2012年7月20日金曜日

BRAVE HEARTS 海猿(116分)


監督:羽住英一郎
最高の男のおしりをご堪能
ほんとイイ馬鹿イトウヒデアキ

2年前にシネマハスラーで扱った「THE LAST MESSAGE 海猿」ぶり、自分史上2本目の海猿でしたが。。。前作で感じた不満が解消されていて、よかった。いや、むしろ今回ので私海猿ファンになったと言っていいかもしれない!

何がイイって、主人公:仙崎演じる伊藤英明がイイ!あれは、イイ馬鹿&イイ男!
いちおう、加藤あいと夫婦という設定ながらも、画面ではほとんどイチャイチャしてる相手が佐藤隆太というニヤニヤ。バックから撮影した2人のシャワーシーンとか、あれずっと見ていられるヤツだわ。伊藤英明はあまりにこの役がはまっていて、彼の今後の役者キャリアが心配になりました。

アクションもよく出来ていて、興奮しました。特に冒頭の大型船が傾いてコンテナが次々と海に落ちるシーンとか、日本映画でこんなによく出来た海洋パニックは今までみたことがない気がします。乗客乗員346人乗ったジャンボ旅客機の事故で死者ゼロってのはちょっとやりすぎ感あったけど、「でも、死んでない!」お約束オチ意外と癖になってきました。

今回、一番好感が持て・拍手を送りたいのは、TV発映画にありがちな「内部対立描写」がなかったところ。前作はそのありがち描写があったのですが、今回はジャンボ旅客機事故という難事に一般人まで巻き込んで全員一丸となって解決にのぞみ、組織対立はまったくありません!おそらく311を汲んでのことでしょうが、「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだっ!」演出よりもこっちのほうが数倍イイです。
すっかり海猿ファンになってしまい、羽住監督おなじみのエンドロールおどけ映像も、今回は「お前、ほんと好きだなー!」とニヤニヤしてみることが出来ました。続きがあったら、また見たいです!