2014年5月3日土曜日

映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(97分)

監督:高橋渉
泣けるうんこを見られる日もきっと近い

GW期間中に表示「ウリキレ」になっている中、ダメ元でチケットカウンターで「どんな席でもいいんで1枚ありませんか?」とトライしてみたら、「一番後ろのはしっこなら1枚あります」とチケット買えました。ウリキレ表示出ててチケット買ったのは「パラノーマルアクティビティ」以来2回目。おひとりさまならわりとなんとかチケットとれるというライフハックを再確認しました。
クレヨンしんちゃんは、映画はいままで1本も見たことがありませんでしたし、テレビも数回しかみたことがありませんが、、、おもしろかったし号泣メーンしてしまいました。客も親子連ればっかりかなと予想していましたが、20代くらいのカップルのお客さんも多かったです。
ロボとーちゃんのがんばっている姿に心打たれて泣けてしまうストーリーなのですが、特に好きなのはロボとーちゃんがしんのすけにピーマンを食べさせるシーン。ひろしの感情を消されたロボとーちゃんが「しんのすけが最も苦しむ方法をつかって苦しめろ」と命ぜられ、しんのすけの苦手なピーマンだけを炒めてしんのすけに食べさせるのですが、その拷問自体がしんのすけのことを分かっていないと出来ない愛ある拷問でよかったです。そして、その後、ロボとーちゃんの感情を取り戻そうと、しんのすけが必死になってピーマンを食べるくだりに号泣メーンしてしまいました。実際には、ピーマンを食べているだけの絵なのに・・・こういう、その時出ている絵とは必ずしも一致しない感情を呼び起こされる作りって、すごい好きなんですよね。昨年の映画「キャビン」で大量虐殺が起きるシーンで大笑いしてしまうとことか、それまでの話がうまく運んでいないとおこりえない現象だと思います。
ちなみに、今回の映画を見た後ずっと気になっていた「モーレツ! オトナ帝国の逆襲」も見ました。これも「臭い靴の匂いを嗅ぐ」というシーンがいちばん泣けるというおどろきがありました。こうなってくると泣けるおならとか、泣けるうんことか、泣けるちんことかもこの先可能性あるな。。。と考えてたら、泣けるちんこは「ふがいない僕は空を見た」ですでに見ていたことを思い出しました。あれも、すごい好きな映画。