AAAAAAAAJBI/833aZl4D4Vk/s1600/sub1_large%2B%25283%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="213" src="http://4.bp.blogspot.com/-M6QRnkXzihE/VmmVXofQtJI/AAAAAAAAJBI/833aZl4D4Vk/s320/sub1_large%2B%25283%2529.jpg" width="320" /></a></div>
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div>
今回の映画で好きなシーンは、ローマでボンドが潜入したスペクターの集会の場面。椅子に座ってさまざまな決議を通していく幹部メンバーたちを2階から見守る構成員たち。<b><span style="color: blue;">目線の動きで「彼」が来たことが分かる感じとその「彼」がそのシーンでは後光で誰かが分からない気持ち悪さがデビィット・リンチみたいで好きでした。</span></b>その後、死者の後釜選びのために、デイヴ・バウティスタが突然別ン後釜候補の目潰しするのもリンチっぽさを感じました。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://3.bp.blogspot.com/-KyqmvhLRC68/VmmVYU8xXbI/AAAAAAAAJBU/cdzOXFuGWWw/s1600/sub2_large%2B%25282%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="227" src="http://3.bp.blogspot.com/-KyqmvhLRC68/VmmVYU8xXbI/AAAAAAAAJBU/cdzOXFuGWWw/s320/sub2_large%2B%25282%2529.jpg" width="320" /></a></div>
<div>
あと、モロッコのスペクターの本拠地で、ボンドとマドレーヌが通された隔離された部屋に隕石が飾ってあり、それを見て2人がどう反応したらいいかわからず「感心しろってこと???」とこぼしたところが、あとからじわじわくる面白さだった。<b><span style="color: blue;">こういう、どう反応したらいいかわからないおもてなしってありますよね~</span></b><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://2.bp.blogspot.com/-G_pUNO3paBY/VmmVXgEtRNI/AAAAAAAAJBQ/mIOtjhMQ-zw/s1600/photo1_large.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="213" src="http://2.bp.blogspot.com/-G_pUNO3paBY/VmmVXgEtRNI/AAAAAAAAJBQ/mIOtjhMQ-zw/s320/photo1_large.jpg" width="320" /></a></div>
</div>
kurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-38507297032249850382015-12-04T23:43:00.004+09:002015-12-04T23:46:36.498+09:00ガールズ&パンツァー 劇場版<img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-K_OiIr9M8Qs/VmGmEwGSjkI/AAAAAAAAJAY/3o5bT6T2vfg/s400/poster2%2B%25289%2529.jpg" /><br />
<div>
<span style="color: red; font-size: large;"><b>戦車で自宅を破壊される幸福</b></span></div>
<div>
<br /></div>
監督:水島努<br />
上映時間:119分<br />
パンフレット:864円★★★★☆(登場する戦車や学校や登場人物の紹介がしっかり乗っていて、とても初見では消化しきれない情報量の多さ)<br />
<br />
「ガールズ&パンツァー」、ムービーウォッチメンで課題映画に選ばれるまでは、作品の名前も知りませんでした。リスナー推薦の「和製マッド・マックス」という煽り文句とポスターイメージからなんとなく「「エンジェル・ウォーズ」みたいな話なのかな?」と思ってましたが、<b><span style="color: blue;">女子だけで戦うという意味では「エンジェル・ウォーズ」と似ていましたが、「エンジェル・ウォーズ」よりはもっと健康的に明るく狂ってる作品でした。</span></b>女子高生たちが乗り込む戦車での人の死なない戦車による武道。とても明るい世界観で戦車という世界を楽しむことが出来るこの作品は、個人的にはとても新鮮で「日本のアニメ、やべぇ!」ってなりました。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://1.bp.blogspot.com/-gKWyAABBsz0/VmGmESGs9aI/AAAAAAAAJAo/REOUWfBAvFI/s1600/gup_movie_yokoku_01_web_large.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="180" src="http://1.bp.blogspot.com/-gKWyAABBsz0/VmGmESGs9aI/AAAAAAAAJAo/REOUWfBAvFI/s320/gup_movie_yokoku_01_web_large.jpg" width="320" /></a></div>
<div>
