読書会のイベントでラップをしたり、ピケティ「21世紀の資本」を読んだり、急遽「なんとなくクリスタル」のイベントのために東京に行ったり、と自分の中ではわりと忙しかったわりには、たくさん映画見てたんだなぁ。
「激戦 ハート・オブ・ファイト」は、知人のおすすめツイートを見て鑑賞。面白い映画でしたが、自分は知人ほどにテンションが高まらず、映画中にその知人のことが頭にちらつきました。「人にモノをすすめるのって難しいなぁ」とか、映画とは関係ないことが感想として残りました。子供に足を踏んでもらう終盤のシーンが美しかったです。私的には、こっちよりも「100円の恋」のが好みかな。
「さらば 愛の言葉よ」は、東京に行った時に「せっかくだから3Dで見たい!」と鑑賞。
「子猫物語」ばりの犬映画でビックリした。奇遇にも、その日東京で参加したイベントの課題本「33年後のなんとなく、クリスタル」も冒頭に犬が語る本でした。
「想像力のないものはリアリティに逃げる」というゴダールと、「ノスタルジィを求めた読者にリアリティを突きつける」田中康夫。その両者の作品に、「犬」という妙な共通点を見つけて、ちょっとうれしかった。
「すいっちん バイブ新生期」は、「バイブのドキュメンタリーってどんなだろう?」って興味が沸いて、大須のシアターカフェで鑑賞。
「黒いバイブが好きだ!」と語る名古屋の老舗バイブメーカー経営者の熱がすごかった。男は黒くて大きいバイブを望み、女はソフトでかわいいバイブを望むっていう男女間の性への思いの違いが見れて面白かったです。大怪我をした時、女は家族・知人の安否を一番心配するが、男は自分のムスコの確認を一番にするっていう逸話をなぜか思い出しました。
「アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48」は、ヲタ友でつどい5人で見にいきました。友達と行ったのに、すごい泣いてしまった。
卒業メンバーのインタビューと当時の映像を見て、「私は桑原みずきがいたころのSKEが好きなんだな」と思った。「私が好きだったSKEはもうないんだ。。。あのガイシホールでとっくに終わってたんだ」って、実感。「あの頃のSKEが今もあるなら、まだSKEを好きだと思うけど、もうそれはないんだ」って、この映画で確認してしまいました。ヲタとしては、非常に薄情な自分にも気付きました。
激戦 ハート・オブ・ファイト
監督:ダンテ・ラム
原題:激戦 Unbeatable
上映時間:116分
弟子がダメなら、オレがやるしか
さらば、愛の言葉よ
監督:ジャン=リュック・ゴダール
原題:Adieu au langage 3D
上映時間:69分
飛び出すワンワン大冒険
すいっちん バイブ新世紀
監督:笹谷遼平
上映時間:61分
元気な地元のバイブメーカーの誇り
アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48
監督:石原真
上映時間:116分
ごめん、この先は、ともに泣けない