2012年1月24日火曜日

ノルウェイの森(133分)

監督:トラン・アン・ユン

「今さら映画化なんて、どーせ「カネ」がらみでしょ」と半笑いで見に行った自分を深く反省。 とてもよかった!
別に「ノルウェイの森」ファンでもなく、ハルキストでもないのですが、文学の映画化としてここまで出来るのかと感動です。原作は20年近く前に一度読んだきりでぼんやりとしか内容をおぼえていなかったのですが、原作を読み返したくなりました。

特に気に入ったのは、直子の最期からワタナベの海の嘆きのシーン。
気分が悪くなる場面で、本当に気持ち悪くなる音楽をかける。そして、悲しみを役者さんのリアルさのある全力の演技でみせる。見てる側は、どんどん気分が重くなる。それが本当に、ずしんとくる本を読んでいる時の感覚に近くてよかったです。

ただ、デートムービーとしてはおすすめできません!
女子目線で考えると、「私、そんなにSEXのことばっかり考えてないんだからね!」という反抗心が生まれてきちゃうと思います。
いや、本当はそういうことばっかり考えて生きていきたいものですけどねぇ。

2012年1月20日金曜日

ヒミズ(130分)

監督:園子温
原作未読で映画館へ。

津波で廃墟となった街がうつるオープニングで、原作を知らない私でも園子温監督が現実から目をそらすことができず「今」を映画の中に織り込んだことが見て取れました。
3.11から1ヵ月後の被災地に程近い土地で展開される物語。
コトの発端からまだ1年もたっていない世界がスクリーンにひろがっていることは驚きでしたし、そうせざるえなくなった作り手側の真摯さに胸が打たれました。「冷たい熱帯魚」「恋の罪」と3作連続で映画館で見てきましたが、園子温監督作品はこれからもリアルタイムで見ていこうと本作で強く心に決めました。

ただ、その織り込みが物語としての成功をあげていたのかはちょっと微妙。
父に「オレ、お前のこと、本当にいらねーんだよ」と言われる住田、母に「死んでくれない?」と言われる茶沢の縁取り難い絶望とそれに対する反抗のせつなさが、「どんずまりのノンフィクション」を前にするとやはりどうしてもフィクションに感じてしまう。
そして、やはり「現実」を共有する者として、映画の中にいる人々にエールをおくらざる「えない」という気分になってしまう。震災を織り込んだことで、絶望を共有して終わることが許されない作品になってしまったように思います。

「冷たい熱帯魚」が大好きなので、「冷たい熱帯魚」キャストによる死霊キャンピング超萌えました。みんなでマラソンするとことか、「ゲ、ゲ、ゲ、ゲ、ゲのゲ~、夜は川辺で運動会♪」とあいつらの死後の世界を思いながらニヤニヤ。

でんでん様の白スーツも超きまってて、しびれるなぁー。
あぁ、だから、そう、みんな素直になっていったんこう言っちゃえばいいと思います。
「オレモ、シアワセになりた~い!」って。・・・ そのために、「あとは、お前でがんばれ!」

2012年1月17日火曜日

人生万歳!(91分)

原題:Whatever Works 監督:ウディ・アレン

20101229日に見たのですが、年末に見るのにピッタリで、すごい心があたたまりました。

「あらゆる幸せはすべてつかの間だ。だからこそ うまくいくなら“何でもあり”だ」
と宣伝でも語られる台詞がストーリーをおって心にしみこむ、まさに「人生万歳!」な映画。

が、、、展開が強引というか「ありえないのでは?」と思うところが多々ありまして・・・
まず、若い娘っコ:メロディが初老の男性:ボリスのところに住み込むところからいって、その成行きの説得力がイマイチ。メロディの父母の展開も、「うーん」となってしまいました。
もう少し納得出来る前振りがほしかったかな…

あと、領域を超えて見える男・主人公:ボリスが観客に話しかけてくるのに、「オレにいってんのか!?」と、字幕を読み忘れるほど緊張してしまいました。
宣伝を見た時に「やたら、こっちに話かけてくるからやだなぁ。でも、これは宣伝用かな?」と思ってたんですが、本編もそういう映画だったので緊張の連続でした。
メタ構造とは分かっていても、見られてる緊張って確実にありますね。。。



2012年1月12日木曜日

哀しき獣(140分)

原題:黄海 監督:ナ・ホンジン

2012年ど頭から、韓国映画のヤバさを再確認。
何、コレ...超面白い!足で逃げ、包丁・ハンマーで殺しあう、しまいにゃ骨まで使っちゃう!もう韓国映画って本当にコッチの期待を裏切らないなー。ちょっと悔しいくらい、最高!もう、好きにしてっっっ。

ほとんど語らない主人公で成立させるストーリーも見事だし、そしてその主人公が唯一内情を打ち明ける「狂犬病にかかり逃走した飼い犬の哀しい末路」の冒頭のモノローグも沁みる。
邦題「哀しき獣」っていうのも、いいですね。邦題残念映画はけっこうあるけど、こういうほどよいさじ加減で伝わるオリジナル邦題なら大歓迎です!

