2013年2月23日土曜日

ダイ・ハード ラスト・デイ(98分)

監督:ジョン・ムーア
原題:A Good Day to Die Hard
無敵男のこわがるモノ

今回人生はじめてのダイハードでした。
なにより印象に残ったのは、スーパーマリオのスター状態なブルース・ウィリスの無敵感。どんな銃撃戦でもブルース・ウィリス扮するジョン・マクレーンには1発も弾が当たらない!プログラムコードに無敵とかかれているとしか思えない!各戦闘が終わると洋服や顔などにボロボロ演出がされるものの、「いや、あの爆発でコノ損傷って!」っていうレベル。「こんなおっさんがなぜ無敵?」っていうアクションと外傷のギャップがおもしろく、過去作も見たくなりました。
映画の舞台はロシアだったのですが、終盤チェルノブイリに乗り込むことになり「あそこ、もう安全なんだよな?」ってジョン・マクレーンがビビるシーンに、時がたてば福島原子力発電所も社会派映画だけでなく大型エンターティメントにも登場したりするのかなと思いました。おなじく最近の大型エンターティメント「トランスフォーマー ダークサイドオブザムーン」にチェルノブイリが描かれていたのには、「へー、現実の事件を反映したりするんだ」と思うくらいでしたが、無敵男ジョン・マクレーンが被爆を怖がるのはしっかりとしたギャグになっていて、うまく言えませんが時間経過がエンターティメントにタブーを許すっていうのはあるんだなと感じました。
あと、タブーをくすぐられるのって、なんかすごいおかしみがありますね。特に「けしからん」になるギリギリ手前のところって、なんかが漏れそうなおかしみがある。(でも、思いっきり「けしからん」サシャ・バロン・コーエンも、おもらしレベルで楽しい)