いやー、さすが堤監督、期待を裏切らない!!!今回もベックらこきました!
テレビで放映された「20世紀少年」を見ていた母が、
「唐沢寿明の歌で、なんでみんなこんな感動するの?全然よくないよね。」
と言ったのを思い出しました。
堤監督はきっとそんな観客の不満を汲んで、今回このBECKを撮ったんですね。
「役者に歌わせても、観客はしらけるだけ。ならばいっそ、、、」
と物語の中心的になる奇跡の美声が全く聞こえてこないという演出!
きこえなければ、観客がしらける心配はありません!なんという逆転のアイデア!
最終的には、TBSラジオのキャッチフレーズ「聞けば、見えてくる」の上をいく
「聴こえなくても、見えてくる(字幕が)」の展開!これには、ベックらこきました!
あと、笑ったのは、BECKメンバーが一緒に見た白昼夢を唯一見れていなかった桐谷くんに対して、
佐藤健が「夢の話なんだから気にしなくていいよ」となぐさめたこと。
インセプションの夢泥棒野郎Bチームに聞かせてやりたい!
(まぁ、「夢の話なんだから気にしなくていいよ」といいつつ、BECKも夢の話こそ重要という展開でしたが・・・)
2011年11月12日土曜日
2011年11月10日木曜日
ステキな金縛り(142分)
いままで見たことのある、三谷幸喜作品(「王様のレストラン」「古畑任三郎」「ラジオの時間」「THE 有頂天ホテル」「マジックアワー」)はわりと楽しく見た記憶があるのですが、、、「ステキな金縛り」は何がやりたいのかわけわからなくてつらかったです。はっきりいって、苦手!今まで平気だったのは、TVでしかみてなかったからかな...
落ち武者の幽霊が出るということにはじまり、フィクションラインがかなり高い話なので、「そんなのありかっ!」っていうツッコミはグッとこらえたいところなんですが、、、
リアリティラインを飛び越してくるナンセンスが、特になんの伏線にもなっておらず、その場面でのくすぐりにしかなっていないことが多くて、映画としてツライです。
特に、それを強く感じたのが、中井喜一演じる判事のマジックシーン。あれだけマジックをやって、その後に何も活かしてないのってどうなんでしょう???
「THE END」からエンドロールの流れもひどかった。「THE END」で「オープニングでちょっと期待してしまった、遠い記憶」を思い出してしまっただけに、急にこっちに話かけてきての「完」にゾクっと寒気がしてしまいました。
それに、やたらモノワカリのイイ人しか出てこないので、事件を解決しても何のカタルシスも感じません。だって、みんな深津絵里に歩み寄る気まんまんなんだもん。
つーか、深津絵里が超キュートだから許せちゃってるけど、この女すげーいやなヤツじゃないですか!?飼い犬の死につけこんで人に認めたくないこと認めさせるし、同棲相手が傷つくことをわざと言うし、上司の死まで自分のやりたいことに使うし。みんな、カワイイコにはやさしいんだなぁ。
せめて、終盤、判事・中井喜一が犯人を指すところで、裏切ってKANを指して欲しかった。そしたら「それでもボクはやってない」的現実の厳しさを感じて、個人的には熱くなれた気がします。
2011年11月6日日曜日
悪人(139分)
「本気で誰かに出会いたくて!」
本気で出会い系にメールを送ったら妻夫木聡や深津 絵里レベルのシャンがくるらしいぜ!というミスリードでファンタジーを楽しみました。
深津絵里演じる光代にもうちょっと感情移入できたら、物語全体をもっと自分に引き寄せて面白くみれた気がします。
私なら出会い系きっかけで知り合い、会ってすぐホテルにいって、初SEXがバックで、
終わった後お金渡すような男に、その後どう転んでも本気になれない。自分の底値まで安くみられた気がして、2度と会いたくありません。
だから、その後の純愛展開もしっくりこず…。
いや、もしかすると満島ひかりちゃんが言ってたように、妻夫木くんは「SEXが上手い」
ということで、そこらへんチャラに出来るスキルがあったのか?
