2011年7月27日水曜日

ヒア・アフター(129分)

ラスト直前の「やっと会えたね」的映像にビックリ。
霊視かと思ったら、妄想?お尻をつねられたような感覚を味わいました。



「霊能者だって、恋したいんダモン!」映画だと、単純に受け取っていいのかな???

イーストウッド大先生の、私が理解出来ていない意味がありそうな…




いまいちピンときていないがら、マッドデイモンのエピソードに好きなとこが、たくさんありました。

 「あんな料理教室、通いたいなー」とか


「男の部屋にあがりたい時、あんな台詞(「私達はシェフよ。自分で料理作らなきゃ」)使いたいわー」とか


 
「握手会の時、私もあんなソワソワのにんまり顔してんのかな」等々、話の本筋に関係なく、ニヤニヤしてしまいました。


自分の中でアイドルなら、おじいさん(マッドデイモンが毎日ベッドで愛聴している朗読者)と握手する時でも超ソワソワしちゃうのが、すげーかわいかったし、握手会でのソワソワは万国共通だと安心。

2011年7月23日土曜日

英国王のスピーチ(111分)



国王ジョージ6世の個人的な問題と戦争という歴史的な事件がうまく絡んだ秀作だとは思いましたが、個人的には「ソーシャルネットワーク」のほうが数倍面白かったので、「どうして、こっちが受賞したのかな?」と不思議に思う。


ハッとしたのは、正体が明かされた後の会話直後振り向くと椅子に座っているライオネルのシーン。心からの言葉を吐かせるには、こういうふてぶてしい大胆さが必要かもしれないと感じました。


2011年7月20日水曜日

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(130分)

IMAXシアター・3D吹替版で見てきました。


本も読まず、シリーズ1・2と今作のpart1(part1の感想こちら)しかみていないという不勉強っぷりで、
当然ストーリーは「?」なところが多かったんですが、、、


原作に忠実と思われるリキのはいった画面の丁寧な作りこみに、

「好きな作品がこのクオリティで最後まで映画化されるなんて、

ハリーポッターファンっていうのはどんだけ幸せもんなんだーーー!」
とスゴイ羨ましくなってしまいました。
「ハリーポッターが好きってことは、アイドルでいうとAKBが好きってくらい惜しみなくソレを楽しみつくせるってことなんだな」と、

なんか変なア()コガレが産まれてしまいました。(好きなアイドルで「マジすか学園」やられたら、まじで最高だと思うのです)


ストーリーは、「分霊箱=ハリーポッター説」の結末がちょっとモヤモヤしましたが。。。
ハリー死ななくてよかったのかな・・・


でも、最後がハッピーエンドでよかった。

嫌な気分になる映画は好きですが、長いシリーズをずっと見てバッドエンドっていうのはやはりツライと思うので、ファンの人の気持ちを思ってホッとしました。 
(戦火の中でのキスシーンもうらやましくて、よかったっす)


好きなシーンは、金庫から竜に乗って脱出した3人が崖で服を脱ぐシーン。

カメラアングルが無駄にくるくる廻って3人を捕らえていて、そこの3D無駄使い感が好き。

ロンのお腹が白くてちょっぴりポッコリしてるのもいい。ぷにカワイイ!


あと、髪飾りを探しに行った際にドラコたちに追われたシーンでロンの
ボクのハーマイオニーに何をするんだ~!スカポンタン!!!」 という台詞にふいた。
日本語吹替で見てよかったな。

2011年7月17日日曜日

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(146分)


新作のハスリング(感想コチラ)もすることになったので、前に書いたパート1の感想も一応あげておきます。

宇多丸さんほどではなけど、私もハリーポッターは1と2しか見てなかったので、
まず話の雰囲気の暗さにビックリ。1と2は、「子供向けファンタジー」って感じだったけど
終始暗くて、もはや子供向けっていうトーンではなくなってた。
ファンと一緒に作品も成長したってことかな。(ファンじゃないからよくわかんないけど・・・)


まず、登場人物の多くて全くついていけず、、、
だから、よく知らない登場人物が全員ハリーポッターになっちゃう場面で、なんかストーリーから救済された気分になりました・・・
アクションシーンも派手で、ここのくだりが一番楽しかったし。
 





途中のテント旅行があまりにも長く、退屈。
鑑賞後、「テントのテンポが悪い」と思わず、ベタな韻踏んでつぶやいてしまいましたよ。。。

ハリー・ロン・ハーマイオニーの3人って、三角関係なのかな?
今回だけじゃよくわかんなかったけど、顔色があまりにも悪くてかわいそうなので、個人的にはロンを応援します!




