2011年12月1日木曜日

怪物くん(103分)

「チェホンマンがフランケンに」というガチっぷりに惹かれ、ドラマシリーズの「怪物くん」実は何気に全部見ていました。
大野くんの荒井注のような独特の怪物くんキャラもよかったですし、お約束の「○○、最高!」っていうオチも結構好きでした。
ので、「これは、もしかすると、、、」と期待して映画館に行ったのですが、、、
残念ながら、ガッカリな結果に。

3Dで見たのですが、とにかく画面が暗くてまず不快。
目が疲れて、時折メガネをはずしたのですが、 
3Dメガネで視界を暗くしてしょぼさをごまかしてるんじゃねーか!?」 
と疑惑がわいてくる画面のスカスカ感。
いや、絵がしょぼいのはまぁいいです。とりあえず、3D化で観客をつらくさせるのはやめて!

そして、内容ですが、これもダメ。
つっこみどころは多々あると思うのですが、最も嫌だったのが「デモキンとデモリーナが全然機能していない」こと。
映画版の悪役:岩石男の協力者として、TVシリーズからの重要キャラTOKIO松岡扮するデモキンが設定されているのですが、岩石男がデモキンとつるむメリットが結局1個もない。
肝心なところで、デモキンが岩石男に力を貸さなかった意味も分からないし。あそこで力を貸していたら、デモリーナが消滅することもなかったろうに。。。
「お前だけは許さない!」と叫びつつ、とどめをささずに知らぬ間にいなくなるデモキンの行動も理解不能。この2人がでなければ、もっと話もシンプルでわかりやすい気がしてならない。
元々出る予定ではなかったデモキン・デモリーナをムリヤリ話にぶっこんだようにしか思えず、脚本に大人の事情を感じてしまいました。

興味深かったのは、「人間界の怪物くんを特大映像で見守る怪物ランドの大王&民衆」の姿。
人間界に降りた跡継ぎの姿をあそこまで隠し立てすることなく、民の前にさらすとはっ!
怪物ランドって超・独裁政治の国かと思ってましたが、王制とはいえど、超民主主義の国なんすね。

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