2012年4月6日金曜日

STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス 3D(136分)


原題:Star Wars: Episode I - The Phantom Menace 3D
監督:ジョージ・ルーカス

スターウォーズバージンだった私ですが、シネマハスラーきっかけで3Dにてロストバージン出来ました。
しかも、今作を見る3日前に「ピープルVSジョージルーカス」を見るという、やたら耳年増の生娘状態で鑑賞するレアな体験を味わいました。

「エピソード1から見れるから、よく筋書きが理解出来そうだな~」と期待してたんですが、実際はコレだけではぜんぜん分かりませんでした。文字&台詞説明も多くてビックリ。あと、場面の切り替え演出の独特な感じにもビックリしました。
というか、全体的に話のテンポが悪くてたるい。。。もっと爽快感のあるSFアクションだと思ってたのですが、想像していた映画とかなり違っていました。スターウォーズって、どっちかというとファンタジー映画なんですね。

「ピープルVSジョージルーカス」で大きくとりあげられていた、ジャージャービングスやミディ=クロリアン数値には、「おぉ!これか!」と思わず注目してしまいました。
たしかに16年間も新作を待ったファンには、旧シリーズにはない空気感のこのキャラクター&設定はうけいれがたそう。。。特に、ミディ=クロリアン数値は、ファンからフォースの神秘を奪い失望させたことが想像出来ました。
私も自分が大切にしている15年前のアニメ作品「少女革命ウテナ」に新シリーズが出来たとして、「デュエリストの条件が実は血に含まれてるある指数で決まってた」とかいう新設定が現れたら、きっと怒り狂うだろうな。。。

で、3D映像についてですが、3D映えしそうなレースや宇宙船シーンはクローズの画面が多くてあんまり迫力がなかったです。あえて言えば、ライトセーバーの戦闘シーンが3D映えしてたかな・・・でも、わざわざ3D化するほどでは・・・という感じ。
これからどんどん生まれてくるであろう「旧作品の3D化」についてちょっと考えてみたんですが、「元々のファンが再び大きいスクリーンで好きな作品を見られる」ことが一番大きな意義のように感じました。新規のファンは、3D化まで検討されるほどのその時代と寝たヒット映画を、今スクリーンで見てもなかなかピンとこないような。 でも、「タイタニック 3D」はちょっと見てみたかったりするw