2011年12月15日木曜日

けいおん!(110分)

マンガもテレビアニメもみていない「けいおん!」バージン状態で見てきました。
先に映画を見た友達が「ももクロ知らない人が「ももクロCHAN」見るような感じ」と言っていたのですが、まさにそのとおり!
ももクロならともかく、さして興味がない女のコたちのキャイキャイには心がはいっていけず、110分の上映時間が体感では3時間以上に感じました。

「卒業旅行」と「後輩・あずにゃんへの曲のプレゼント」を軸として話がすすむのですが、軸があるわりに特に何も起こらない不思議な映画でした。
事件化しそうな複線らしきものがまかれたと思いきや、それが特に後につながらず何も起きない。
「バンド解散!?→いや、ごっこ遊びだから!」「ロンドン旅行NG?→電話1本で親許可OK!(5人とも)」「飛行機で預けた荷物なくなった!?→あ、隅にあった!」「ホテル取れてない!?→チェーンの別ホテルに来ちゃってた!」「飛行機乗り遅れて、帰れない!?→全然、大丈夫だし!」と何かおきても1分後には解決されちゃってる。
唯一、解決されなかったことは「寿司が食べられなかった」ことくらい。
なんか、エピソードの無駄な投げっぷりに今年見た「ワラライフ!!」を思い出しました。
そういえば、タイトルもどことなく似てる・・・

でも、「このコたちは、成長するような事件に遭遇することなくずーっとこのまんまなんだよっ!」とその後の世界を映画館に来てくれたファンと約束しているように感じ、「けいおん!」の場合これが正解なのかもしれないなと思いました。
だって、私にも、大学生になったって、社会人になったって、おぼこいままアフタヌーンティをする5人の姿が浮かびましたもん。

2011年12月11日日曜日

ソーシャルネットワーク(120分)

たいてい、映画はひとりで見る私ですが・・・
mixiを活動拠点としているサークル「シネマテーブル」のイベントで、SNSつながりの知り合い30名と一緒に鑑賞。
この映画を見るのに、これ以上のシチュエーションがあるでしょうか!?
映画が終わった後、周りを見渡すと“ソーシャルネットワーク”つながりの知り合いが、そこここにいる感覚。映画とリアルが錯綜する至高の映画体験となりました。
KOKOU映画鑑賞もいいけど、群れるのも時にはよし!

映画自体も、ほぼ現在進行形の話をここまでの完成度で作品化していることに、うならざるえませんでした。文句なく面白い!!!
特に冒頭とラストのリンクの円環構図が好きですね。
変わっていない部分・成長した部分をマークに見て、「嫌なヤツだけど、こいつ好き!」って思いました。

あと、ハーバードの学長、最高!
いかすかねー、リア充双子をぶっつぶしてくれて溜飲が下がりました。
調子にのってる学生は、早めにぺちゃんこにしちゃったほうがいい。
そのほうが本人のためですって!

2011年12月9日金曜日

タンタンの冒険(107分)

子供かと思ってたけど…結構大きいんですね、TINTIN
IMAXの大画面でリアルなTINTINを堪能しました。

ひさびさに、「2200円払って、IMAXで見てよかった!」と思えるアクションシーン!
船&飛行機&4輪の乗り物の場面は、どれも酔いかねないグラグラ感だし、
序盤の車にひかれそう連弾も、終盤のバイク・ハンドル街降下やクレーン車ガチバトルもイイ意味でやりすぎで楽しかった!


