2014年12月15日月曜日

ホビット 決戦のゆくえ(145分)

監督:ピーター・ジャクソン
原題:The Hobbit: The Battle of the Five Armies
ファンタジー、ナーメテーター

ロード・オブ・ザ・リングも含め「ホビット おもいがけない冒険」1本のみ鑑賞という状態で見に行きました。ぜんぜん見ていないなら逆に、「自分の脳の可能性に挑戦!」という自分の力でその前の話を作り上げるゲーム的スタンスを楽しめるんですが、1本だけ中途半端に見ていたのでウィキペディアで2作目「ホビット 竜に奪われた王国」のあらすじをチェックしてから見に行きました。細かい人物はよく分からなかったですが、種族のスタンスはなんとなく分かったので、おおまかな理解には困らなかったです。
いままでのシリーズをちゃんとおさえていなかったし、唯一見ている「ホビット おもいがけない冒険」が長尺のわりに話が全然すすめなかったという印象もあったので、わりと低いテンションで見に行ったのですが・・・実際見てみたら、破壊&戦闘描写の容赦なさに「ファンタジー、なーめてーたー!」と反省しました。トランスフォーマーがロボットだったら残虐描写OKなように、ホビットもオークなら残虐描写OKな感じに意表をつかれました。不思議なほどあまり血は流れませんでしたが、わりとあっさりといくつもの首ちょんぱが見れました。予想外だったので、めっちゃ得した気分になりました。人間・ドワーフ・エルフ・オークと全種族がんがん死んでいて、「ファンタジー=ほのぼの」という、なんとなくもっていた私の勝手な思い込みが打ち砕かれました。ファンタジーなめてました、さーせん。
とくにびっくりしたのは、死人軍団と戦っていた魔法使いが全身から真っ赤に光を放ちはじめたところ。ドラッグ映像といってもいいほどの光量で、「すわ、アルタードステイツ!」っておどろきました。もしかしたら、ロード・オブ・ザ・リングシリーズをまだ見ていない私は、すげえ人生損しているのかも。でも、上映時間180分級を3本って、やっぱり手を出すのに腰がひけます。。。