2014年4月3日木曜日

LEGO(R) ムービー(100分)

監督:フィル・ロード/クリストファー・ミラー
原題:The LEGO Movie
レゴだって、自分探し

2D・吹替で鑑賞しました。「くもりときどきミートボール」「21ジャンプストリート」のフィル・ロード&クリストファー・ミラーのコンビということで、「これ、絶対おもしろいヤツや!」という期待がありました。期待通り面白かったです。
多層的な世界を描きながらも、複雑さを感じさせないところがうまい。「上の方」という表現が序盤から出てくるので「人間出てくるヤツかな?」と予想はしていましたが、「大いなるパーツ」の正体が接着剤のかぶせ蓋だったという展開にはおどろきました。つーか、ふたをかぶせる接着剤が爆発することがあるって、そんなのはじめて知りました。中身が膨張して、爆発するのかな?
同僚たちにさえも「どんなヤツだったっけ?」「あいつには特徴がないよ」と言われる凡人:エメットがヒーローになる姿に、私の大好きな凡人ヒーローの名作「SUPER!」を思い出しました。「SUPER!」は凡人がヒーローになりきったことで周りからは狂人にしか見えなくなるという哀しさがありましたが、今回は「2段ソファ」や「なにかまわるものにつけて!」と言われて何も思い浮かばず自分の頭部パーツを車輪につけるなど凡人ゆえのアイデアで窮地を乗り切るところなど、クールさやクレバーさはなかったとしても誰にでも「人にないもの」があると感じられ、存在に元気づけられるヒーローでした。
数々の名前を自らにつけてきたというワイルドガールが、終盤に自分の本名「ルーシー」を明かすとともに「自身が「選ばれし者」になりたくて、「大いなるパーツ」を探していた」ことを告白するのもグッとくる展開でした。その彼氏役、黒とスピーカーにこだわるバッドマンは登場から終盤までずっとイイ男だったから、別れちゃもったいないと思います。