2012年3月17日土曜日

SHAME(101分)



原題:SHAME
監督:スティーヴ・マックィーン
 
ひさしぶりに友達3人で、映画をみてきました。
2人で男1人をはさんで鑑賞。(あ、とりあえず、私とは性的な関係はない2人。)
終盤の3P展開に、「もしかして、この後こういう展開になったりして!」とかちょっとドキドキしましたが、何事もなく。。。(当たり前)
あ、一応そのあと3人で飲み屋に行って白濁液a.k.aまっこりを飲み干しました。ごっくん!

映画のCMで「セックスを隠れ蓑に、男がひた隠しにする、本当の<シェイム>とは?」と、ちょいと謎解き要素の投げかけがあったのですが、映画を見て「結局、性欲が強すぎるだけじゃねーか!」とツッコミ。ちんこにツッコミ!
妹側からみたら、「私のお兄ちゃんがこんなに性欲が強いはずはない、、、欝だ死のう。」っていう話といえるかも。
いや、兄妹で語られる出身地が違ったり、掘り下げられうる家族の問題はありそうなんですけど、それ深堀しても本当の<シェイム>にたどりつく感じではなさそうだった。。。ちょっと、宣伝で変なアジテーションをくらった気分。。。
あと、もろもろぼかしの按配が興味深かった。
はじめ、超ぶらぶらさせてたのに、途中からはぼけたり。パイパンはぼかしてるのに、陰毛はみせてくれたり。いったい、どういう基準でやってるのかしら???
あと、「お前のハードディスク、汚らわしい!」という名言。
いや、汚らわしくないハードディスクなんてこの世にあるんだろうか!?(いやない)
あ、でも、会社のパソコンはわりと清いぜ!



2012年3月14日水曜日

ヒューゴの不思議な発明(126分)


原題:Hugo
監督:マーティン・スコセッシ

吹替版3Dで見てきました。

私は、映画創世記に関する知識があまりなく、残念ながらこの映画存分には味わいきれませんでした。が、それでも、世界初の映画スタジオ、ストーリー映画、SFX、それを現代の3Dの技術で見れることにとても幸福を感じました。

また、映画監督の祖:ジョルジュメリエスを知らなかった私でも、クライマックスでの彼のスピーチには「本当に、映画っていいなぁ」とジーンときました。「映画を見ることで、あなたが女優になり、魔法使いになる」っていうのは、映画を見ることをもっと大切にしたくなる素晴らしいスピーチ。映画を3Dで見たおかげで、より生々しく2012年の映画館にいる我々にメリエスが語りかけてくれたように感じとれました。

 ヒューゴ少年の物語としては、プロットが最近見たばっかりの「ものすごくうるさくて ありえないほど近い」に「ものすごくそっくりで ありえないほどそっくり」でビックリ。
「突然の事件で父親を亡くした少年が、父親が残した鍵にまつわる謎を解く。が、その謎を解いたことでもたらされるメッセージは他人に向けられたものであった。しかし、その冒険の中で彼自身も成長をしていくのであった。」って、これほぼおんなじ話じゃん!
おなじみのプロットってことだけなのかもしれないけど、わりと短い期間に2つとも見たせいで、私の頭の中では、すでにごっちゃになってしまっています。

2012年3月11日日曜日

おとなのけんか(79分)


原題:Carnage 監督:ロマン・ポランスキー

ポランスキーの映画、今回はじめてみたのですが、さすが巨匠とよばれるだけのことありますね。おもしろい!!!

個人的なことですが、限定された空間に限定されたモノしか出てこない映画って、かなり好きで。ちょっと前なら「ソウ」とか、また去年の「ミッション8ミニッツ」とかそういう設定ってだけでグッときてしまいます。(あ、でも、「キサラギ」は駄目。私、アイドルヲタなんで「そんなアイドル&ヲタ、おかしいだろ!?」っていうのが気になりすぎちゃって。。。)

この映画では、2つの場所「川辺の公園」「アパートの部屋」しか映画で使われおらず、そして主要登場人物もほぼ4人だけ。限定された空間・人物・時間しか描いていないのに、彼らのこれまでの人生が想像出来てしまう愛のあふれた演出に今年見たシアターまあの演劇「何かの美味しいキッサ店」を思い出しました。

