2014年11月14日金曜日

サボタージュ(109分)

監督:デビッド・エアー
原題:Sabotage
野菜を切ったり、人を殺したり

ムービーウォッチメンの課題作品、近場で公開される限りかかさず見ているのですが、直近2作品が「イコライザー」「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」と同系統の映画が続いたので、「そろそろ違うタイプの映画がみたいな~」と思っていました。が、今週も「サボタージュ」と、再びハードボイルド・アクション(っていうジャンルでいいのかな)で、思いがけず男祭りなラインナップ。「サボタージュ」面白かったけど、同系統の映画を連続で見たことで「このジャンルは私のど直球ではないな」と悟りました。2ヶ月に1本くらいがちょうどいいかな。
「サボタージュ」、葉巻を吸うシュワちゃんがとにかくかっこいいし、バライティに富んだ殺し方が見られるし、女刑事と黒人刑事のやり取りがかわいいし、と描写が楽しくていいんだけど、映画終わった後に話を振り返ると「え、じゃあ、あれも、あれも、シュワちゃんがやってことか~。としても、それ辻褄あうのかな・・・?」と脚本がちょっと甘いように感じました。つーか、そういう辻褄がバチっとあえば、この映画めっちゃ傑作になっていた気がします。(天井磔殺人、一体どうやってやったんだろう。あれ、一人でやるのたいへんそう。)
女刑事に「キミも人生、楽しんでるんだろ」「肌で分かる」とか口説きなのかなんなのかキザなセリフを吐いたり、自らハニートラップをしかけたり、セロリを包丁で切ったり、最後には無双っぷりを見せたり、とにかく色んなシュワちゃんが見れて楽しかったです。特に、セロリを切るシュワちゃん、かわいかったなぁ。(はっ、これが、ギャップ萌ってやつか!?)