冒頭3分間作品の簡単な紹介で「戦車道」に関する知識はある程度理解出来たのですが、テレビシリーズを一切みていないので、各登場人物のキャラクターや物語性はまったく分かりませんでした。でも、戦車道の世界がきっちり完成されているせいか、すごい楽しんで見ることができました。<b><span style="color: blue;">このよく分からないけど楽しいっていうのが、今年1月にチケットが余ったため急遽ハロプロのコンサートを連番することになった友達がライブが終わった後、メンバーの顔も名前も分からないのに「楽しい!最高!楽しい!最高!」ってその世界に圧倒されて一瞬のうちにファンになっていたことを思い出しました。</span></b>この友人はこの感動を残すために、<a href="http://r-akfk.hatenablog.com/entry/2015/01/18/222016">ブログ(激ヤバ鬼マスト帳)</a>を開設までしてくれました。この「ガールズ&パンツァー」で、未知の世界に圧倒されるのってある種快感だなぁと再確認できました。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://4.bp.blogspot.com/-x8NTVF2o1sk/VmGmiRZRBnI/AAAAAAAAJAs/lJg9VAo3kWY/s1600/gup_movie_b_06_web_large.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="180" src="http://4.bp.blogspot.com/-x8NTVF2o1sk/VmGmiRZRBnI/AAAAAAAAJAs/lJg9VAo3kWY/s320/gup_movie_b_06_web_large.jpg" width="320" /></a></div>
<div>
作中の戦車道、戦い始めは森林や野原みたいな所を中心に行われるんですが、後半になると街に繰り出して市街戦になっていくのが新鮮な絵で興奮しました。しかも、街を壊さないように戦うのではなく、バンバン破壊する景気のよさ!<b><span style="color: blue;">戦闘をライブビューイング的に観戦しているおじいちゃんが、自分の経営している旅館が破壊されて「やったーーー!」と喜んでいる様を見て、「あ~、楽しそうな世界!」って幸せな気持ちになりました。</span></b>他のおじいちゃんたちも「お前ばっかり、せこい!」とすごいうらやましそうにしてたのもよかったです。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://2.bp.blogspot.com/-INJGiTBKwTk/VmGmEZF1s2I/AAAAAAAAJAc/MeDw9Ihhye0/s1600/gup_movie_yokoku_03_web_large.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="180" src="http://2.bp.blogspot.com/-INJGiTBKwTk/VmGmEZF1s2I/AAAAAAAAJAc/MeDw9Ihhye0/s320/gup_movie_yokoku_03_web_large.jpg" width="320" /></a></div>
kurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-87185591465622573062015-11-27T00:40:00.002+09:002015-11-27T00:41:11.442+09:00ラスト・ナイツ<img border="0" height="400" src="http://2.bp.blogspot.com/-K1iITfL8fJo/Vlcmq7KFtzI/AAAAAAAAI_g/gvW9ObMxWYw/s400/poster2%2B%25288%2529.jpg" width="283" /><br />
<div>
<b><span style="color: red; font-size: large;">最近年末は、欧米の忠臣蔵</span></b></div>
<div>
<br /></div>
監督:紀里谷和明<br />
原題:Last Knights<br />
上映時間:115分<br />
パンフレット:820円★★☆☆☆(見開きに「今、日本の心が世界に羽ばたく。」と大きく載っているのにちょっとクスリとくる)<br />
<div>
<br />
紀里谷監督作品、今回はじめて見ました。過去の作品であまり良い評判を聞いたことがなかったので心配だったんですが、良くも悪くも普通でした。なんとなくもっとアクの強い作風の監督のイメージをもってましたが、同じく忠臣蔵をテーマにした昨年の「47 RONIN」にくらべると、独特の味みたいなのがなくてわざわざ忠臣蔵を海外キャストでやる必要も感じられず、<b><span style="color: blue;">珍作の「47 RONIN」のほうが</span></b><b><span style="color: blue;">個人的には</span></b><b><span style="color: blue;">好きでした。</span></b></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://1.bp.blogspot.com/-5zNDv0ZTh5Y/Vlcmq-UpsII/AAAAAAAAI_o/I770sVYsfZ8/s1600/sub4_large.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="172" src="http://1.bp.blogspot.com/-5zNDv0ZTh5Y/Vlcmq-UpsII/AAAAAAAAI_o/I770sVYsfZ8/s320/sub4_large.jpg" width="320" /></a></div>
<div>
