2013年12月21日土曜日

47RONIN(121分)

監督:カール・リンシュ
へぇ~、アイツも英語しゃべれるんだ

映画館でキアヌのどアップのポスターは見かけていましたが、予告編を見てなかったので、前情報なくビックリすることができました。なんといっても、まず日本人の俳優同士が英語で演技してて、驚き。案外、みなさん英語しゃべれるんですね。柴崎コウとか意外な人が英語で演じるのを見て、私も来年はまた英語の勉強をやろうかなとか映画にあまり関係ないことが、頭をよぎりました。英語で話してても、日本語名の発音は日本語発音で、その違和感がなんか面白かったです。 
忠臣蔵をこう料理したかという驚きを十分楽しめたのですが、ちょっと話が長くてだるかったのが残念でした。武器を調達するエピソードとか、菊池凛子の色仕掛けの罠にはまるエピソードとかもっと短縮して100分くらいの映画にしてほしかったな。
モノノケ菊池凛子、かわいいし気持ち悪いし予想以上にはまってたのですが、せっかくレズっぽいからみがあったので、相手役を柴崎コウじゃなくてもっと気の弱そうな娘にしてほしかったです。あと、最後に凛子が龍になって戦うのではなく、凛子のまま刀と髪の毛とかで戦ってほしかったです。唐突に龍が出てくるのには、「テンペスト3D」を思い出してしまいました。
浅野忠信演じる吉良も、柴崎コウを「美しい側室ですな!」と発言し娘だと知り肩をすくめたり、婚儀の余興に浮かれたりとけっこう可愛げがあって好きでした。