原題:The Hobbit: The Battle of the Five Armies
ファンタジー、ナーメテーター
ロード・オブ・ザ・リングも含め「ホビット おもいがけない冒険」1本のみ鑑賞という状態で見に行きました。ぜんぜん見ていないなら逆に、「自分の脳の可能性に挑戦!」という自分の力でその前の話を作り上げるゲーム的スタンスを楽しめるんですが、1本だけ中途半端に見ていたのでウィキペディアで2作目「ホビット 竜に奪われた王国」のあらすじをチェックしてから見に行きました。細かい人物はよく分からなかったですが、種族のスタンスはなんとなく分かったので、おおまかな理解には困らなかったです。
いままでのシリーズをちゃんとおさえていなかったし、唯一見ている「ホビット おもいがけない冒険」が長尺のわりに話が全然すすめなかったという印象もあったので、わりと低いテンションで見に行ったのですが・・・実際見てみたら、破壊&戦闘描写の容赦なさに「ファンタジー、なーめてーたー!」と反省しました。トランスフォーマーがロボットだったら残虐描写OKなように、ホビットもオークなら残虐描写OKな感じに意表をつかれました。不思議なほどあまり血は流れませんでしたが、わりとあっさりといくつもの首ちょんぱが見れました。予想外だったので、めっちゃ得した気分になりました。人間・ドワーフ・エルフ・オークと全種族がんがん死んでいて、「ファンタジー=ほのぼの」という、なんとなくもっていた私の勝手な思い込みが打ち砕かれました。ファンタジーなめてました、さーせん。