領土没収から1年、主人公のライデン(クライヴ・オーウェン)がダメ人間になったフリをしつつ、敵を油断させ虎視眈々と復讐の機会を狙っているんですが、<b><span style="color: blue;">せっかく敵を油断させることに成功し仲間の騎士団と合流出来たのに、敵となるギザ・モットの城に侵入したらわりと早い段階で敵に見つかってしまっていたのがもったいなかったです。</span></b>1年間かけて相手をあざむいた甲斐が感じられず、あんまり溜飲を下げることが出来なかったです。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://1.bp.blogspot.com/-kyRZkkuRFaA/VlcmqyHmLfI/AAAAAAAAI_0/uxCUPBKuLtI/s1600/sub2_large%2B%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="213" src="http://1.bp.blogspot.com/-kyRZkkuRFaA/VlcmqyHmLfI/AAAAAAAAI_0/uxCUPBKuLtI/s320/sub2_large%2B%25281%2529.jpg" width="320" /></a></div>
<div>
<b><span style="color: blue;">あと、複雑な話でもないのに、なんか分かりにくいところがあるのが不思議でした。</span></b>特に、最後、結局ライデンは死んだのか、それとも処刑されずに奥さんのところに帰れたのかが、私にはよく分からなかったです。わざと時系列逆に撮っているようにも見えるし、奥さんのところに行ってから処刑されに行ったようにも見える。話的には処刑されてなかったら興ざめなんですが、なんか分かりにくいんだよなぁ。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://2.bp.blogspot.com/-RboZNsN1L1M/Vlcn1MCf8NI/AAAAAAAAI_8/fbXAFKgMz2M/s1600/sub3_large%2B%25281%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="213" src="http://2.bp.blogspot.com/-RboZNsN1L1M/Vlcn1MCf8NI/AAAAAAAAI_8/fbXAFKgMz2M/s320/sub3_large%2B%25281%2529.jpg" width="320" /></a></div>
</div>
kurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-44038001678185590402015-11-20T00:50:00.004+09:002015-11-20T00:50:30.500+09:00恋人たち<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<a href="http://3.bp.blogspot.com/-F_YraiSkCJc/Vk3vdbNVUUI/AAAAAAAAI-k/By2HJVzlO00/s1600/poster2%2B%25287%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="400" src="http://3.bp.blogspot.com/-F_YraiSkCJc/Vk3vdbNVUUI/AAAAAAAAI-k/By2HJVzlO00/s400/poster2%2B%25287%2529.jpg" width="282" /></a></div>
<b><span style="color: red; font-size: large;">人の痛みにやさしくするのって、難しい</span></b><br />
<br />
監督:橋口亮輔<br />
上映時間:140分<br />
パンフレット:850円★★★★☆(この映画が、ワークショップからキャスティングを決め、あてがきで脚本を書いた特別な作品であることがよくわかります)<br />
<br />
橋口亮輔監督作品は「二十歳の微熱」をずっと前にレンタルビデオで見たことあったようなおぼえがあります。が、どんな作品だったかあまり記憶がないので、ほぼ今回が初鑑賞な感触でした。<br />
<b><span style="color: blue;">この「恋人たち」は、自分にとっては正直感想を書くのに窮する作品でした。</span></b>家に帰って、パンフレットを読んで「あぁ、そういうことだったのか」とようやくちょっと腑に落ちた感じ。自分の痛みを、生きる糧にする人、気付かないようにする人、抑える人、そういう3人が味わう絶望と生きていくこと自体への希望を描いたような作品です。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://4.bp.blogspot.com/-MY93-z2CDkA/Vk3veHAZJFI/AAAAAAAAI-w/MA3CT_UHsUg/s1600/sub2_large.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="213" src="http://4.bp.blogspot.com/-MY93-z2CDkA/Vk3veHAZJFI/AAAAAAAAI-w/MA3CT_UHsUg/s320/sub2_large.jpg" width="320" /></a></div>
メインキャスト3人の中では、<b><span style="color: blue;">田舎で夫とその母と暮らす瞳子のエピソードが一番見ていて面白かったです。</span></b>皇族オタクで暇さえあれば自分が雅子様を見に行った時のビデオを見ている彼女、「雅子様に会える(というか生でちょこっと見れるだけ)」ことでテンションあがった若い頃の自分をタバコをくゆらせながら少しだけ顔をゆるませてみている彼女の、今の彼女にはこれしか楽しみがないのか・・・という行き詰まり感は自分にもよく理解できるものでした。<br />
姑が製品についていた粘着力の弱いラップを壁に貼り付けて再利用している様とか、旦那が肩をたたくと夜のお役目をしなきゃならない合図とか、<b><span style="color: blue;">すごいひどいことが起きてるわけじゃないのにどこにも行けないという深い絶望を感じる風景でした。</span></b>そんな彼女が三石研扮する藤田とニワトリを追いかけた時にみせた、興奮した表情の乙女な感じ。腐った日常の中で、ささいな興奮がもたらされると、ああいう顔してしまうこともあるかもと納得感ありました。笑える部分も瞳子のエピソードが一番多かったです。このエピソードがなかったら、ちょっと作品として見ているのがつらすぎたかもしれません。<br />