ただ、話には自体にはあんまり乗れず、、、正直、途中からストーリーパートが来ると、「アクション、まだぁ?」と思ってしまいました。
まず、事件に巻き込まれる理由がほぼ「好奇心旺盛」ってだけなTINTINに全然感情移入出来ず、序盤で心が置いていかれてしまいました。
多分、これは原作自体がこういう設定なんでしょうが、巻き込まれ型サスペンスにはいいけど、巻き込まれたい型サスペンスっていまいちのれないですね。
そもそも、私だったら、お金が欲しくて模型船譲るし!そうすると、序盤15分で映画終了してしまいますが。。。
他のキャラクターも、いまいち個々の行動に「なんで?」ってなって、腑におちない。
捜査官は簡単に殺したのにTINTINとハドック船長にはとどめをささない悪役サッカリンの「達成したい復讐」が何なのか理解出来ない。
ハドック船長がアル中で駄目人間なのは唯一好感が持てるんだけど、ドランクとシラフモードのキャラ設定がぐらぐらで「お前、どっちだよ!」ってつっこみたくなるし。
シルエットで展開されるオープニングムービーがよくできてて、サスペンスパートへの期待値
が高まっていただけに、「もう、こいつらの動機とかどうでもいいや」ってなってしまったのは残念でした。


それに、そもそも・・・そのお宝、謎解きしなくても、地球儀をなでたらいただけちゃうよね!
ハドック家のみなさんは400年間一度も地球儀を拭かなかったのか…

やっぱり掃除が運気をあげるっていう都市伝説は本当なんだな。
私も、今年こそ大掃除がんばろう!

2011年12月1日木曜日

怪物くん(103分)

「チェホンマンがフランケンに」というガチっぷりに惹かれ、ドラマシリーズの「怪物くん」実は何気に全部見ていました。
大野くんの荒井注のような独特の怪物くんキャラもよかったですし、お約束の「○○、最高!」っていうオチも結構好きでした。
ので、「これは、もしかすると、、、」と期待して映画館に行ったのですが、、、
残念ながら、ガッカリな結果に。

3Dで見たのですが、とにかく画面が暗くてまず不快。
目が疲れて、時折メガネをはずしたのですが、 
3Dメガネで視界を暗くしてしょぼさをごまかしてるんじゃねーか!?」 
と疑惑がわいてくる画面のスカスカ感。
いや、絵がしょぼいのはまぁいいです。とりあえず、3D化で観客をつらくさせるのはやめて!

そして、内容ですが、これもダメ。
つっこみどころは多々あると思うのですが、最も嫌だったのが「デモキンとデモリーナが全然機能していない」こと。
映画版の悪役:岩石男の協力者として、TVシリーズからの重要キャラTOKIO松岡扮するデモキンが設定されているのですが、岩石男がデモキンとつるむメリットが結局1個もない。
肝心なところで、デモキンが岩石男に力を貸さなかった意味も分からないし。あそこで力を貸していたら、デモリーナが消滅することもなかったろうに。。。
「お前だけは許さない!」と叫びつつ、とどめをささずに知らぬ間にいなくなるデモキンの行動も理解不能。この2人がでなければ、もっと話もシンプルでわかりやすい気がしてならない。
元々出る予定ではなかったデモキン・デモリーナをムリヤリ話にぶっこんだようにしか思えず、脚本に大人の事情を感じてしまいました。

興味深かったのは、「人間界の怪物くんを特大映像で見守る怪物ランドの大王&民衆」の姿。
人間界に降りた跡継ぎの姿をあそこまで隠し立てすることなく、民の前にさらすとはっ!
怪物ランドって超・独裁政治の国かと思ってましたが、王制とはいえど、超民主主義の国なんすね。

2011年11月29日火曜日

その街のこども 劇場版(83分)

自らのものとして地震を体験した人々の姿をおしつけがましくなくつたえてくるこの映画には本当に驚きました。

偶然会った2人が一緒に一晩歩く。ただそれだけのことで、2人が分かり合って成長していくのがわかる。
映画化してはじめてこの作品を見ましたが、テレビでもこんな真摯な作品が作れるのか。テレビをなめてましたよ、私。

びっくりしたのは、終盤に御影山手の祖母宅に荷物を置き、東遊園地をめざし歩きはじめた道中の長い台詞劇。
「ルールのない不幸」や「それに対応するためのKUFU」について、語る佐藤江梨子。

通常だったら、長台詞にうんざりしてしまうところですが、
たくさん歩いては、少し語る・たくさん歩いては、少し語る、、、そうしていくうちに、こちらにまでかよいはじめるものがあり、長い台詞劇がすーっとはいってきました。


超いけすかない女だった佐藤江梨子が、別れ際最高にかわいくみえるのもスゴイよかったです。最後の佐藤江梨子に、みんな恋してしまったハズ!

