2015年11月12日木曜日

WE ARE Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENT

一緒に「WE ARE Perfume」と言わせて

監督:佐渡岳利
上映時間:120分
パンフレット:884円(★★★☆☆:各公演のセットリストが乗っていて、数々のダメ出し会議を経てベストセットリストを模索したことが感じられます)

Perfumeのドキュメンタリー映画、同じくPerfumeファンの姉と一緒に見てきました。私も姉も、かれこれ8年半Perfumeファンでしてファン歴がそこそこ長いので、Perfumeを語るというのが、ほぼ自分語りになりそうで、映画の感想にならなそうな気がします。が、そんなPerfumeのことをわり長い間見てきた私にとっても、この映画ではいままで知らなかったPerfumeが見れて、より一層彼女たちの奇跡は彼女たちの不断の努力が源泉になっているんだという思いが確信になりました。
私がPerufmeを好きになったのは、2007年3月22日名古屋ナディアパークヤマギワソフトのDVD「FAN SERVICE BITTER」のリリースイベントです。それまでも、申し訳ないとで宇多丸さんや掟さんのDJでPerufmeの曲を耳にしたことはあったのですが、その日初めて生で彼女たちを見たらその瞬間に大好きになってしまいました。ちょうどその時、私は仕事を辞めて実家に戻ってきたばかりで、時間があるけど周りに遊べる友達もいなく暇でした。なので、「よし、これに自分の時間を出来るだけ使お!」と速攻決意しました。毎日毎日繰り返し「FAN SERVICE BITTER」を見て、そして実家でそんな私の様子を見ていた姉も「一人でライブ行くのもさみしいだろうし、一緒に付き合ってあげる」と次の現場(おそらくハレパンさんの対バンイベント)についてきて、一度見て速攻ファンになってました。2人で現場へ足を運ぶたびにどんどんPerfumeが売れていき、ある種社会現象に自ら加わったような不思議な感覚を味わいました。Perfumeを通じて、毎日毎日どんどん世界がひろがっていくのを肌で感じました。この映画を見ていて、はじめてPerfumeを見た時はお客さん50人位だったのに、今では3度に渡って世界ツアーもしているグループになり、そして彼女たちはいまでも世界を広げ続けているんだなぁと、あらためて彼女たちのファンであることを誇りに思いました。
私がこの映画ではじめて知ったPerfumeの出来事は、メンバー発信でライブギリギリのタイミングでセットリストを変更していたということ。Perufmeが人一倍努力していることは知っていましたが、内容にかかわるところはスタッフが決めたとおりにやっているのかなと思っていました。でも、LA公演でお客さんとのグリーティングイベント直後にあ~ちゃんがファンの人にもらったリボンをつけたまま「気になるところがあるんだけど、、、「いじわるなハロー」でお客さんのテンションが落ちるから「ワンルームディスコ」にかえれないか」と真剣な面持ちで提案し、そしてそれを傍で聞いてたmikiko先生が「とりあえず、ギリギリまで調整しよう!」と試す。そして、本番ではよりよいステージなっている。ギリギリまで妥協を許さない難しい調整がメンバー発信で行われていて、「そりゃ、Perfumeのライブは最高なわけだ」と思いました。
「3人あわせて、Perfumeです!」を英語にすると「We are Perfume!」になるというのもうれしい発見でした。かしゆか、あ~ちゃん、のっちだけでなく、PerfumeにかかわるスタッフそしてファンすべてがPerfumeなんだという広がりを感じられました。
あ、あと、映画終盤に出てきた所属事務所・アミューズの大里会長の酔っ払いっぷりが面白かった。せっかくメンバーがいい話をしているのに、乾杯したくてしょうがなく飲みたくてしょうがなさそうなおじさん!そんな、彼も含めて「We are Perfume!」です!

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