2011年10月18日火曜日

猿の惑星:創世記(ジェネシス)(106分)

完璧な映画!
上映時間106分の中に、計算しつくされたシーンが凝縮されている!無駄なシーン、ゼロといっていい。
完璧すぎて、言うことないですよ、、、コレ!

ストーリーもさることながら、映像もすばらしい。
猿たちが動物園の猿よりもリアル。
CGくささもないし、どうやったらこんなことできるんだろう。個々の猿たちの描きわけまでもできてるし。

主人公の猿・シーザーの子供時代のキュートさに、「カニと修三」理論が早々に発動。家で動きまわるシーザーのかわいいこと・かわいいこと!
しかし、既存のシリーズとつながっていくことを考えると、シーザーの幸せな日々が続かないのは明白で。。。序盤は、「「猿の惑星」シリーズとつながらなくてもいいから、シーザーに幸福を!」と願うばかりでした。

そして、アルツハイマーの父親を守る勇ましいシーザー!ハグのシーンに胸がつぶされそうでした。私、あんなやさしさをもったことがあるだろうか。。。

終盤の逃走劇の中でも、シーザーは“基本”人間を殺さないし・仲間にも人間を殺させない。そこに、やさしさを感じるとともに、人間に育てられた猿の哀しさを感じました。
そして、猿集団が少し足並みが揃ってないところに、この差がどう先々つながっていくのかと旧作にも興味が沸きました。(ちなみに私は過去作・パート1のみを大昔にTVで鑑賞)

あと、エンドロールもすばらしい!その意味をみつけた瞬間超ぞくぞくしましたよ。
あれを見ずに帰ったお客さんがたくさんいて、「No!」と地団駄踏みました。
なんで約2時間楽しんだモノの最後の5分をケチるのかしらん。

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