2013年7月26日金曜日

モンスターズ・ユニバーシティ(110分)

監督:ダン・スキャンロン
原題:Monsters University
モンスターズ・ミラーボールみたかった


前作「モンスターズインク」は、10年近く前にレンタルビデオ屋で借りてみました。すごい面白かった記憶があるし、マイクがミラーボールになる今回の予告編も好きだったので期待してたんですが
残念ながら、「カーズ2」や「メリダとおそろしの森」のようにここ12年のピクサーらしい「まぁまぁ」の映画でした。
学部間格差や社交クラブ格差なども描かれ、アメリカ学園モノをしっかり踏襲しているとは思うんですが、だからこそモンスターの世界を無理やりアメリカ学園映画の図式にあてはめた感があって、この世界ならではの面白さが薄れてしまったように感じました。
ウーズマ・カッパのメンバーがひとりひとりとてもかわいらしかったので、そこらへんをもっとじっくり見たかったかな。
はじめは仲の悪いマイクとサリーがともに同じ社交クラブ:ウーズマカッパに所属し、優勝を目指しだんだんと仲良くなってくるところが見てて気持ちよかったです。朝の準備の息の合い方に、これから無二の関係になっていく2人を見とることができました。 
あと、はじめの短編「ブルー・アンブレラ」に、なんか「シュガー・ラッシュ」についてた短編「紙ひこうき」に似たものを感じました。異性にうつつを抜かして、自分の仕事をないがしろにする主人公そんな主人公に街もやさしい。(つって、そんな都合のいい世界あるかよ!)