ただ、正直、逃亡&殺戮パートが最高で目が行き過ぎて、「黒幕だれじゃあ?われぇぇぇ!」なサスペンスパートがあまり頭にはいってこず。見終わった後、人間関係をじっくり考え再確認し「な・なるほど!てっていうか、な・なんだそれ、しょーもな!」と思ってしまいました。いや、でも、しょうもないからこそ、代理殺人の実際の怖さを感じました。
唯一、動機が女じゃなかったのはアイツだけなのか。。。お金で動く男と、女で動く男、どっちが信用出来るだろ???まぁ、誰の下で働きたいかっていったら、私はアイツの下で働きたいかな。

最高にアガったのは、代理殺人現場から全力疾走で逃げるシーン。足で逃げる主人公尻目に、警察ガシャン・ドッカン・グシャーンで、もうドキドキがとまらない!いままでそんなに逃走シーンでアガッた記憶ないけど、アレなら私ずっとみていたいよ!パトカーがグシャグシャになるのは、普通の車の数倍アガルことを発見。
まだ未見の同監督のデビュー作「チェイサー」も、楽しみだー!フーーーー

2012年1月10日火曜日

琉神マブヤー THE MOVIE 七つのマブイ(96分)


監督:佐野智樹

マブヤー、ほとんど予備知識なく見てきました。
予告編を見た時は「これは、イロモノだろ」と思ってたんですが、想像以上に真面目に作ってあり、アイドルもヒーローも「地方の時代、キターーーー!」と実感しました。

「どーせ、にぎやかし的出演でしょ?」とうがっていたメインキャスト、山田親太郎・ISSA・ゴリの3人が、役にはまっててよかったです。3人ともとても真面目に演じられていて、好感が持てました。ゴリの最後の熱い決め台詞もよかった。
ヒーローショーで悪役を演じていた主人公がヒーローの力を手に入れるという設定や、ショーでヒーローを演じていたISSAが実際の悪者には歯がたたず、一度殺されかける設定も好きです。

ただ、ダメなところも目立ちまして…まず「?」な展開が多かった。秋田のご当地ヒーロー:超神ネイガーがなぜ沖縄にきたのか分からないし・空港でその後も投げっぱなしで駄目。あと、隕石のくだりがかなり時間がたった後唐突に展開するので、「あの隕石、どうなったんだっけ?もしかして、私、居眠りしてたのかな?」と途中自分に居眠り疑惑を持ってしまいました。隕石が、話を収束させる重要な部分だっただけに、これはかなり残念でした。
それぞれ異なる7つのマブイがあるというわりに、どれを奪われても「結局、寝る」だけっていうのも残念。あと、マブヤー側もマジモン側も仲間がトリオで組まれているのですが、その会話劇が全然はずまず、もったいない。おもしろくなりそうなコントラストだったのになぁ。

好みの問題なのかもしれませんが、カメラワークも嫌でした。
アクションシーンがアップすぎて、上下が見切れてることが多くて気持ち悪いし、普通の会話シーンも左右があいてて、空間に偏りがあって気になる。あと、悪者中心シーンの画面の緑暗い感じも好きになれません。
つい最近見た「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX」では、そういうところが全く気にならなかったので、「やっぱり、仮面ライダーって、、、実は高度なことしてますよねっっ!」と再び仮面ライダーの素晴らしさを実感。
「地方の時代、キターーーー!」だけど、地方“だけ”の時代ではないから、中央のものもしっかりみにイコーーーー!

