その光は、絶望
上映時間:87分
監督:塚本晋也
パンフレット:購入し忘れ。
お盆休みの暇な日がちょうどレディースデーだったので、お盆に見るのにぴったりだと思って見にいきました。同じような思いだった方が多かったのか、映画館は立ち見が出る盛況っぷりで開演前にチケット売り切れになっていました。その時期にあった映画を見てより深く物事への思いを馳せるのはとてもいい過ごし方だと思っているので、同じような人がたくさんいてうれしかったです。(ちなみに、隣に席の人が偶然にも知り合いでした)
戦場では「ただ生きる」ことがどれほど難しいのか、そして「ただ生きる」ために味方同士であっても食料の奪い合いやひいては人間を食べるという通常は考えられない非人道行為をしてしまうということがあらためて実感を持って感じられる映画でした。
特に印象に残っているのは、偶然あった伍長とともに行動するようになった主人公:田村一等兵が暗くなるのを待って峠を超えるシーン。夜になって峠越えしている最中に敵によりライトに照らしだされ、一隊ほぼ皆殺しになってしまう。その照らし出されたライトの明るさに、死という絶望を感じさせられました。
あと、この日特に眠かったわけでもなかったんですが、なぜか鑑賞中うとうとしてしまいました。夜のシーンや暗い画面が多かったせいでしょうか。俳優さんも、顔を黒く塗っていたし...ハードな場面も多かったのに、集中力を欠いてしまったことが悔やまれます。
あと、この日特に眠かったわけでもなかったんですが、なぜか鑑賞中うとうとしてしまいました。夜のシーンや暗い画面が多かったせいでしょうか。俳優さんも、顔を黒く塗っていたし...ハードな場面も多かったのに、集中力を欠いてしまったことが悔やまれます。