「あんた誰?」と思った時、「お前誰だよ!」と思われてる
原題:Star Wars: The Force Awakens
上映時間:136分
パンフレット:1,000円(★★★★☆:ノーマル版。およそ14ページにわたり写真付きで映画のあらすじが書いてあり、内容を振り返りやすい。旧シリーズのあらすじと当時の観客の反応も書いてあってためになる)
スターウォーズに関しては、3年前に3D化して再上映された「STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス」とジョージ・ルーカス監督とスターウォーズファンを描いた「ピープルVSジョージ・ルーカス」しか見てませんでした。が、ムービーウォッチメンの課題作品になったので公開初日に見てきました。いまさら中途半端に予習するよりも、持ってる知識だけで見たほうがいいかなと思って、ノーガード戦法で鑑賞してきました。最速上映の1時間10分後の19時40分からの2D字幕版で鑑賞したんですが、映画館は満席で外国人の方も多く、お祭りの空気感が味わえて楽しかったです。自分が予習不十分なので楽しみきれませんでしたが、旧シリーズを見たくなる程度には楽しかったです。往年のファンにとっては感涙ものなんだろうなと思いました。上映後には拍手も起きていました。
映画館で一番沸いたのは「Chewie....We're Home.」という台詞とともにハン・ソロ演じるハリソン・フォードが登場するシーン。感嘆をもらすだけでなく、拍手するお客さんもいました。エピソード6の30年後の世界を描いている今作では、ハリソン・フォードのように旧シリーズのキャストがそのまま続投されていて、その登場シーンにお客さんが「おぉ!」ってなってたんですが、私はエピソード4~6は全く見ていないので「おばあちゃん?」「おじいちゃん?」「あんた誰?」という言葉が頭をよぎりました。(つーか、私、途中までハリソン・フォードのことルーク・スカイウォーカーだと勘違いしてました)しかし、スターウォーズの世界にとっては、私こそ「お前こそ誰だよ!」っていう感じなんだろうな。結婚して初めて相手家族の親戚の集まりに行った時とか、こういう気分になるんだろうな。相手に覚えがない時には自分が知られていないと思ったほうがいいなと謎の反省をしました。
ヒロインのレイは無名の人からキャスティングしたということですが、勇敢さと繊細さを兼ね備えた面持ちでよくもこんなイイコを探せるもんだな~とプロのお仕事に関心しました。フィンに手を握られて本気で嫌がってたレイが、だんだんと彼に心を許していくのが、ベタな演出だけど見てて楽しかったです。フィンは殺すのが嫌でストームトルーパーを脱走したのかと思いきや、脱走後は元仲間のストームトルーパーをがんがん殺すところが「そこに葛藤はないのか!」とちょっとつっこみたくなりました。あと、BB-8の丸だけで構成されるフォルムがめっちゃかわいかった。人間的なわけではないのに、あたたかみがあるロボットデザインが魅力的だな~と思いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