監督:ミカエル・ハフストローム
原題:Escape Plan
シュワルツェネッガー流 口説き術
予告編も見ず、スタローンとシュワちゃんのどアップポスターをぼんやり眺めたくらいでポスター下のオブジェも見落としてたので、ネタバレに気付かず楽しむことが出来ました。
ただ、やっぱり見かけのハードさって大切だなって思ったのは、スタローンがセキュリティコンサルタント(=脱獄のプロ)になった経緯が超複雑なのになんか納得してしまったところ。「昔、検察だった」→「有罪にした犯罪者に復讐を誓われた」→「そいつが脱獄して、妻子を殺した」→「自らがさまざまな刑務所から脱獄して、刑務所の弱点補完に役立てる」って、この動機から行きつく行動って「その犯罪者コロス!」とかもっとシンプルでいいと思うんだけど。でも、なんか納得してしまうのはスタローンというルックのハードさゆえ「お前ならそうだろうな」と思わせてしまうからでしょう。そして、ただのコンサルタントが終盤に人を殺しまくるのも「スタローン、お前ならそうだろうな」と違和感なく見てしまいました。