2014年2月18日火曜日

ウルフ・オブ・ウォールストリート(179分)

監督:マーティン・スコセッシ
原題:The Wolf of Wall Street
マコノヒーの「鼓動の秘密」

3時間の上映時間にウルフ・オブ・尿意ストリートしないかと心配でしたが、アドレナリンがあがりまくった登場人物たちを見ていたら時間が早く感じられトイレも我慢出来ました。映画を見終わった後、無性にジャンキーなモノが食べたくなり、すぐさまセブンイレブンでビールとチキンを買って店先で食べ、その後マクドナルドでハンバーガーとポテトとコーラを食べました。なんだか、いつもよりファッキン美味しく感じました。 
映画のど頭でありながらも、映画の要点が詰まったディカプリオとマコノヒーのランチシーンは、映画が終わった後も何度も思い返してしまう名シーンでした。2人がじっくりしゃべるのはこの数分のシーンだけなのに、この数分の中にディカプリオが映画の中で実践したことの全てが詰まっている!
昼から酒を飲み、ドラッグを吸い、胸を叩き、歌を歌うマコノヒーにあっけにとられながらも、彼に一生懸命あわせようとするディカプリオ。そんなウブっこだった彼が、その後その教えをマコノヒー以上に体言し成功をおさめていくのが感慨深かかったです。映画の序盤にしかでてこないけど、マコノヒーは間違いなくディカプリオの師匠でした。 
セックスしたり、ドラッグ吸ったり、丸刈りにしたり、鼓笛隊が来たり、小人投げたりとよもや会社とは思えぬアドレナリンあふれるシーンがたくさんありましたが、中でもアドレナリンを感じたのが朝礼シーンでした。特に、ディカプリオが表舞台からの退陣を表明した時に、女性社員への給料前貸しにその希望以上の小切手を切ったというお涙エピソードから、「辞めるのヤメタ!」と退陣撤回するのは感情の振り幅があってクラクラきました。あんなとこで働いていたらまともじゃいられないし、まともじゃあんなとこで働けないネ。(でも、一度くらいはあんな風にアドレナリンだして働いてみたい)