2014年9月20日土曜日

TOKYO TRIBE(116分)

監督:園子温
パパは力で、ママは美香

友人が開催した「TOKYO TRIBE」オフ会に参加するために、あわてて見に行きました。
なかなか映画を見に行けず、無理やり見に行ったのは、オフ会前日Perfumeぐるんぐるんツアー名古屋ガイシホール2日目終り。ライブが始まる前はめちゃくちゃ天気がよかったのに、ライブが終わったら外は大雨で、そのなかを傘もささずに映画館へ。さながら、さんぴんキャンプのヘッズみたいな気分になっていました。
雨で全身濡れ切ってしまっていたので、靴のみならず靴下も脱いで映画鑑賞。隣接する席の方に申し訳ない気持ちになっていたのですが・・・開演ギリギリにはいってきた右隣の男性二人組が、映画開始後も携帯切らない奴らで。いつもなら、がんばって注意するのですが、べしょ濡れの自分も存分にマナー違反だし、なんか怖そうな雰囲気だったので、そのままスルーしてしまいました。しかし、映画鑑賞中も気になってあんまり映画に集中出来なかった。。。そして、ンコイ様の部屋がはじめて出てきたシーンで、隣から怪しい光が。と思ったら、やつらフラッシュたいてスマホで写真撮ってる!映画泥棒的な行為うんぬんよりも、「写真に撮りたいシーン、そこなのかよ!」という彼らの趣向が気になってへんな気持ちになりました。たしかに、ンコイ様の部屋はキマっていましたが。いろんな意味で気が散りましたが、ちょっと笑えました。
あと、雨と映画で、Perfumeライブの余韻が吹っ飛んでしまったので、よいライブの後に映画に行くのはまったくおすすめできないと思いました。やはり、ライブを見た後は、一緒にライブを見た友達と感想戦するか、家に帰って早く寝て夢の中で余韻にひたるのがおすすめです。
このようにあまり集中できないコンディションでの鑑賞でしたが、そんな中印象に残ったのはキャスティングの素晴らしさ。特に、ブッパファミリーの竹内力、窪塚洋介、叶美香、中川翔子の異物感こみでのなんともいえない存在感のケミストリーは圧倒されました。あれ以上の組み合わせを考えるのは難しい。叶美香さんのまんがみたいなおっぱいが揉まれる姿にドキドキしました。中川翔子さんのポンコツ感もよかった。
あと、オフ会で話していても好みが分かれた染谷くんのラップですが、私はおさえたフローに死んだ目がすごい好きでした。ラップって、ラップそのもののうまさもあるけど、その人の個性もすごい重要な要素なんだなと今回の映画で感じました。