2012年7月2日月曜日

ベルフラワー(106分)

原題:BELLFLOWER
監督:エヴァン・グローデル
いつまでも心の中にぼんくらを
仕事?恋人?そんなのイラネ

「マッドマックス」見たことないけど、「一度リア充に堕ちたぼんくらのとんでも復讐劇」というプロットが気になって見てきました。 

「女に振られたら、どうする?」「ヒューマンガス様よろしく、すべてを火炎放射器で焼き尽くす!」「ふぁーーー、クールゥゥゥ!」っていう楽しい話。コレは、イカレぼんくら男子の「【500日】のサマー」ですね、ハイ。
監督・脚本・製作・編集・主演全てエヴァン・グローデルで、しかも彼は長編映画初作品っていうんだから、これはコイツの世界そのものなんだと思います。ヤバイ!でも、なんかカッコイイ!よくデキテル!
物語に出てくる人が誰一人として、仕事をしていないという思い切った設定。映画中、唯一お金を儲けるのがコオロギ早食いバトルのみ。裕福そうにはみえないものの、誰もお金に困っているようには見えないところがまたスゴイ。すさんでるけど、それはお金がないじゃない。理由をあげるなら、彼らの様子がオカシイせい。。。


セカンド扱いだったコートニーがめっちゃかわいかった。おっぱいもチラリと見えるし。落ち込んだ時、あんなカワイイコにハグしてもらえて主人公がうらやましい私も落ち込んだ時は、どさくさに紛れて「抱きしめてもらってもいい?」と聞いてみよう。
あと、「なるほどなーっ」と思ったのは、「雑魚寝の最中で友達がSEXおっぱじめた時、どのタイミングで起きるか」問題。情事が終わって、ひと通りピロートークがすんだタイミングで「ふぁー、よく寝た!」と起きるのが正解。そして、キッチンで朝食の準備をし、ベーコンとビールをふるまう。それがイイ友達というモノなのですね。
あ、シアターN渋谷では「ベルフラワー初日ビール飲み放題」っていう映画館企画があったみたいです。「ベーコンはご持参下さい 」という注意書きがまた素敵。