2011年11月23日水曜日

マネーボール(133分)

予告編を見て「野球門外漢の男」が主人公の物語かと思っていましたが、
「野球に人生をとらえられた男」の話だったことにまずビックリ。
「試合はみない主義だ!」っていう予告の台詞に完全に騙されてました。

映画本編は人物群像劇としてはおもしろかったんですけど、肝心なところがちょっと物足りなかった。
マネーボール理論「評価は低いが出塁率が高い選手を起用することで勝利する画期的な野球戦略」は理解できるし、イェール大学出身のぽっちゃりとの出会いでそれに説得し行動を変えていくブラット・ピットにもうなずけるのですが、マネーボール理論がうまくまわりはじめるところが物足りない。
選手をトレードすることで、監督を無理やりマネーボール理論にそわせたところまではいいのですが、そこから理論がうまくからんで連勝しはじめるエピソードが足りなくてせっかくの逆転成功劇にもカタルシスがあんまり得られない。理論が既成概念を凌駕していく、パズルが解けるような快感もありませんでした。
ロッカールームやオフィスのシーンだけじゃなく、試合そのものももう少し描いてほしかったなぁ。
「オレのやっていることはあっているのか!」っていう葛藤がうまく描けていただけにもったいなかったです。
「まわれ、まわれ、オレのマネーボール!」 (ミライボールの替え歌で)の気持ちがいい絵がもう少し欲しかった!

あ、楽器屋で照れながらパパのために歌う娘のシーンがめっちゃよかったです。
自分のためだけに照れながら歌う異性ってこんなにイイモノなのか!
あんなコンサートに私も招待されたいナ!(真顔で)

2011年11月16日水曜日

スイートプリキュア♪ とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪(70分)

「プリキュア」は小2の姪っ子が泊まりにきた時に数回みたことありますが、
「スイートプリキュア」シリーズは一度もみたことなくほぼ知識ゼロ状態で映画館へ。

ストーリーうんぬんよりも、仕掛けが超せめててビックリ!
これは、和製「ロッキーホラーショー」と言っていいのではないでしょうか!
なんたって、ピンチに陥ったプリキュアを、音符型の公式ペンライトで応援出来るのです!
その応援を受けて、スクリーンの中で力を取り戻すプリキュア!
「プリキュア、がんばれ!」と叫びだす子供もいて、超たのしい。
エンドロールにはプリキュアの呼びかけで、席を立ち上がってのダンスも出来る!
ただし、これらが許されているのは残念ながら子供のみ。
大人には公式ペンライトは渡されないし、「大人が立つとみえなくなるから」という理由でダンスも許されていない。
コレ、大人限定のナイター上映やってくれないかなーーー。
それで、ペンライトもダンスもやりまくりたい!
そしたら、この祭りに備えて毎週プリキュア見るのにナ。コスプレして映画館行くのにナ。
まぁ、それが許されないのなら、私はいつものようにアイドルのコンサートでペンライトを振ろう!
劇場版プリキュアは、ステージと観客の関係がアイドルのライブともよく似ていました。(ペンライト&フリコピによる応援と自己同一化)


ストーリーは、しつこいくらいに父&娘の愛情を描いたモノでビックリしました。
「親の愛、なめんじゃねーぞ!」と娘を助ける父、「どんなパパでも好きだから!」と父を守る娘。父娘のデートムービーにピッタリです。
ラスト、王(パパ)のもとを離れ地球に戻るプリンセス(娘)を「お前ならそうすると思った」とこころよく送り、娘がいなくなった後号泣する父親の姿もすがすがしい。
プリキュア見て浮かれる娘に、かたわらにいる父親の愛に気付かせる。
「また、娘とプリキュア見に行こう!」と劇場のお父さんは心を決めたはず。
ちゃんとお財布を握っている人間の心を掴んでくるあたり、戦略がうまいなぁと感心しました。