2012年1月9日月曜日

2011年、こんな現場に行きました

2011年に足を運んだライブや講演会イベントの記録をいまさらUP
ざくっとおこして63個のイベントに行き、その中でアイドルのイベントが33個。うん、もうすっかりアイドルファンです私。

参加数1位は、ももクロ関連で15個。「ももクロ春の一大事 ~眩しさの中に君がいた~ 第2部 早見あかりFINAL そして・・・」が運よく生で見れ、魂もってかれまして、、、自分的には2011年はももクロに捧げました。おかげで楽しい1年だった!
まぁ、2012年はもうちょっと回数おさえて自分に無理しないで応援していこうと思ってます。

2位は7個でSKEいまさらながら「名古屋に住んでいて、SKE劇場公演に行かないヤツはバカだ!」と気が付き、がんばって当てて劇場公演4回&リクエストアワー両日参加しました。2012年はもっと劇場公演に行きたい!当選しますよーに。

3位は、RHYMESTER4個。まだ地震で自粛の空気があるなかでのPOP LIFEツアー初日の独特な空気に「必要なことは、何もしないことではない」と教えられました。あと、R-10WE ARE THE WORLD 宇多丸さん結婚エンディング」も忘れがたい。。。ももいろクローバーにZが付いた時と肩を並べる、「え、これで終わり?」感があって、ウヒヒときました。

私の絶対的神存在Perfumeもダンスコンテストでサプライズライブがあり、2曲だけだけどなんとか生で一度歌い踊る姿が見れました!2012年はツアーがあるので、楽しみ。
あと、すべりこみ的に行けたクリスマスイブの東京女子流が素晴らしかった!あー、なぜもっと早くこのコたちの早くライブにいかなかったのだろう。2012年はいくよ!3月発売のアルバム楽しみです。

2012年もアイドルイベントにどんどん参加していこうと思っているのですが、「ライブ第一主義」&「接触のみのイベント参加自粛」&「遠征のカードを簡単にきらない」というモットーでやっていこうと思ってます!(といいつつ、今週の土曜早速Perufmeツアー初日で神戸遠征www

イベント参加記録(日付順) 
116             Aira Mitsuki                      SPILAL
25               野宮真貴                            鶴舞KDハポン
210             RHYMESTER     R-10      SHIBUYA AX
212             ももいろクローバー           ミライボールがやってきた1       ZEPP Nagoya
212             ももいろクローバー           ミライボールがやってきた3       ZEPP Nagoya
219             古今亭志ん輔       サタデープログラム1    東海高校
219             熊田曜子              サタデープログラム2    東海高校
219             藤子不二夫A       サタデープログラム3    東海高校
34               傳田真央                            大須
3月16日      スマイレージ    オアシス21
327             しまおまほX吉川トリコ    BOOKMARK NAGOYA    栄ガスビル
327             吉田豪×杉作J太郎           本に書けない裏トーク       山ちゃん本社ビル
410             ももいろクローバー           ももクロ春の一大事 ~眩しさの中に君がいた~ ももクロ☆オールスターズ2011      サンプラザ中野
410             ももいろクローバー           ももクロ春の一大事 ~眩しさの中に君がいた~ 第2部 早見あかりFINAL そして・・・        サンプラザ中野
51               RHYMESTER     KING OF STAGE VOL9             ZEPP Nagoya
58               岡田斗司夫           恋は得だけど、恋愛って損              日本ユニシス
520             ももいろクローバーZ        Zで行くって決めたんだ1           ZEPP Nagoya
520             ももいろクローバーZ        Zで行くって決めたんだ2           ZEPP Nagoya
618-19        中村うさぎ           ドキドキ温泉旅行              下呂温泉
625             サンドイッチマン              サタデープログラム2    東海高校
625             ()ニワンゴ取締役 木野瀬友人      サタデープログラム3    東海高校
77               畑中大輔監督       ショートストーリー名古屋              伏見
716             DREAM5             美浜海遊祭           美浜
716             ももいろクローバーZ        美浜海遊祭           美浜
716             AAA       美浜海遊祭           美浜
730             ももいろクローバーZ        CBC公開録音      久屋公園
86               SKE       パレオ全国握手会(握手:松井珠理奈)       もりころパーク
812             ももいろクローバーZ        ボイン会1    なんばハッチ
812             ももいろクローバーZ        ボイン会2    なんばハッチ
814             RHYMESTER     フラッシュバック夏 トークイベント            アスナル金山
820             ももいろクローバーZ        極楽門からこんにちは       よみうりランド
821             Pre-dia                マウントホール渋谷
821             ぱすぽ☆                            マウントホール渋谷
821             B-BOY PARK      代々木公園
824             菊地成孔                            ブルーノート名古屋
825             SKE       チームS:制服の芽           サンシャイン栄
916             城定秀夫監督       エロいい話舞台挨拶           シネマスコーレ
922             KEN THE 390×ロマンクルー×SKY-HIGH          超ライブへの道    CLUB COLORS
925             二村ヒトシ           読書会「恋とセックスで幸せになる秘密」   
927             SKE       研修生:パーティがはじまるよ       サンシャイン栄
109             大槻ケンジ×山口敏太郎    超常現象トーク    大須演芸場
1015           大根仁監督           モテキ舞台挨拶    109シネマ
107             女王蜂                  ボトムライン
1016           金粉ショー           大須
1022           SKE       チームS:制服の芽(女性限定)    サンシャイン栄
1029           Perfume              ダンスコンテスト 魅せろJPN        品川ステラボール
1030           ももいろクローバーZ        女祭り    SHIBUYA O-EAST
115             ぱすぽ☆              インストアイベント           近鉄パッセ
1119           しず風・絆×negicco         インストアイベント           HMV
1119           ドリームモーニング娘。                  中京大学文化市民会館
1119           しず風・絆×negicco         インストアイベント           近鉄パッセ
1126           SKE       リクエストアワー ファンそれぞれの神曲たち 26-50           センチュリーホール
1127           井上公造×吉田豪              クギズケ!トークショー    セントレア空港
1127           SKE       リクエストアワー ファンそれぞれの神曲たち 1-25             センチュリーホール
123             NMB      2期生:パーティがはじまるよ        サンシャイン栄
124             RHYMESTER     カスタムカーイベント       ポートメッセ名古屋
1217           ヒャダイン           インストアイベント           アニメイト名古屋
1217           ももいろクローバーZ        魂のシュプレヒコールツアー1    ZEPP Nagoya
1217           ももいろクローバーZ        魂のシュプレヒコールツアー2部(千秋楽) ZEPP Nagoya
1224           SKE       チームKⅡ:ラムネの飲み方(女性限定)    サンシャイン栄
1224           東京女子流                         サンプラザ中野
1225           ももいろクローバーZ        ももクリ2011      埼玉スーパーアリーナ
12月27日     井上都紀監督           不惑のアダージョ舞台挨拶    伏見ミリオン座

