2011年7月1日金曜日

SUPER 8(112分)

映画愛に溢れていて素晴らしかった!
これほどまでに「映画」であることを誇り・それを生かした作品は、いままでみたことがない!
絶対映画館で見るべき!家で見ても、その面白さは10分の1もないと思う。

撮影シーンでたびたびあらわれるブルーの十字の光によるフィルム感、映写機を思わせる終盤の1点の光、そしてエンドロールのおまけ、「映画」でしか感じさせることが出来ないものを感じさせてくれて、「あー、映画を見る側の人間でよかった!」ととても幸福な気持ちに。

また、わきを固めるキャラクターが超キュートで、細かいところにも目が離せない。
特にデブと矯正の2人が最高!

デブの金言には、胸をうたれた。
「あ、このサンドうまい!」
「問題は、そこじゃないんだよ!お前ら両想いだろ!」
「おれなんて、デブだし。背は伸びてるけど。」
あいつ、よくアリスをくどけたなーと感心。

矯正は、爆弾へのぶれなさがいい。あいつのその後を見るためだけに、15年後のカットがほしいくらいのあぶなさがあってよかった。

映画のTVCMで、視聴後の男性が「「E.T」+「スタンドバイミー」」とうたってますが、この2作品だけでなく過去の名作映画がどんどん思いうかぶのでは?
(私は、昨年の「リトルランボーズ」と「第9地区」が思い浮かびました。)
そういう意味でも、映画愛に溢れる作品と言っていいと思います。
他の人がどんな作品を思い浮かべたか気になるので、次の「シネマテーブル」(次回課題作品「SUPER 8」)で、みんなにきいてみよーっと。

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