この映画のハイライトはなんといっても、ケイト・ウィンスレットのゲロ!
しかも、ゲロをした後にスコッチを飲み始めるという。。。しらふでゲロした後にお酒って、すごいよね。惚れる。素晴らしい。そんな女性になりたい!
すでにうわべの装いが効かなくなってしまった大人たちが、お酒の力でさらに歯止めがきかなっていく。。。私も酒癖があまりよくないので、これはなかなか身に詰まされる光景でした。
シラフになった後、あの4人どうするんだろ???
「いや~、この前は飲みすぎちゃって」とか言って、またうわべに戻り社交的に振舞うのかな。きっとそうだろうな、そうせざる得ないよな。
でも、意外と共通の敵が出来たことで夫婦間の仲はよくなるんじゃないかと予想。
そういう意味では、夫婦2組混合の喧嘩って、ある意味良質なスワッピング的機能があってイイカモネ!

2012年3月9日金曜日

人生はビギナーズ(105分)

原題:Beginners 監督: マイク・ミルズ 

まわりの評判がいいので見に行ったのですが、なんかピンと来ず。。。
ピンとこない理由がよく分からないので、3日間ぐらいずっと考えてたんですが、
「おしゃれなヤツの悩みをおしゃれに描かれても、そんなん鼻に付くわ!」と突然怒りのような感情が沸き起こり、自分の深い深いおしゃれコンプレックスに気が付きました。

主人公の家庭の文化レベルの高く(職業からして、父親:美術館館長 主人公:イラストレーター)、実家は現代絵画がかざってある大きい一軒家。
主人公が仮装パーティでめっちゃイイオンナとすぐに恋に落ちちゃうし、うさばらしとしてグラフィティーアーティストの真似事をするとか。。。
思い出すと、「お前悩んでるかもしれないけど、実は超めぐまれてるんだから!」とうらやましくなって歯ぎしり。

そして、そのオシャレなヤツを描く手法の洒落感。時代を説明するスライドショーとか、犬が話してる風の字幕とか、もうセンスあるなぁ(ぐぎぎ)
「(500日のサマー」のお洒落感は全然大丈夫だったけど、なんでコレは駄目なんだろう」とも思いました。やっぱり、「「(500日のサマー」は主人公がぼんくらだったから、私のおしゃれコンプレックスがそんなに働かなかったのかなぁ。

いや、こんなことで物事の本筋が見れなくなるのはかなり自分がヤバイので、こうなったら奮起しておしゃれ側になってしまおうかと考えたり
今夜は、名著:ブラスト公論の「おしゃれは戦争だ!そして君たちはノイローゼだ!」の巻を読み直して、おしゃれについて考え直してみよう。。。

2012年3月6日火曜日

ポエトリー アグネスの詩(139分)

原題:Poetry 監督:イ・チャンドン
イ・チャンドン監督の作品は、「シークレット・サンシャイン」しか見たことがなく今回2本目でした。
正直、ちょっと難しくて消化し切れていないです。
でも、「シークレット・サンシャイン」もずっしりきて、だんだん効いてくる感じだったので、今回も日々の生活の中でこの映画のことをきっと思い出すんだろうなと感じました。


よく分からなかったところを書いておきます。
まず、「アルツハイマー」で言葉を失っていく運命のミジャが、詩を見つけることにどうしてあそこまで固執するのが、あんまり腑に落ちなかったです。
あと、一度断った会長との性交渉に突然応じたのは、ミジャの気持ちを理解するためだったのか。それとも、お金狙いだったのか。
そして、ラスト近く、お金を払ったのに警察が来たのは、ミジャが告発したのかな?それとも、他のさしがね?
アグネスの歌の後、やっぱりミジャは自殺してしまったのかなぁ。
こういう疑問点が、映画から離れた後に解けていくんじゃないかという気がしています。もしかすると、この先ずっと年老いてからほどけるのかもしれません。