2012年1月7日土曜日

仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX (95分)



監督:坂本浩一

結論から、先に言います!コレ、お・おもしろいデス!100点!!!
私、仮面ライダーはかなりの新参者で、2010年シネマハスラーで「仮面ライダー×仮面ライダーW(ダブル)&ディケイドMOVIE大戦2010 」「仮面ライダーW FOREVER A to Z 運命のガイアメモリ」を見、「仮面ライダーには現在実現可能なエンターテイメントの要素が全てはいっているのでは!? 」と思い、TVシリーズも「オーズ」「フォーゼ」と楽しみに見るようになりました。で、今回はすごい評判がよかったので、ハスリング枠じゃないけど映画館へ。
これまで見た映画は「おもしろいんだけど、設定がよく分からない」って感じだったのですが、「W」キッカケで「オーズ」「フォーゼ」を通ってきた私にとっては、今回の「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX 」は「アイツら、今でも元気でやってるじゃん!うれしいよ!うれしいよ!」って、たまらない世界でした。話の出来も、私が見たライダーシリーズの中で一番!

アクションシーンも、ちょっと信じられないほど痛快!特に変身前のフォーゼが真野恵里菜ちゃんをぶん投げたり・振り回したりする見せ場が最高。真野ちゃんは、「特大肉まんを吸い上げる(2個も)」という三池崇的な演出もこなしていて、親指たちました!
TVシリーズでは気付かなかったけど、里中ちゃんもアクションもよかった。あ、ひさしぶりの後藤ちゃんも「おぉ!」ってなりました。刑事になってて、私嬉しかったよ。(バースすぐ負けちゃったけど)

伝説の仮面ライダー7人が世界各地で戦っているっていう設定も、日本で活躍した後はみんな世界で活躍してるんだなと納得出来てよかったし、未来からくる仮面ライダーも「40年記念作で40年後を描く」粋っぷりがいいし、何と言ってもW・オーズ・フォーゼが横並びで見られる幸せがたまらない。
それぞれの名セリフ、 「さぁ、お前の罪を数えろ!」 「明日のパンツを大切にするんだ!」「オレは、全ての仮面ライダーと友達になる男だ!」もうまくストーリーにはまっててものすごい気持ちよかった。

映司くんとアンクのコンビはツンデレ&光と影のバランスが最高で、これをずっとみていられるならミソジニー(比奈ちゃん不在)も悪くないって思ってしまいましたヨ。あぁっ...

