2012年8月20日月曜日

桐島、部活やめるってよ(103分)

監督:吉田大八

来年はぜひ監督にやってほしい
あっちゃん、AKBやめるってよ

月1で参加させていただいているサークル:シネマテーブルの信頼出来る面々の評判がとてもよいので見に行ってきました。「映画→原作の順に見るのがおすすめ!」との助言どおりに、原作未読で鑑賞。
1人を過剰に描きこんでもないし、扱いが雑になっている人物もいないし、すべてにしっかりと愛情をもって描かれた群像劇。驚くべき均等感でありながら、かつ面白いのがすごい。数日間の物事しか見てないのに、あいつらのその後の学園生活がずっと続く感じを、心の中に持ち帰りました。
「来年の“DOCUMENTARY ofAKB48”は、吉田大八監督に彼女の不在から、他のメンバーのそれぞれのストーリーをつむぐ“あっちゃん、AKBやめるってよ”をやってほしいなぁ」とわりとマジに願ってます。
部活を中心に学生時代を過ごしてきた私(高校時代:新体操部からのテニス部/新体操部は部員が少なすぎて1年なのに部長にされそうになって逃げた)には、「文化部蔑視」「能力の絶対的差に気づいた時の努力のどうしようもない虚しさ」「クラスでは部活で熱くなってることを隠す」といった運動部員のあの感じを生々しく思い出しました。あと、帰宅部女子のオンナを謳歌した感じもにがにがしく思い出されました。うちの学校は帰宅部+英語課が最強だったナ。。。
「ゾンビ映画“生徒会 of the DEAD”を続けよう!」と友達に励まされた時の神木くんのあの喜び様。もー、抱きしめたい!今作は、神木くんがパーフェクトにかわいかった!
クライマックス屋上シーンでの8ミリを向けられての応答には、思わず涙がこぼれました。「将来は映画監督ですか?」「映画監督は無理」「…じゃあ、なんでわざわざ」「時々ね、俺たちの好きな映画と、今自分たちが作っている映画がつながってるんだなって思うことがあって、いや、ホントたまになんだけど…」って。それをうけての弘樹の表情もよかった。「部活を辞めることが大きなニュースになった」あの頃と、「部活に打ち込む・打ち込めない」あの頃の自分をちょっといやかなり美化して思い出すことが出来ました。