2013年3月2日土曜日

テッド(105分)

監督:セス・マクファーレン
原題:Ted
成長してる場合じゃない

公開当初は名古屋市中心街では上映されず、なかなか見に行けなかったのですが、ロングランヒットのおかげで名古屋駅の映画館でも上映開始されました。ので、その上映初日に見に行きました。名古屋ピカデリーさん、ありがとう!
ちなみにAKB全国握手会UZAからはしごで、303人で映画館へ。ちょっと自慢出来る休日の過ごし方。
すげー、ゲスい映画を期待してたんですが、わりと心温まるイイ話で鑑賞後ちょっと困惑。
「いったい何を私は期待していたんだろうか。。。」と考えたんですが、やっぱり男同士のワチャワチャをもっとみたかったっつーことでしょうね、ハングオーバー的な。
そういう意味で、テッドとマーク・ウォールバーグが殴りあうシーンはしびれた。TEDの「お前はなんでも人のせいにしてる」というアドバイスに対し、「8歳に戻れたら、あんな願いはもうしない!」というマーク・ウォールバーグの最低発言、そしてそこからの殴りあい。ぬいぐるみなのに超重いパンチに、「拳で和解も、生半可じゃつとまんねーな!」と女同士にはない男の和解方法に憧れが増しました。
超イイ女ミラ・クニスが駄目男に執着する様に、ひとめぼれの呪いを感じました。
付き合って4年もたってるのに、「別に彼が用務員だっていいの!」って言い放てるセクシーキャリアウーマン。彼女はTEDの存在がマーク・ウォールバーグの成長を阻害していると思いながらも、結局最後には彼女が彼らを助けるという出来っぷり。
いや、マーク・ウォールバーグも愉快なヒトとは思うんですが、人糞を彼女に処理させた時の「もうその手で料理するな、左利きになれ!」発言に、こいつ根腐れしてるなと感じまして。はー、わけもなく惚れる「ひとめぼれ」というのは、本当にしんどいものですな。

あと、最後にあっけなく生き返るのに「フランケン・ウィニー」を思い出しました。個人の成長<周りの受容型 エンディング。いや、それ意外と嫌いじゃないですYO