劇中かいまみえるシーンでは、SEX上手そうにみえなかったけど。
個人的には、樹木希林がインチキ商法に騙されるシーンが「ぐっ」ときました。
というのも、私のおばあちゃんもちょっと前に、類似の催眠商法に騙されて
樹木希林以上にお金使ってしまったんですよね、、、
映画的には、「このエピソードいるか?」って感じでしたが、おめかして出かける樹木希林に、うちのおばあちゃんの「その時」を見た気がして…
真面目に生きてきた老人のお金をまきあげる詐欺師は、最悪の「悪人」!ゆるせん!
あっ、「悪人」と「アウトレイジ」のトレイラーを続けてみるのがオススメです!
「誰が本当の悪人なのか」→「全員、悪人」
あと、「悪人」続編として「冷たい熱帯魚」を見るのもオススメです!!!
でんでん「人間にできることじゃないですよねー」→オマエモナーーー!
2011年11月2日水曜日
ワラライフ!!(94分)
名古屋では、シネマハスラー当日の2月12日(土)が公開初日。
せっかくなので、舞台挨拶の回に行きましたが、まず観客席の客層にびっくり!
女子&中高生ばかり、、、中には、うちわをもって、しずる村上純さんを応援する女子も。
その女子に対して、「うちわをもってきた方までいらしゃって、ありがとうございます。
でも、映画中のぼくには、うちわふらないでくださいね。後ろの人がみえなくなりますし、、、」
と優しく諭す村上さんには好感がわきました。
で、映画本編ですが、、、あまりに退屈な映画でびっくり。
といっても、怒りがわくとかそういう感じではなく、積み重ねられるエピソードに
「え、何・何?何がしたい?んんん?」という感じ。
犬がいなくなってどうなったの?3桁錠があいてどうなったの?投稿はがきはどうしたの?、、、ぶつ切りのエピソードがただただ通り過ぎていく。
高校生時代と現在の村上純さんの見た目の差が少ないため、どっちのエピソードが展開しているのか判別しにくくて、見づらかった。
あと、地味なお母さんという設定のYOUのミスキャストもツライ。息子の学校帰りを待ちうけて、ねずみを殺すYOUが地味なわけないっすよね、、、
ラストの無理やりな写真劇も、何がやりたいか理解に苦しみます。
そして、そのラストの写真劇で笑いをこぼす周りの客にも、びっくり。
何かのファンになるっていうのは、何かを得ると同時に何かを失うということなのかもしれないと、ちょっとこわくなりました。
あ、村上純さんと香椎由宇イチャイチャっぷりは、結構よかったです。ふつうにうらやましい絵!
あと、散歩を嫌がる犬の演技がナチュラルで素晴らしかったっす。
2011年10月27日木曜日
スマグラー -お前の未来を運べ-(114分)
原作の漫画を直前に読んで、映画館へ。
ほぼ原作どおりの映画化にもかかわらず、原作のよさがなくなってしまっているように思えました。
その一番大きな要因は、背骨と内臓の絵的な説得力の薄さ。
原作では、この2人に怪物的な不気味さがあるからこそ、
その背骨が死を恐れ・ささいなことに礼を言うことに得体の知れない哀しさを感じたのですが、、、
その背骨が死を恐れ・ささいなことに礼を言うことに得体の知れない哀しさを感じたのですが、、、
映画では、この2人が職業的に殺し屋をやっているだけで普通の人間に見えてしまって、
金貸し(松雪泰子)が背骨に言う「どんな修羅場くぐったら、あんな目つきになるんだよ」っていう台詞が、ただ説明しているだけに感じてしまいました。
映画版オリジナルの内臓の男色家設定も別にいらないし。
そんなもんいれるんだったら、漫画版であった背骨と内臓のトレーニングシーンをいれてほしかったなー。
そんなもんいれるんだったら、漫画版であった背骨と内臓のトレーニングシーンをいれてほしかったなー。
あと、映画版でたされたギャグが、ことごとくすべっていたのもいただけなかった。
タバコ嫌いの組長・かえるを食わされた男・ブスからのプレゼント、コレら全てのエピソードが、観客を笑わせようとしたのかも謎に感じるレベルに笑えなかったです。
原作と映画を比較すると、砧の拷問シーンだけ異様に長くなっていて、もしかして映画化でコレをやりたかったのかも・・・と思って調べたら、「作品後半、砧をいじめ抜く衝撃的なシーンでは、高嶋自らコスチュームや演出方法などを提案した」という情報が出てきました。
ガチかどうかはわかんないけど、ファンタジーがひろがりました。
高嶋政宏さん、良いエピソードをありがとう!
