2011年10月1日土曜日

セカンドバージン(105分)

テレビドラマはおろか、映画予告編もみたことない完全なる「セカンドバージン処女」の状態で見に行きましたが、処女をささげるには酷過ぎる作品。
NHKドラマの映画化ということである程度のクオリティを期待していったのですが、ドラマの映画化として最低の出来といっていいのでは???

ドラマの映画化でありがちな「海外ロケ」と「ドラマをみていない層への説明」、そのどちらもが成功してなくてツライ。

まず、海外ロケでのサスペンスパートがとにかくひどい。
5年前、消えた恋人がマレーシアに?」「中国マフィア?」「え、他人?」「なーんだ、本人か!」って、どーでもイイ設定が無駄に長い&つまらない!
あとで、TVドラマのあらすじを確認したら海外設定ありきだったみたいですが、、、
でも言わせて!
話を面白く出来ないなら、国内設定の身の丈にあった脚本でやっとけよ!

そして、「ドラマをみていない層への説明」用と思われる時系列のいじくり。現在と7年前と5年前が交錯するわけですが、それが映画の面白さに全然つながってこない上に見づらい。
映画をつまんなくするくらいなら、ドラマ見てない層を放置したほうがましです。
私のこと放置してでもいいから、映画をおもしろくしてっ!

つーか、観客の期待に答えることを考えたら、鈴木京香のSEXシーンをばんばんみせるべきでしょ!おっぱいもみせずに、「あのころの僕達は身体でしか会話してなかった」って、説得力なさすぎ。(まぁ、こんなクソ作品のために脱ぐのはもったいない話ですが…)

個々の台詞まわしはけっこう気が利いたので、きっとドラマは面白かったんだろうなぁと想像できるだけに残念。
「ひんしゅくは勝手でもしろ!」「石橋は叩きわってから渡れ」とか、真似して言ってみたいし。
ずっと看病してきた鈴木京香への、「ひとりで死にたい」っていう、ひどい駄目だしにも笑った。

あと、深田恭子が鈴木京香を罵倒する「こうくんとのエッチがほしかったんでしょ。あなたに足りないのそれだけだもん。」にしびれたーーー。恭子様、ちょうだい!もっと!!!

映画つまんなかったけど、ドラマみてみよっかな…

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