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<a href="http://2.bp.blogspot.com/-nSowIqBCUb0/Vk3vdWiDwNI/AAAAAAAAI-o/BwKYMy-XelM/s1600/sub1_large%2B%25282%2529.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="213" src="http://2.bp.blogspot.com/-nSowIqBCUb0/Vk3vdWiDwNI/AAAAAAAAI-o/BwKYMy-XelM/s320/sub1_large%2B%25282%2529.jpg" width="320" /></a></div>
この作品は登場人物ほぼすべてが自分の痛みを持っているのですが、ほとんどみな他者の痛みには無関心でした。<b><span style="color: blue;">そ</span></b><span style="color: blue;"><b>んな中、アツシの同僚で、「片腕がない」という目で見て周りが見てすぐ分かる痛みを持っている黒田の他者へのまなざしはとても優しかったです。</b></span>アツシからの「なぜ、片腕ないんですか?」という質問に「ロケットで吹っ飛ばしちゃった」と答え、その答えに笑ったアツシに「笑うのはいいんだよ。腹いっぱい食べて笑ったら、人間なんとかなるからさ」と応じる黒田。自分の過去そして現在も存在する痛みを笑われても、それが相手の元気になるんならと差し出せる強さがかっこよかったです。だからといって彼のようになりたいかというと、彼のようになりたくもなかったりもします。だれかの痛みを積極的に減らそうと働きかけるのは、自分には荷が大き過ぎて。。。<br />
離婚調停しにきたアナウンサーが相談相手の弁護士が泣いたと勘違いして、勝手に心が楽になっていたエピソードを見て、他人が自分の痛みに共感してくれたと思うだけで、人って救われたりするんだなと感じました。<b><span style="color: blue;">だから、せめて相手の話を聞いて「うん、うん」ってうなづいてはおこうと思いました。</span></b><br />
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<a href="http://1.bp.blogspot.com/-Bmm_A40j0_o/Vk3vdWYU84I/AAAAAAAAI-s/undaGn4JSAM/s1600/maxresdefault.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="180" src="http://1.bp.blogspot.com/-Bmm_A40j0_o/Vk3vdWYU84I/AAAAAAAAI-s/undaGn4JSAM/s320/maxresdefault.jpg" width="320" /></a></div>
kurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-78534111634028575842015-11-12T00:29:00.001+09:002015-11-15T02:41:20.912+09:00WE ARE Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENT<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
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<img border="0" height="400" src="http://3.bp.blogspot.com/-gqtau7JrQWA/VkNdm4vHPtI/AAAAAAAAI-A/AwSjoes9lGw/s400/poster2%2B%25286%2529.jpg" width="282"><div><span style="color: red; font-size: large;"><b>一緒に「WE ARE Perfume」と言わせて</b></span></div>
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監督:佐渡岳利<br>上映時間:120分<br>パンフレット:884円(★★★☆☆:各公演のセットリストが乗っていて、数々のダメ出し会議を経てベストセットリストを模索したことが感じられます)<br><br>Perfumeのドキュメンタリー映画、同じくPerfumeファンの姉と一緒に見てきました。私も姉も、かれこれ8年半Perfumeファンでしてファン歴がそこそこ長いので、<b><span style="color: blue;">Perfumeを語るというのが、ほぼ自分語りになりそうで、映画の感想にならなそうな気がします。</span></b>が、そんなPerfumeのことをわり長い間見てきた私にとっても、この映画ではいままで知らなかったPerfumeが見れて、より一層彼女たちの奇跡は彼女たちの不断の努力が源泉になっているんだという思いが確信になりました。<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://1.bp.blogspot.com/-qwP3ik2w6Ik/VkNdojgCPxI/AAAAAAAAI-M/6FE0P_84PQs/s1600/2059092_201509140535965001442170814c.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="187" src="http://1.bp.blogspot.com/-qwP3ik2w6Ik/VkNdojgCPxI/AAAAAAAAI-M/6FE0P_84PQs/s320/2059092_201509140535965001442170814c.jpg" width="320"></a></div>
