監督:アルフォンソ・キュアロン
原題:Gravity
夜空の向こうのジョージ・クルーニー
IMAX字幕版で鑑賞しました。
行ったことない宇宙を見て、「うわ~、この宇宙めっちゃリアルだわーーー」と思いました。宇宙で撮影してきたとしか思えない、映像の説得力。映画が終わり、席から立つと重力に違和感を感じて、うまく歩けなかったことにも驚き。
宇宙の美しい映像に魅せられつつも、映画で起きる過酷な出来事に「地球にうまれてよかったーーー!」「重力ばんざーーーい!」と心底思ったそのタイミングで、エンドロール前「GRAVITY」と表示されるのがめっちゃかっこよく、気持ちよかったです。
広い宇宙を舞台に、ほぼサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーの2人芝居で映画がすすむのですが、とにかくこの映画のジョージ・クルーニーはイイ男でした。サンドラ・ブロッグの命を優先し自らの手を離し、そして宇宙の藻屑となっても通信がつながる間は彼女にアドバイスを届け、ユーモアを忘れない男。
終盤、ジョージ・クルーニーが再び現れた時は、「これで、助かる!」ってめっちゃホッとしたもんなぁ。死んでからも、「1人で戦えるだけの」活をサンドラ・ブロッグにいれにくるジョージ・クルーニー、イイ男過ぎるわ。これから、つらいことがあった時は夜空を見上げて、宇宙に漂うジョージ・クルーニーを思い浮かべ、元気を出そうと思います!