監督:
真利子哲也
「ももいろクローバー」がスクリーンでどう料理されるのか興味があってみてきました。
映画本体としては、「うーん」って感じでした。
前半は、とにかく国道脇を歩く男の後姿を追う映像ばかりで。
強盗犯の空しい逃走を追う絵なのでしょうが、、、しつこく同じ展開を繰り返すのがあまり好きになれませんでした。
で、後半で、ももいろクローバーが本人役でてくるわけですが、「まぁそういう対比で使いたいんだろうな」っていう予想通りの使われ方で驚きがあまりありませんでした。
つい最近、地方を描いた傑作「サウダーヂ」を見たばかりだったせいもあるのでしょうが、全体的にかなり物足りなかったです。
で、映画とは離れてももいろクローバーの話を。
この映画では「ピンキージョーンズ」と「ミライボール」の間の「ももいろクローバー」の未公開映像が見れるのですが、それを見て「やっぱり、早見あかりがいるももいろクローバーはいい!」と思ってしまいました。
大きい画面で「行くぜっ!怪盗少女」の早見あかりパート「狙った獲物は逃がさない そう神出鬼没の大泥棒」を見て、低音ボイスとなんともいえぬ異物感にあらためてゾクッときました。
ももいろクローバーZは現在でも他と比べ多様性に富むアイドルと思うのですが、早見あかりの存在で多様性が広がるとともに「これ、みていいのかな?」というドキドキ感をこちらに与えてくれていたなぁと思い出しました。
ちなみに、この映画のタイトル:NINIFUNI(ににふに)とは、2つであって2つではないことを意味する仏教の言葉。
脱退した早見あかりとももいろクローバーZも2つであって2つではない存在といえるかもしれません。
ちなみに、この映画のタイトル:NINIFUNI(ににふに)とは、2つであって2つではないことを意味する仏教の言葉。
脱退した早見あかりとももいろクローバーZも2つであって2つではない存在といえるかもしれません。
あ、映画館で、高城れにサイン入りパンフ争奪じゃんけん大会があったのですが、スタッフの方が「たかしろさん」と誤って発音していたのを見て、「ももいろクローバーZもまだまだとのびしろあるな!」と感じました。(ちなみに私はジャンケン1回戦で敗退)