2011年7月15日金曜日

アンダルシア 女神の報復(125分)


前作「アマルフィ」は鑑賞済み、TVシリーズはノーチェックという状態で映画館へ。

前作の「アマルフィ」は天海祐希のとんでもない行動に思わず苦笑しましたが、
今回の「アンダルシア」はよくも悪くも“普通”な映画でした。
「アマルフィ」は「あれ、何だったわけ!?ありえないでしょ!」と誰かと話したい映画とも言えたのですが、今回は「へぇ。」って感じで特に言うことがない。ただ、ただ、退屈でした。

話の中心のサスペンスパートも、各人の動機付けがいまいち腹に落ちなくて、「もーん」とした感じ。
死ぬ男も、立場を考えるとアンダルシアまで詐欺を訴えにくるべきじゃないと思うし、
黒木メイサも、過去の家族の不幸と今の暗黒面は別に関連付けられないし、
伊藤英明は、何を内部告発したのか、そして今は何をプライドに組織にそむくのかが謎だし、
織田雄治は、サミットうまくいかせたかっただけにしては手間かけすぎだし、、、

 
だいたい、この外交官・黒田康作シリーズって、メインのキャラクターに魅力がなくて、何故シリーズ化出来ているか謎。
なんだか知らないけど、眉間にしわを寄せてるキャラクターが多すぎる!




唯一好きなキャラクターは、福山雅治扮する異国の女にモテモテのジャーナリスト。
福山雅治がキザでモテモテっていうのは、なんだか笑ってしまう。
この男のスピンアウト作品なら、コメディ映画として見てもいいな。




 
あと、黒木メイサが織田雄治を押し倒すという「スポーツマンヤマダ」の逆パターンのキスシーンがでてきて笑ってしまった。
黒木メイサが倒れながらキスをする映画は、危険! 
キスでクライム!(言いたかっただけ)

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