2011年10月22日土曜日
バウンティハンター(110分)
シネマハスラーのフライトシネマハスラーのために、GEOでレンタルして、「バウンティハンター」。(2011年2月19日の出来事)
「バウンティハンター」という職業になじみがないので、「ハンター」の元夫と指名手配の元妻という組み合わせにハートボイルドなやくざ者映画を想像していたんですが、ただのラブコメで拍子抜け。
「バウンティハンター」って名前の響きはかっこいいですけど、すげーみみっちい仕事ですね。。。
そして、元妻が指名手配になっている原因もとってもみみっちい。
ジェニファーアニストンは、出廷をドタキャンして取材に走るほど仕事に情熱を燃やしているような女にみえないし、
ジェラルド・バトラーはギャンブルで借金作ったといってもそこまでギャンブルにはまっている
ようにもみえない。
友達が黒幕かどうかでもめてるけど、その友達とそこまで仲がよいようにもみえないし、そもそも主人公2人がどういういきさつで離婚したのかがいまいち不透明なので、話に興味が持てないまま終わってしまいました。
この映画を飛行機の中で見たら、絶対寝てしまいますね、、、
2011年10月18日火曜日
猿の惑星:創世記(ジェネシス)(106分)
完璧な映画!
上映時間106分の中に、計算しつくされたシーンが凝縮されている!無駄なシーン、ゼロといっていい。
完璧すぎて、言うことないですよ、、、コレ!
ストーリーもさることながら、映像もすばらしい。
猿たちが動物園の猿よりもリアル。
CGくささもないし、どうやったらこんなことできるんだろう。個々の猿たちの描きわけまでもできてるし。
主人公の猿・シーザーの子供時代のキュートさに、「カニと修三」理論が早々に発動。家で動きまわるシーザーのかわいいこと・かわいいこと!
しかし、既存のシリーズとつながっていくことを考えると、シーザーの幸せな日々が続かないのは明白で。。。序盤は、「「猿の惑星」シリーズとつながらなくてもいいから、シーザーに幸福を!」と願うばかりでした。
そして、アルツハイマーの父親を守る勇ましいシーザー!ハグのシーンに胸がつぶされそうでした。私、あんなやさしさをもったことがあるだろうか。。。
終盤の逃走劇の中でも、シーザーは“基本”人間を殺さないし・仲間にも人間を殺させない。そこに、やさしさを感じるとともに、人間に育てられた猿の哀しさを感じました。
そして、猿集団が少し足並みが揃ってないところに、この差がどう先々つながっていくのかと旧作にも興味が沸きました。(ちなみに私は過去作・パート1のみを大昔にTVで鑑賞)
あと、エンドロールもすばらしい!その意味をみつけた瞬間超ぞくぞくしましたよ。
あれを見ずに帰ったお客さんがたくさんいて、「No!」と地団駄踏みました。
なんで約2時間楽しんだモノの最後の5分をケチるのかしらん。
なんで約2時間楽しんだモノの最後の5分をケチるのかしらん。
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