あと、終盤、真冬の寒中水泳をするハリーポッターに、「こいつ、意外と馬鹿???」と好感を持ちました。 単なる天才には感情移入できないから、これくらいのキュートさがあってくれてホッ。

2011年7月15日金曜日

アンダルシア 女神の報復(125分)


前作「アマルフィ」は鑑賞済み、TVシリーズはノーチェックという状態で映画館へ。

前作の「アマルフィ」は天海祐希のとんでもない行動に思わず苦笑しましたが、
今回の「アンダルシア」はよくも悪くも“普通”な映画でした。
「アマルフィ」は「あれ、何だったわけ!?ありえないでしょ!」と誰かと話したい映画とも言えたのですが、今回は「へぇ。」って感じで特に言うことがない。ただ、ただ、退屈でした。

話の中心のサスペンスパートも、各人の動機付けがいまいち腹に落ちなくて、「もーん」とした感じ。
死ぬ男も、立場を考えるとアンダルシアまで詐欺を訴えにくるべきじゃないと思うし、
黒木メイサも、過去の家族の不幸と今の暗黒面は別に関連付けられないし、
伊藤英明は、何を内部告発したのか、そして今は何をプライドに組織にそむくのかが謎だし、
織田雄治は、サミットうまくいかせたかっただけにしては手間かけすぎだし、、、

 
だいたい、この外交官・黒田康作シリーズって、メインのキャラクターに魅力がなくて、何故シリーズ化出来ているか謎。
なんだか知らないけど、眉間にしわを寄せてるキャラクターが多すぎる!




唯一好きなキャラクターは、福山雅治扮する異国の女にモテモテのジャーナリスト。
福山雅治がキザでモテモテっていうのは、なんだか笑ってしまう。
この男のスピンアウト作品なら、コメディ映画として見てもいいな。




 
あと、黒木メイサが織田雄治を押し倒すという「スポーツマンヤマダ」の逆パターンのキスシーンがでてきて笑ってしまった。
黒木メイサが倒れながらキスをする映画は、危険! 
キスでクライム!(言いたかっただけ)

2011年7月9日土曜日

ツーリスト(103分)

イイ評判をきいていなかったので不安だったのですが、わりとストレスなくみれました。

上映時間103分と割と短めだったとこがいいですね。やっぱ1時間半くらいの映画が好きです。

しかし、日本のテレビ映画みたいな空気って、海外映画にもあるだなぁー

この作品に、日本映画「アマルフィ」を連想してしまったのは、きっと私だけではないはず。(ちなみにアマルフィは上映時間125分)


「旅行がてら、映画撮ろうぜ!ジョリ姉とジョニデ並べてベニスで!

それだけで、絵になるっしょ!」という作り手の声がきこえてくるような、、、

 主要キャストが常にさえない顔なのも、ベニスで夜な夜な接待でもあったのかなぁ。



あと、謎だったのは、ジョニデの淫夢。


最後のオチを知った後、「だったら、あんな淫夢見るか???」とそこばっか気になっちゃって。

「お前、そんな淫夢見るほどムラムラしてんなら抱けよ!!!」と。

ジョニデが変態級のドMまたは童貞という設定だったら、まだあの淫夢も納得いくんだけど。

もう既にやれてる女にそんなにムラムラするもんなんすかねぇ。
なんか気になりすぎて、この映画以来、旅行先で淫夢を見るという「ツーリスト淫夢」にあわいアコガレをもってしまいましたYO!(まだ見れていない)

2011年7月3日日曜日

ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える(102分)

公開初日に、映画好き仲間5人で見て来ました。

いつも映画を見る時は、尿意が心配だし・眠くなってしまうので、
お酒は絶対飲まないのですが、今回は映画とのシンクロニシティを高めるため
鑑賞前にサイゼリアでワイン→
上映中にジャックダニエルのコーラ割→
鑑賞後にバーでビール→
そしてしまいにゃ、帰り道に道端で瓶ビール飲んでるお兄さんに声かけられ、
道端でチューハイで酒盛りしちゃいました。
「これは一種の祭りだ!」っていう映画体験が満喫出来て、本当に楽しかった!

 
 
また、私、最近バンコクに社員旅行で行ってまして・・・
タイムリーだったので、<期間限定>オレの映画感があって嬉しかったっす。
特に高層ビルのバーのシーン!あそこで全社員でパーティしたんですよ。(自慢)
 「おっ!あれ、あそこじゃん!」と超ソワソワしました。





肝心の映画自体は、大笑いはさせていただいたものの、 前作と比べるとパワーダウン感が。
ハングオーバー後におこるハチャメチャが期待通りではあるけど、期待を上回らない感じでちょっと残念。
ただ、この映画の肝、エンドロールのアレは、今回のが爆発力があった!
特に嫁の弟のアレがなくなった顛末がマジで馬鹿馬鹿しくて、
「なぜか、とても幸せな気持ちだったんだ」っていう台詞も含めて
「未成年、はんぱねーーー」とおそれいりました。

前作と同じく、「結局、ドラックじゃん!」っていう腑に落ちなさはあるのですが、、、
またこのようなお祭り映画鑑賞をしたいので、どんどん続編を作ってほしい!
そして、是非、今度は完全版で全国公開をっっっ!

