先に映画を見た友達が「ももクロ知らない人が「ももクロCHAN」見るような感じ」と言っていたのですが、まさにそのとおり!
ももクロならともかく、さして興味がない女のコたちのキャイキャイには心がはいっていけず、110分の上映時間が体感では3時間以上に感じました。
「卒業旅行」と「後輩・あずにゃんへの曲のプレゼント」を軸として話がすすむのですが、軸があるわりに特に何も起こらない不思議な映画でした。
事件化しそうな複線らしきものがまかれたと思いきや、それが特に後につながらず何も起きない。
「バンド解散!?→いや、ごっこ遊びだから!」「ロンドン旅行NG?→電話1本で親許可OK!(5人とも)」「飛行機で預けた荷物なくなった!?→あ、隅にあった!」「ホテル取れてない!?→チェーンの別ホテルに来ちゃってた!」「飛行機乗り遅れて、帰れない!?→全然、大丈夫だし!」と何かおきても1分後には解決されちゃってる。
唯一、解決されなかったことは「寿司が食べられなかった」ことくらい。
なんか、エピソードの無駄な投げっぷりに今年見た「ワラライフ!!」を思い出しました。
そういえば、タイトルもどことなく似てる・・・
でも、「このコたちは、成長するような事件に遭遇することなくずーっとこのまんまなんだよっ!」とその後の世界を映画館に来てくれたファンと約束しているように感じ、「けいおん!」の場合これが正解なのかもしれないなと思いました。
だって、私にも、大学生になったって、社会人になったって、おぼこいままアフタヌーンティをする5人の姿が浮かびましたもん。
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