主人公のミジャの、貧乏だけどお洒落を楽しんでる様子が本当にかわいかった。
そして、あらがえない出来事が起きても、そのかわいらしさが消えないところがなんか哀しかったです。
昔一緒に住んでいた おばちゃんのことを思い出しました。おばちゃんも花柄の好きなおしゃべり好きのかわいらしい人だったなぁ。

2012年3月5日月曜日

ヤング≒アダルト(94分)

原題:Young Adult 監督:ジェイソン・ライトマン

「ものすごい共感して、つらくなるかも」と若干不安に思っていたのですが、無問題でした。
主人公:メイビスのように「一番輝いていた戻りたい時代」が、私あんまり思いあたらず。。。
「あのころの男をとりもどして、あの時代を取り戻したい!」とか、とりあえずここ数年そういうマインドになったことないなあと改めて自分を振り返ってしまいました。まぁ、もしかして元カレが赤ん坊写真付年賀状とか送りつけてきたら、急に変なスイッチがはいるおそれはありますが・・・

と、主人公:メイビスにはあまり感情移入できなかったのですが、物語ラストに共感出来る人物が急にあらわれました!それは、マットの妹サンドラです。
落ち込んだメイビスに、「時々、あなたのことを職場で思い浮かべるの」「この街の人間は無よ」「あなただから出来るのよ」と惜しみない賞賛をささげ、なぐさめる。そして、最後に「私もリトル・アップルに連れてって!」ってお願いしたら、残酷な宣告が降ってくる。
あれだけ住んでる街を自らdisった後「あなたは、ココにいなきゃ」と返されるのは、本当にひどすぎる。今より少し若い頃、「自分がいる場所がなんか納得出来ない感」ってちょっとあったんですが、そのマインドはきっぱり捨てたほうがいいなと思いました。だって、なんやかんやいって、ココにいなきゃなんないですし。。。

一番好きなのは、クライマックスの1人空回り修羅場。気まずさでヒリヒリきて、最高!
「本当は、私だってアナタになれたのよ!」と言っちゃいけないこと、どんどん言っちゃって。でも、その結果周りから怒りをかうのではなく同情・哀れみを込めた絶句を受けるメイビス。自分がキレた時にあんな反応されたら、その場で切腹ですよ!あのタイミングでドラムをたたきながら出てくる元カレの間の悪さもよかったです。
あと、「コーラ」ではじまる朝のシーンが好きです。2日酔いにコーラって効くのかな???

2012年3月3日土曜日

戦火の馬(147分)


原題:WAR HORSE/監督:スティーヴン・スピルバーグ


お友達に誘っていただいて、試写会にて鑑賞。

物語始め、駄目親父がサラブレットを無理して飼う理由が腑に落ちなくて、話につっかかってしまったのですが、戦争という時代の中で馬の所有者がどんどんうつりかわっていき(合計6人)、最初の理由がどうでもよくなりました。
でも、家族が困窮しているのに「コレ、かっこイイネ!」っていう理由で、衝動買いしちゃう親父は駄目過ぎるよね。そんな親父は射殺したいです、私。

馬に関する美しいシーンが満載です。
特に、大砲が瞬く暗闇をかけるシーンは、その美しさに息を飲みました。
しかし、第一世界大戦ぐらいの時代でも馬に乗って刀で奇襲かけたりしてたんですね。
映画序盤、時代表示がなかったので、戦争の姿に随分昔の話かと勘違いしてしまいました。
案の定、馬と刀の奇襲作戦はすぐ失敗してしまってたけど・・・

「馬が好きな人に悪い人はいない」という言葉を聞いたことがありますが、たしかにこの映画の馬好きも悪い人はいなかった。(駄目な親父はいたけど)
「美しく・強い馬」に、さまざまな人々が色んな意味を見出す姿に、やっぱり圧倒的な存在感ってそれだけで意味があるんだなと思い知りました。 

あと、試写会小噺を。。。
おそろしく笑いの沸点が低いおばさまが近くにおり、「どっちかっていうと感動寄り」のエピソードでもめっちゃ笑ってた。
やっぱり、笑い声って適切なタイミングできこえることが重要なんだなと気付きました。
笑い声に感情がつられて、なんかエピソードが理解しずらかったです。(心理学的気付き)