2012年11月4日日曜日

アルゴ(120分)

監督:ベン・アフレック
原題:Argo

「イーストウッドがかかっていた面白い映画しか撮れない病気が、ベン・アフレックにも伝染っている」といったつぶやきをツイッターでみかけ、気になって見てきました。実際、おもしろかった!その病気、完全に伝染ってる!

内容をほとんど知らない状態で見たので、まず実話ベースだったことにビックリ。架空のSF映画をでっち上げて、CIAがイランから人を救出するという驚きの話。こんな事実があったとは。。。人の命を守るために、自分の命をかけ、バカバカしいことをやるという勇気ある行動。心をうたれました。実話性を強化するエンドロールもよかった。役者さんの再現度が確認出来、エンドロールでより映画の中に引き込まれました。

正義とか正しさについてはジャッジしていないストーリーテリングにも、ベン・アフレックのこれからの監督作への期待が高まりました。

あと、作戦に協力する特殊メイクアーティストと映画プロデューサーの感じに、素敵な大人の所作が学びました。”Argo,fuck yourself !”で通じ合うあーゆー軽い感じの人が、肝心なところで口が固いのが最高。信用出来る大人とは、締めるべきところはきっちり締めているものなのですね。私も見習います!