2011年7月2日土曜日

2011年上半期 そのほかの14作品

2011年上半期にハスリング目的以外で見た劇場映画14作品の簡単な感想を。

ちなみにハスリングで24作品見てるから、合計38作品鑑賞。
(見逃しハスリングは「歓待」のみ)
このペースだと年間80作品くらいみれるかなー。

 【2011年上半期 そのほかの14作品】(見た順)
モンガに散る
童貞萌え映画。ドラゴンから、「自分語りを信じるな!」という教訓を得る。
エンドロールに爆笑。
ハーブ&ドロシー
好きなモノに対する愛のあらわし方を教えられた。
お金で愛をしめすのも大事!
ハーモニー
「泣ける」=「抜ける」ってことで、個人的にはポルノ映画。
事実にもとづいたってうたってるわりにフィクションラインがずさんで嫌。
抜いたからって好きってわけじゃないんだからね!
アンストッパブル
「アンストッパブル見て、興味持って来たんですー」とフーターズギャルに言っても、
あんまり食いつきよくないので注意!
グリーンホーネット
あれれ、、、「安藤の立ち姿、美しい!」っていう印象しか残ってないぞ。
これ、シリーズ化すんのかなぁ
MAD探偵
「フカヒレ、蒸し鶏、鶏の姿揚げ、、、それとごはん」のヘビーローテーション!
別人格がない人にはなんで耳あげるのかな。分かる方教えてください。
幸せの始まりは
自己啓発コメントを書いた付箋を部屋の壁の貼る女、、、なんか あ~ちゃん を思ったよ。
リース・ウィザースプーンの眉間のしわがスゴイ。リース、顔の力を抜こうぜ!
悪魔を見た
嫌な気分になれて、好き!大好き!
趣味友って、やっぱいいよね。分からないことだらけ、でも安心できるのー。
キックアス
期待が高すぎて、ちょっと肩透かし。
キックアスがかっこよすぎるだよなぁ。ヒットガールのコスプレしたい。
アンチクライスト
リアル・森ガールのおそろしさ!おまたが痛い!
「森にいくつもりじゃなかった」映画。
ザ・ファイター
出戻り女の吹きだまり、、、あの家、女の私から見てもイヤだ。
「文句を言うなら、200ドル返せっ!」という母親の台詞の見る
家族間のお金で生まれる上下関係コワイ。
ブンミおじさんの森
こちらも「森にいくつもりじゃなかった」映画
「ずいぶん、毛が濃くなったな」の台詞に見る東洋的許容力を、
「アンチクライスト」の旦那さんも学ぼう!
コリンーLOVE OF THE DEAD
単調なゾンビ映画。6000円はどこに使ったのかな???やりくりの謎が知りたいよ。
やっぱり、私はショッピングモールが出てくるゾンビ映画が好きなことに気付いた。
キラー・インサイド・ミー
似たようなおっさんがいっぱいで、サスペンスパートが理解出来ず…。
とりあえず、シャワーも浴びずにダブルヘッダーで女を抱くと2人目には浮気がバレるので注意!

2011年7月1日金曜日

SUPER 8(112分)

映画愛に溢れていて素晴らしかった!
これほどまでに「映画」であることを誇り・それを生かした作品は、いままでみたことがない!
絶対映画館で見るべき!家で見ても、その面白さは10分の1もないと思う。

撮影シーンでたびたびあらわれるブルーの十字の光によるフィルム感、映写機を思わせる終盤の1点の光、そしてエンドロールのおまけ、「映画」でしか感じさせることが出来ないものを感じさせてくれて、「あー、映画を見る側の人間でよかった!」ととても幸福な気持ちに。

また、わきを固めるキャラクターが超キュートで、細かいところにも目が離せない。
特にデブと矯正の2人が最高!

デブの金言には、胸をうたれた。
「あ、このサンドうまい!」
「問題は、そこじゃないんだよ!お前ら両想いだろ!」
「おれなんて、デブだし。背は伸びてるけど。」
あいつ、よくアリスをくどけたなーと感心。

矯正は、爆弾へのぶれなさがいい。あいつのその後を見るためだけに、15年後のカットがほしいくらいのあぶなさがあってよかった。

映画のTVCMで、視聴後の男性が「「E.T」+「スタンドバイミー」」とうたってますが、この2作品だけでなく過去の名作映画がどんどん思いうかぶのでは?
(私は、昨年の「リトルランボーズ」と「第9地区」が思い浮かびました。)
そういう意味でも、映画愛に溢れる作品と言っていいと思います。
他の人がどんな作品を思い浮かべたか気になるので、次の「シネマテーブル」(次回課題作品「SUPER 8」)で、みんなにきいてみよーっと。