2012年1月4日水曜日

ニューイヤーズ・イブ(118分)

原題:New Year's Eve 監督:ゲイリー・マーシャル

お正月に見ることを激しくおすすめするニューイヤームービー!
2011年映画納めに見ようかと思ってたのですが、「宇宙人ポール」を選んでしまったため「ミッション3デイズ的時間の巻き戻ししちゃお!」とちょっとネタ的な気持ちで13日に見に行ったらコレが大当たり!!!
いや、これ年末に見てたら逆に危険でしたね。「私の大晦日にも、奇跡もおきんじゃね!?」ととち狂った行動に出かねない。奇跡とか愛とかとはほど遠い自分の大晦日を実体験した直後に見ると、「あー、信じてる人たちのもとには奇跡っておきるのね(ホッコリ)」と素直にお祭りワッショイな気持ちになれます。

物語は、8つの話が同時進行ですすむ群像劇。
各々そこそこの描きこまれなのでつっこみどころも多いのですが(特にサラジェシカパーマーのくだりとか)、劇中のスピーチ(2箇所)とナレーション(2箇所)がとてもすばらしいので細かいことどうでもよくなりました。コレを素直な気持ちで聞ける体制をもつために、ストーリー部分はあるようなもの。 
「地震や洪水など自分の力ではどうしようもないことはあるけど、愛を信じることで生まれる奇跡はたしかに存在している」というしらじらしい台詞を信じてみても悪くないかな、、、という気持ちになります。

自分の直近の大晦日 タマフル年越し特番から生電話も、「“完全に錯乱”したしゃべりだけど、アレも1年間の自分を振り返ったらきっと説得力あったよネ!」と勝手に励まされましたYO


しかし、年越しのKISSっていう文化は日本にはないよなぁ。AKOGARERUZZZZZ!

2012年1月3日火曜日

トロン:レガシー(130分)

アイマックスで見ました。
やっぱり、3D映画は高い金を払ってでも、アイマックスで見るべき!2200円の価値あり!
他の方式で見た「ヒックとドラゴン」「海猿3D」は非常に疲労感がありましたが、
今回は画面の暗さ等のストレスが全くなかった。
ストーリーにはいりこめなくても、映像で親指立ちました!


父親の失踪だけで意味不明なほどにひねくれている主人公サムには共感出来ないし、
父親ケヴィンは 脈絡なく禅にかぶれすぎてるし、フード理論的にもご飯が豚のまるやきとアスパラとかおいしそうじゃない&TRON感なくてガッカリだし、「ディスク・バトル」「グリッド・ゲーム」のルールは意味不明だし、映像化して欲しいエピソードを台詞で説明するし、うまくないなぁと感じましたが・・・
いや、この際、ストーリーは疑問を抱かせないレベルであるなら、ヌケル画像が多ければ、それでいいんだと思います。

最も気に入ったのは、サムがトロンの世界にはいる瞬間の絵ですね。
あと、ヒロイン・クオラの狂った笑いがよい!「げへへ」って感じの笑いが下世話で好きです。

2012年1月1日日曜日

宇宙人ポール(104分)

原題:Paul 監督:グレッグ・モットーラ

下品極まりなかったおっさんキャラの宇宙人ポールがどんどんカッコよくみえてきて、最終的には「こいつの女(スケ)になりたい!」と思ってしまいました。
最初に遭遇した少女へのポールの落とし前の付け方、強引過ぎて超あこがれる!
なんとなく、ポールの立ち振る舞いによいこ濱口さんを思い浮かべました。「ゲスいけど、ロマンチストで男気あんじゃん!モテるのわかるわ~」っていう。どことなく母性本能をくすぐるルックスも似てるような


個人的には、リアルに宇宙人に遭遇した時の個々人の反応の違いが興味深かった。
なかでも特に、狂信的なキリスト教信者の親子の反応の違いが面白かった。
ポールの存在を認めたことで、自らの呪縛を解いて「やってみたかったこと」をどんどんしてみる娘。「おっぱいが屁をこくほど寝たぜ!」とか「しゃぶり散らかして」とか下品な言葉の連発し始める姿に、「呪縛を解いてやりたかったことソレ!?」と異常に親近感をおぼえました。
逆に父親のほうは、「これぞ、神だ!奇跡の手だ!」と自分の信仰を深めるほうへ動くのも面白い。同じ事柄を見ても、既存概念をこっぱみじんに砕かれるモノもいれば逆に強化する人もいる。同じ世界を見ても、心の動きは人それぞれなんですね。
乳房3つのエイリアンを描く宇宙ヲタクでも、リアルな宇宙人に会ったら失禁しちゃうし。これは、アイドルヲタがアイドルと街角で偶然遭遇した時に、へんなおどろきで何もできないというのと似てるかも。私にも、その存在を信じていながらも、絶対的偶像であってほしいと思う矛盾する気持ちがあります。