2012年9月12日水曜日

グッバイ・マイ・ファーストラヴ(110分)


原題:Un amour de jeunesse
監督:ミア・ハンセン=ラヴ
初恋の彼と再会してみても
やっぱり昔と同じ結末

あいち国際女性映画祭で見てきました。上映後に「女性学生、恋愛と結婚を語る!なう」という女子大生5名に映画の感想やら恋愛観などを語らせるトークイベントがあり、それも一緒に見てきました。女子大生のうちひとりがものすごく恋愛に冷めててそれが面白かった。「恋愛って、めんどくさくないですか?」「お金もかかるし」とか、現役女子大生の発言だと思うとなかなか味わい深かったです。
映画自体は、大人向け少女漫画みたいな話でした。初恋の彼に、彼の長期旅行を機に手紙で振られて、主人公:カミーユは自殺未遂するほどに落ち込む。でも、バイトや建築の勉強に打ち込み約4年かけて立ち直り、立ち直りかけた時に親の歳ほど離れた学校の先生と恋仲に。しかし、ひさしぶりに再会した初恋の相手と再び恋におちていく。
初恋の相手には超依存恋愛&重たい女だった主人公が、年上の男と付き合うことでどんどん成長していく姿が頼もしかった。西原理恵子先生の持論「出来る男がいたら、寝とけ!」ってのを思い出しました。この映画での彼女の成長っぷりをみると、「ピロートークで、仕事のできる男からコツを盗む」という先生の理論はあながち嘘ではなさそう。