2013年1月12日土曜日

ホビット 思いがけない冒険(170分)

監督:ピーター・ジャクソン
原題:The Hobbit: An Unexpected Journey
世界で一番行ってみたい家飲み

原作未読&映画「ロードオブザリング」も未見と、まっさらな状態で見に行きました。(IMAX・吹替)
まず、上映時間が170分と長かったため「思いがけない冒険」ならぬ「思いがけない尿意」が訪れたらどうしようとドキドキ。しかし、そんな心配は無用で、映画がおもしろくて「尿意ドン!」することなくあっという間に2時間50分たちました。
この映画、これだけ夢中にさせておきながら話がほとんどすすんでいないことに、ある種感動をおぼえます。ちょっとした冒険譚で仲間同士の信頼関係を結ぶってこと以上には「ほとんど何にも起こってねー」っていう贅沢さ。2時間50分熱中して見て、見終わった後ほとんど頭に何も残らないというのが素晴らしい。
あと、登場人物がみんな馬鹿なのもいいですね。冒頭の宴会、ひとんちの台所の食料を食い尽くすドワーフの勝手さが好きです。いまのところ、あれが私の中で世界で一番行ってみたい家飲みです!(うちには絶対きてほしくないけど)