監督:ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン
原題:Inside Llewyn Davis
コンドーム2枚付けって、難しそうだよね
タマフルのスペシャルウィーク企画:ムービーウォッチメンズにて、しまおまほさんの課題作品になったということで急遽見てきました。映画を見た日は、午前中に「ポリス・ストーリー レジェンド」を見て、その後映画館をかえてこの作品を見るというスペシャルウィークに対応した日曜日となりました。
フォークのライブを終えたあと、ライブハウス裏に呼びだされて、じいさんにぶちのめされるという冒頭のエピソード。終盤でも、ライブ後裏に呼び出されて、じいさんにぶちのめされるというシーンがあるので、「ポリス・ストーリー レジェンド」と同じく「この話も時系列逆転だったのか!?」と思いきや、冒頭ではじいさんは自らのライブで主人公に野次られたのを怒っていて、終盤では嫁のライブで野次られたのを怒っていたという衝撃。映画を通して色々とあったのに、主人公の成長感を感じさせないようなこの演出が意外でした。
主人公はいろんな人の家に泊めさせてもらって生活しているのですが、よく泊めさせてもらってる身体の関係もある女友達が妊娠して、彼女に避妊の下手さをなじられるのがいままで見たことのない感じでした。避妊失敗を女になじられるのって、意外と映画でみかけないシーンかも。ちなみに劇中「コンドーム、2重付けにしろ!」とか言ってるけど、保険体育で習った情報によるとコンドーム2重付けは避妊の失敗につながるらしいから注意だよ!
猫を逃がす、猫を預かる、猫を預ける、猫に飲ます、猫をまた逃がす、猫を捕まえる、猫を間違える、猫を見捨てる、猫をひくと、自分の飼い猫ではない猫との触れ合い描写が豊富なので、猫好きの方にはこの映画見所たっぷりかもしれません。私は猫アレルギーなので、そんなに食いつけませんでしたが。