2011年8月11日木曜日

コクリコ坂から(95分)

監督:宮崎吾朗

予告編の「俺たち兄弟だ」と驚きのマーマレードボーイ展開に萎えて、あまり期待してなかったのですが、想像をいい意味で裏切られキュンキュンきて面白かったです。
今年見た映画の中で一番オススメできるデートムービー!
ただ、登場人物のあまりのリア充っぷりに「こ・こんなこと、私の思春期にはなかった!」とアコガレを飛び越えて嫉妬で冷静に映画を見ていられなかった!
冷静に楽しんでみていられたのは、冒頭の料理シーンから学校での昼食の場面まで。
その後、カルチェラタンから飛び降りた風間に当然のようにかけよる海と当然のように手を取る風間、あだ名とはいえ、やすやすと呼び捨てするイケ男子ども、そもそも何の説明もなくあだ名:メルってなんなのさ、見送りの時、姉の手前なのになんのてらいもなく妹の肩に手をおく生徒会長、と、「某高校の全校生徒中3%のモッテル人間にしか起きない話」のオンパレード。
これに共感出来るはずがないっ!私の思春期って、一体なんだったんだろう。。。
そして、クライマックスの「彼らの人生において一大事が発生しましたので、かけつけなければなりません」展開。そんなエスケープしたこと、ねーーーーよ!うらやまし。
あ、いや、そーいえば、名古屋から「4.10中野サンプラザ大会 ももクロ春の一大事 ~眩しさの中に君がいた~」行った時、2部公演が想像を超える長丁場(3時間半オーバー)で終電の新幹線にのれるか危うくなって、一緒に見に行った男子と超ダッシュしたことがあったっけ。
あれも、ある意味人生においての一大事だったな。。。
今思い返すと、ギリギリで終電に乗れた時は、映画のクライマックスのヒーロー・ヒロインの気持ちに負けない気持ちの高まりだったZ!
ということで、「コクリコ坂から」の脳内エンディングテーマとしてももいろクローバー「走れ!」を強くオススメします!