2012年7月12日木曜日

ネイビーシールズ(110分)


監督:スコット・ワウ&マイク・マッコイ
原題:Act of Valor
海兵に入隊したらなれそうだ
よい父・夫・アメリカ人に

出口勧誘していたら、うっかり入隊してしまいそうな「アメリカ海軍かっこいいゼ!」映画。空から着陸し奇襲をかけるシーンとか、リアルだしクールだしドキドキしつつも爽快感も味わえ、超スゴ技の自動プレイゲームを見ているような感覚に陥りました。
ストーリーをどうこういう映画でもないのでそこはあまりふれませんが、個人的希望としては凄腕ベテラン兵の拷問術をもっとみたかったです。
「基本的にものすごく礼儀正しく」「名前をワザと間違えたり上下関係を示す」「キレルのは最も効果的なタイミングで」「家族をダシにゆする」と言った心理術のみの拷問は流石なのですが、好きな映画「ホステル」な私としてはもっと救いなき残虐シーンもみたかったり。まぁ、このレベルの拷問が公的機関としてはリアルなところなのかな…
あと驚いたのは、手榴弾を腹で止めるという死に方!かってこれ以上に、見た目不様でありながら・かっこいい男の死に方があっただろうかっ!?
そして死に続く、あの規律正しく美しいお葬式。制服正装をした海兵隊の行進とひるがえる星条旗には、日本人の私でもグッときました。「バトルシップ」のあのチャラ感とは違って、リアル海兵映画打ち上げは、「殉職者のお葬式」なんだなと感じました。