やっぱり、ホステルが好き
「特に話すことないけど、どうしよう」というのが鑑賞直後の感想です。よく出来た映画だと思うし、楽しくみれたのですが、特に文句がないだけに話すことがない。。。
「シネマテーブルでは人の話を聞いとくか」と思ってたら、ムービーウォッチメンの課題映画にもなってしまって、いま書くことをしぼりだしながら文章を書いています。
「すごい好き!」「2回見に行った!」という熱量の高いシネマテーブル参加者の話をきいて、「よく出来ているのは理解できるんだけど、なんかコレには気持ちが乗らないんだよな~」となんともいえない気分になりました。うまくいえませんが、私が映画に求めているモノはウェスアンダーソン的なウェルメードなモノではないようです。同じホテル映画なら、「ホステル」が好きです。
「何度もみたい」「静止画でもみたい」という他人の意見を聞いていて、カフェとかで無音でかかってたら絵になる映画だろうなと思いました。カフェ映画というと私の苦手な荻上直子監督が思い浮かびましたが、あれは価値観を押し付けられるファシズム的カフェ映画だけどコレはそうではないからよいです。とはいえ、人の自由を迫害するものを断固拒否するメッセージも読み取れる。あと、おしゃれな空気感が映画全体の疾走感で鼻につかないところもすごいと思います。やっぱり、よく出来てる。けど、のれないんだよなぁ。