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私がPerufmeを好きになったのは、2007年3月22日名古屋ナディアパークヤマギワソフトのDVD「FAN SERVICE BITTER」のリリースイベントです。<b><span style="color: blue;">それまでも、申し訳ないとで宇多丸さんや掟さんのDJでPerufmeの曲を耳にしたことはあったのですが、その日初めて生で彼女たちを見たらその瞬間に大好きになってしまいました。</span></b>ちょうどその時、私は仕事を辞めて実家に戻ってきたばかりで、時間があるけど周りに遊べる友達もいなく暇でした。なので、「よし、これに自分の時間を出来るだけ使お!」と速攻決意しました。毎日毎日繰り返し「FAN SERVICE BITTER」を見て、そして実家でそんな私の様子を見ていた姉も「一人でライブ行くのもさみしいだろうし、一緒に付き合ってあげる」と次の現場(おそらくハレパンさんの対バンイベント)についてきて、一度見て速攻ファンになってました。2人で現場へ足を運ぶたびにどんどんPerfumeが売れていき、ある種社会現象に自ら加わったような不思議な感覚を味わいました。<b><span style="color: blue;">Perfumeを通じて、毎日毎日どんどん世界がひろがっていくのを肌で感じました。</span></b>この映画を見ていて、はじめてPerfumeを見た時はお客さん50人位だったのに、今では3度に渡って世界ツアーもしているグループになり、そして彼女たちはいまでも世界を広げ続けているんだなぁと、あらためて彼女たちのファンであることを誇りに思いました。</div>
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<a href="http://2.bp.blogspot.com/-1xzF3g8MqO4/VkNdoi6zjiI/AAAAAAAAI-I/PZikXkYs6s4/s1600/perfume1_large.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="http://2.bp.blogspot.com/-1xzF3g8MqO4/VkNdoi6zjiI/AAAAAAAAI-I/PZikXkYs6s4/s320/perfume1_large.jpg" width="211"></a></div>
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<b><span style="color: blue;">私がこの映画ではじめて知ったPerfumeの出来事は、メンバー発信でライブギリギリのタイミングでセットリストを変更していたということ。</span></b>Perufmeが人一倍努力していることは知っていましたが、内容にかかわるところはスタッフが決めたとおりにやっているのかなと思っていました。でも、LA公演でお客さんとのグリーティングイベント直後にあ~ちゃんがファンの人にもらったリボンをつけたまま「気になるところがあるんだけど、、、「いじわるなハロー」でお客さんのテンションが落ちるから「ワンルームディスコ」にかえれないか」と真剣な面持ちで提案し、そしてそれを傍で聞いてたmikiko先生が「とりあえず、ギリギリまで調整しよう!」と試す。そして、本番ではよりよいステージなっている。ギリギリまで妥協を許さない難しい調整がメンバー発信で行われていて、「そりゃ、Perfumeのライブは最高なわけだ」と思いました。<br><b><span style="color: blue;">「3人あわせて、Perfumeです!」を英語にすると「We are Perfume!」になるというのもうれしい発見でした。</span></b>かしゆか、あ~ちゃん、のっちだけでなく、PerfumeにかかわるスタッフそしてファンすべてがPerfumeなんだという広がりを感じられました。<br>あ、あと、映画終盤に出てきた所属事務所・アミューズの大里会長の酔っ払いっぷりが面白かった。せっかくメンバーがいい話をしているのに、乾杯したくてしょうがなく飲みたくてしょうがなさそうなおじさん!そんな、彼も含めて「We are Perfume!」です!</div>
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<a href="http://3.bp.blogspot.com/-LgN7cyPwL04/VkNdoli9GmI/AAAAAAAAI-E/mLaDyJj1K_A/s1600/hqdefault.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="http://3.bp.blogspot.com/-LgN7cyPwL04/VkNdoli9GmI/AAAAAAAAI-E/mLaDyJj1K_A/s320/hqdefault.jpg" width="320"></a></div>
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kurara_tattahttp://www.blogger.com/profile/14937929453373325969noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-2644445102448378113.post-59849299654992639052015-11-07T01:00:00.001+09:002015-11-07T10:40:31.538+09:00ヴィジット<img border="0" height="400" src="http://1.bp.blogspot.com/-okemmit2eiA/VjzJmn1P79I/AAAAAAAAI9I/aks-QVX2xsk/s400/poster2%2B%25285%2529.jpg" width="282" /><br />
