2012年3月14日水曜日

ヒューゴの不思議な発明(126分)


原題:Hugo
監督:マーティン・スコセッシ

吹替版3Dで見てきました。

私は、映画創世記に関する知識があまりなく、残念ながらこの映画存分には味わいきれませんでした。が、それでも、世界初の映画スタジオ、ストーリー映画、SFX、それを現代の3Dの技術で見れることにとても幸福を感じました。

また、映画監督の祖:ジョルジュメリエスを知らなかった私でも、クライマックスでの彼のスピーチには「本当に、映画っていいなぁ」とジーンときました。「映画を見ることで、あなたが女優になり、魔法使いになる」っていうのは、映画を見ることをもっと大切にしたくなる素晴らしいスピーチ。映画を3Dで見たおかげで、より生々しく2012年の映画館にいる我々にメリエスが語りかけてくれたように感じとれました。

 ヒューゴ少年の物語としては、プロットが最近見たばっかりの「ものすごくうるさくて ありえないほど近い」に「ものすごくそっくりで ありえないほどそっくり」でビックリ。
「突然の事件で父親を亡くした少年が、父親が残した鍵にまつわる謎を解く。が、その謎を解いたことでもたらされるメッセージは他人に向けられたものであった。しかし、その冒険の中で彼自身も成長をしていくのであった。」って、これほぼおんなじ話じゃん!
おなじみのプロットってことだけなのかもしれないけど、わりと短い期間に2つとも見たせいで、私の頭の中では、すでにごっちゃになってしまっています。