2013年9月12日木曜日

きっと、うまくいく(170分)

監督:ラージクマール・ヒラーニ
原題:3 Idiots
All is well ?


スカイプ英会話でお世話になっているフィリピンの先生何人かにおすすめされたのと、まわりの人の評判がいいので見に行ったんですが、私には合わなくてすごい疲れてしまいました。 
疲れの理由は170分という尺の長さもあるのですが、人が自殺したり自殺未遂をしたり婚約破棄やら結婚式脱走など、結構ハードな内容があるのに“All is well~!”とすすんでいく物語になんだか置いてけぼりになった気持ちになりました。
「失踪したまま10年連絡なかったんだったら、そこまでの関係でもなかったのでは?」「いくら学長憎しといえど、友達が口説こうとしている彼女の家におしっこかけるかな。。。」等々、そういう細かいエピソードも合点がいかず気になってしまい話に乗れませんでした。
また、映画と笑いのツボが全然あわなかったのも、つらかった。素直に笑えたのが瀕死のおじいちゃんをラブラブな2人がスクーターで運んでいくミュージカルシーンくらいでした。他のお客さんは結構笑っていたので、きっとこれは相性ってヤツでしょうが。尺が尺だけにつらかったです。 
インドの「男はエンジニア、女は医者」という教育事情や貧富の差の激しさを、映画の中で知れたのは興味深かったです。記憶力アップサプリ愛用のためスカシっペをかます敵対役のあだ名「サイレンサー」っていうのもよかった。センスのイイネーミングです。
あと、学園のヒーロー役:ランチョーがカイルマクラクランの若い頃にそっくりでした。ひさしぶりにツインピークス見たくなりました。