監督:大林宣彦
アイドルはボクだ
2012年ベスト映画が大林宣彦監督「この空の花」で、かつ女子アイドル好きな私にとって、まさかの俺得PV「So long !」。
今年のAKBの卒業ソング大林宣彦監督が撮るとはきいていたけど、AKBがキャストで「この空の花」の続編をやるとは、、、こんなのまったく予想してなかった!好きなものがふえるのって、それだけ驚きもたくさんあって楽しいですね。
AKBのメンバーたちが地元の学生として映画「この空の花」にエキストラとして出演したという設定なのですが、福島県南相馬から被災してきた転校生
未来演じる松井珠理菜がひときわ輝いてて、ファンとしてほこらしかったです。
エンディングでひとりひとり自己紹介するシーンで「南相馬にも来てくれました!嬉しかったよ、松井珠理奈です!」と現実と虚構のはざまの存在のまま、教室に飛び込んでくる珠理奈ちゃんが個人的なクライマックスでした。
大林宣彦監督といえば「時をかける少女」で、尾道の街のさまざまなシーンで原田知世に主題歌を歌わせ、映画の物語を越えて少女の魅力をいっぱいに伝えたエンドロールが有名ですが、このPVもエンドロールにてあるアイドルの魅力が爆裂します。そう、それは大林宣彦監督自身!
エンドロールでのほんわかナレーションやちらっと映るメイキングで水着の渡辺麻友・松井珠理奈にハグするとことか、見習うべき老人力と監督のアイドル性が炸裂しています。なんたる、かわゆす!これは、まさしく正しいアイドル映画といえるでしょう。