2011年10月16日日曜日

モテキ(2回目)(118分)

基本、映画の劇場鑑賞おかわりはしない主義なんですが…

大根監督が名古屋にいらっしゃるということで、初回から3週間後2杯目いきました!

1杯目は、「好きだったあの味でてんじゃん!それに、単品でも成立してんじゃん!」とファン涙の味わいでしたが、
2杯目いくと、やっぱり味の好みがはっきりするっていうか、
「もーーー、コノ素材はのぞいといてよっ!」っていうのが2つ(多分、自分自身の何かにひっかかって胸焼けするのだと思いますが・・・)と、「こんなデザート(エンディング)あったらいいな」ってのがありましたので追記します。

まず嫌なとこ1個目。
るみ子が牛丼喰って「私は元気です!」風の演出が嫌。
麻生くみ子がガツガツ牛丼食べる姿を見たい男の気持ちは分かるけど、あの種の女が大衆食の一気食いで救われるとは思えない。
私が希望するるみ子エンディングは、ホテル出た後すぐ電話して「今日、飲まない?」とすぐ次の男をセッティングするというモノ。そんで、「腹減ったー」って喰いしんぼうっぷりを見せてほしかった。
大根監督自身「墨さんは、るみ子から誘ったんですよ。寿司と都ホテルで約10万使って、好きでもない女抱いて慰めて、傷ついてるのは墨さんですよ!」と言ってましたし、るみ子は「もっと他の男ともセックスしたほうがいいよー」という墨さんの言葉よろしく、どんどんヤッて元気になればいいと思うよ!

そして、嫌なとこ2個目。最後の「走れ!」のくだり。ラストの泥落シーンはいいんですけど、、、
仕事を放置して女を追いかけるっていうのが嫌。今までの幸世ならコレでもいいんですけど、その直前、最悪の事件の後最強のライバルのインタビュー記事を書き上げるというシリーズ史上最大の成長をみせた幸世の描写が帳消しになったように感じてしまって。
(久保ミツロウ先生がツィッター上で「仕事中っつーか、挨拶中ってだけだったんだけど」って書いてたけど、2回目注意してみてもインタビュー仕事を放置したようにしか見えなかった。)仕事を全部終えた後のプライベートの幸世が、みゆき&ダイスケをみかけてダッシュっていう描写でよかったんだけどなぁ。

あと、あのエンディングはあれで好きなんですけど、 
個人的に好みのエンディングに出来るのであれば、ダイスケがキスする幸世にドロップキックを食らわして、その勢いで場面は棺桶のUターン。「え、これ全部死に際の夢だったの!ねぇ!教えて!ねぇーーーー!モテキ is BACK!!!」で「夜明けのBEAT」でオープニング以上のもっと過剰な女神輿でエンドロールって夢落ちパターン。
夢落ちって、最低で最高じゃないですか!
そのデザートを心で勝手に付け足したら、映画「モテキ」がより好きになりました。
あぁ、ひょっとして、これが「誰かのモテキにつづけ!」ってことか!? 

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