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<span style="color: red; font-size: large;"><b>孫のためなら、えんやこら</b></span></div>
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監督:M・ナイト・シャマラン</div>
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原題:The Visit</div>
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上映時間:94分</div>
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パンフレット:700円(映画論客3人のシャマラン復活を喜ぶ座談会が面白い)</div>
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シャマラン監督作品は、「シックス・センス」「ヴィレッジ」と一昨年の「アフター・アース」を鑑賞していました。<span style="color: blue;"><b>「最後にどんでん返しのお土産」をくれる監督というイメージだった</b></span>のが、一昨年の「アフター・アース」を見て「あれれ?お土産ないのーーー!?」ってちょっと残念に思ってました。そして、この「ヴィジット」。ちゃんとお土産がある上に、めちゃくちゃ怖くて、そして面白い!<b><span style="color: blue;">「シャマラン監督なんて、どーぜ最後のどんでん返しネタ一発がウリなんでしょ」とかちょっと思ってて、ごめんなさい!</span></b>これ1本でまだ未見のシャマラン映画が見たくなりました。<br />
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<a href="http://2.bp.blogspot.com/-OsSHOTWaWOs/VjzJnJelLXI/AAAAAAAAI9U/L-P7MMDJLC4/s1600/thevisit%2Bcopy.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-OsSHOTWaWOs/VjzJnJelLXI/AAAAAAAAI9U/L-P7MMDJLC4/s1600/thevisit%2Bcopy.jpg" /></a></div>
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この映画振り返って考えると、怖い&仕掛けにビックリするだけでなく、<b><span style="color: blue;">映画内で姉弟が撮り続けるドキュメンタリー映画としてちゃんと成り立っているし、姉弟の成長物語としてもしっかりしていて、あらためてすごいと思います。</span></b>何かを創作することで癒せる物事があるということが、姉制作の映画や弟のラップからよく伝わってきます。エンドロールの弟のラップは笑えるというよりも、あの訪問がこのコのトラウマになってなくてよかったな~って安心出来ました。姉弟が自分たちの父親が家を出て行ったことがきっかけで身についてしまった心の癖みたいなものが、この恐怖体験で強引に乗り越えられたというのもサッと描かれているけど救いがあるとともに子供の心の強さへの信頼があっていいなぁと思いました。</div>
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<a href="http://2.bp.blogspot.com/-KtDJRjk9iFw/VjzJnT83AhI/AAAAAAAAI9o/urkqDDefqJE/s1600/visit_photo2_large.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="180" src="http://2.bp.blogspot.com/-KtDJRjk9iFw/VjzJnT83AhI/AAAAAAAAI9o/urkqDDefqJE/s320/visit_photo2_large.jpg" width="320" /></a></div>
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ちょっと悲しかったのは、最終日のボードゲームが流れ解散(?)になって、てんわやんわした際に祖父母ともに姉弟に「お前のことなんて嫌いだ!」って言い放つところ。<b><span style="color: blue;">祖父母の属性や心理状態はどうあれ、個人的には姉弟のことは真面目に愛していた可能性を残す含みを持たせてほしかったなぁ。</span></b>この7日間が「孫がいる人生を体験してみたい」というそういうモチベーションだけで保たれていたとすると、ちょっと虚しく思えます。でも、まあそういう愛の含みがないからこそ姉弟の二人が祖父母に歯向かえたということかもしれないですね。ちょっと愛を感じてたら、冷蔵庫のドアあんなにパカンパカンできないと思うもん。</div>
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<a href="http://3.bp.blogspot.com/-2kBP5zEGhvc/VjzJmd7qfdI/AAAAAAAAI9Q/nY7-6OgQWRE/s1600/150911113054-the-visit-large-169.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="180" src="http://3.bp.blogspot.com/-2kBP5zEGhvc/VjzJmd7qfdI/AAAAAAAAI9Q/nY7-6OgQWRE/s320/150911113054-the-visit-large-169.jpg" width="320" /></a></div>
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