監督:ダン・オバノン
原題:The Return of the Living Dead
君の名はボクの国ではバタリアン
愛してるけど脳みそはダメ
カナザワ映画祭4本目として見てきました。私の中ではカナザワで最後の映画。今回はじめてみました。
バタリアンのゾンビは、電話をかけたり会話できたり知性があって、独特の味わいがありました。恋人だったゾンビが「愛してるなら脳みそ喰わせろ」とか、なかなか深い言葉を吐きます。「愛してるなら・・・」に続く、これ以上強力なパンチラインはなかなか思いつきません。
この映画何が好きって、オープニングが好き!地下室に永年保管していたタールマン入りの樽が出てきて、「あー、コレがどうにかこうにかなって開いちゃうんだろうな」と物語の順序を憶測していたら、先輩社員フランク「軍の作った樽だから大丈夫だよ!」大胆にキックをし、即座にガスがジャーーーともれてバーンとオープン!ちんたらした“どうにかこうにか”など、いっさいなし!思い切りのいいスタートにしびれます。最高!
そして、最後はこちらもニューヨークエンディング!ゾンビが増えまくって、「いったい、どう終わる!?」と思ってたら、社長が樽に書いてあった軍の番号に電話し、その連絡で即座に原爆が落とされ終了。イヤボーンの法則ならぬ、ボーンエンドの法則!ボーン
アイデンティティ!カナザワ映画祭で見た映画4本のうち、3本がニューヨークエンディングで感動をおぼえましたYO!